ハイ!ど~も、バンディーです!!
今回紹介している作品は小川哲のクイズ小説【君のクイズ】ネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!
SNSで話題沸騰!って公式にも書いてますし、何かと目にする事が多い今作ですが、今回は辛口な感想になる予感・・・!?
話題作だから面白いとは限らない!?
概要
- 作品名:【君のクイズ】
- 作者:小川哲
- 発売日:2022年10月7日(単行本)
- 発行元:朝日新聞出版
あらすじ
生放送のTV番組『Q-1グランプリ』決勝戦に出場したクイズプレーヤーの三島玲央は、対戦相手・本庄絆が、まだ一文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たすという不可解な事態をいぶかしむ。いったい彼はなぜ、正答できたのか? 真相を解明しようと彼について調べ、決勝戦を1問ずつ振り返る三島はやがて、自らの記憶も掘り起こしていくことになり――。
引用:朝日新聞出版
クイズ小説というジャンル!?
今作【君のクイズ】はジャンル的にはクイズ小説でそこにほんの少しミステリー要素がある認識で、どちらかと言えばエンターテイメント小説っていうカテゴリーが近い気がしますね~!!
近年はテレビでよくクイズ番組を見かけますしテレビ局側も何かと製作費?が安い?等都合がいい部分があったり、視聴者も自分自身が体験できるので何かと便利なんでしょうね~。
個人的な感想になりますが、バンディーは全くクイズ番組観ないし面白いとは感じないのであまり今作【君のクイズ】を読んでも何の感情も沸きませんでした・・・。
ミステリー作品だと思わないこと!
今回紹介した【君のクイズ】は何かと話題になりバンディーも好きな作家伊坂幸太郎も帯に推薦コメントを書いてたので安心しきっていましたがすっかり騙されました!
今作【君のクイズ】前評判が高かったり著名人が推薦コメントを書いてたのでかなり期待値上がってましたが、久しぶりにガッカリした作品でした・・・。
まずミステリー的な要素があるだけでミステリー小説では無いのでここが根本的に失敗したポイントでした!バンディーみたいに今作【君のクイズ】をまだ未読の方はミステリー小説と思って読まないように!!ミステリー要素も大した事なかったし・・・。
何故最終問題で本庄は『問題を聞くことなく正解出来たのか?』って部分がミステリー要素になります。確かに現実にそんな事が起ったらバンディーは間違いなく『やらせ』を疑います!今作も同じでこの部分を『やらせ』なのか『実力』なのかその真相を追っていき様々な場面が思い出される構成になっています!!
何がそこまで騒がれたのか?
今作【君のクイズ】最後まで読みましたが本当に巷で一体何処がそんなに騒がれる程の作品だったのか読み終わった今でも分かりません・・・。確かに最後に驚く展開少しありましたが、同じく話題になった舟木央【方舟】の方が話題性に対して納得できる作品でした!
『クイズ』を通して三島と本庄2人の過去を追体験しているような気になりますが、そもそもその点にも違和感がありバンディーは思いっきり映画【スラムドック$ミリオネア】やん!!と思っちゃったし!なんなら映画【スラムドック$ミリオネア】を観た方が何倍も良かった!
良かった点は『競技クイズ』を扱った目新しさと携わる人達の考え方や葛藤等が知れた部分は良かったです!最初からバンディーも純粋にクイズ小説と思って読んだらまた違った感想だったかも!?
感じ方は人それぞれ
今作【君のクイズ】を読んで1番感じた点は『作品の感じかたや感想は人それぞれ』だという事でした!当たり前の事ですけどね。
ただSNSで話題になってるのにバンディーの感想と全く違い解離している所に困惑し自分の価値観に疑問を持っていましました(笑)
ただこれからも忖度無しにバンディーなりの感想を変わらず書いていこうと思います!もしかしたら皆様が好きな作品を辛口で書く事もあるかも知れませんが1意見として取り入れて下さったら幸いです!
【君のクイズ】
バンディー的オススメ度
★★☆☆☆☆☆☆☆☆