ハイ!ど〜も、バンディーです!!
今回紹介する作品は安萬純一のミステリー小説【ボディ・メッセージ】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!
鮎川哲也賞を受賞した作品です!
バンディーは鮎川哲也賞を受賞した作品読むのが好きなので今作も楽しみにしてました!
トリックに驚かされました

- 作品名:【ボディ・メッセージ 被砥功児の事件簿】以下【ボディ・メッセージ】
- 作者:安萬純一
- 発売日:2013年12月13日(文庫本)
- 発行所:東京創元社
あらすじ
探偵二人にある家で一晩泊まってほしいという、簡単だが奇妙な依頼。指示された家に向かったスタンリーとケンウッドに家人は何も説明せず、二人は酒を飲んで寝てしまう。未明に大きな物音で目覚めた二人が目にしたのは、凄惨な殺人現場だった。罠なのか? 警察を連れて現場に戻ると、死体が消失していた!?
引用:東京創元社
海外が舞台
今回紹介している【ボディ・メッセージ】日本の作家安萬純一が海外を舞台にしたミステリー作品を書いています。
登場人物も場所も海外で普段日本の小説しか読んでない方は読みにくいかも知れません、ただ海外の作家さんが書いてる作品よりは読みやすいのはまだ救いですね〜!
探偵役で登場人物の中で唯一の日本人か被砥功児です、けど名前の読み方が『ぴーと・こうじ』なので日本人か外国人か分かりませんね(笑)
土地や登場人物の名前が日本の作品に比べるとすぐにイメージしにくいですが、最初は苦労しますがいずれ慣れてきます。
凄惨な事件
今回紹介している【ボディ・メッセージ】は探偵社から2人の人物が依頼人から頼まれて、指示された家に一晩泊まって欲しいというものでした。
普通に考えたら奇妙な依頼で、わざわざ探偵社に依頼する内容では無いですよね!?
バンディーの読みが当たった通り泊まってた家で事件起きます、4人もの人物が首と片腕を切断された状態で惨殺されてるのでした。
辺りは血の海で凄惨な事件で遭遇した探偵2人も詳しく調べる事なく一旦現場を離れるのですが、戻ってくるとあり得ない出来事に遭遇します・・・。
警察を引き連れて先ほどまで凄惨な現場だった場所に戻ると死体は消失して、血の海だった床も綺麗にされていました。
物語の掴みとしては良いですね〜!かなり先が気になります!
トリックが・・・
今作【ボディ・メッセージ】は消失した首と片腕が切断された4人の遺体が印象的ですが、調べていく内に真相が明かされていきます。
過去のある出来事と他にも失踪している何組かの兄弟達がおり何かあるな〜!と予想しました。
過去を振り返るパートがあり明らかに今回の事件んに繋がるはずなので、期待しながら読んでいきました。
物語終盤が明かされますが、まさかそんな真相とは思わずかなり驚きました!!
これはかなり賛否両論ありそうだし、バンディー的にはこのトリックの使い方はありなのか!?と考えました、確かにインパクトはあるが。
それまでは平坦だったのでトリックに驚かなければ印象に残らない作品だったかも知れません・・・。
真犯人にはあまり驚けなかったし、なんなら探偵役は被砥功児で無かっても良かったのではないか!?と感じてしまいました・・・。
【ボディ・メッセージ】
バンディー的オススメ度
★★★☆☆☆☆☆☆☆
