ハイ!ど〜も、バンディーです!!
今回紹介する作品はジョン・ディスクン・カーのミステリー小説【皇帝のかぎ煙草入れ】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!
ミステリー界の巨匠の作品を今更ながら初めて読んでみました!!
初めて読むジョン・ディスクン・カー作品!!

概要
- 作品名:【皇帝のかぎ煙草入れ】
- 作者:ジョン・ディスクン・カー
- 発売日:2012年5月25日(文庫本)
- 発行所:東京創元社
あらすじ
フランスの避暑地ラ・バンドレットに暮らす若い女性イヴは、婚約者トビイの父サー・モーリス殺害の容疑をかけられる。夜更けの犯行時には現場に面した自宅の寝室にいた彼女だが、部屋に忍びこんだ前夫ネッドのせいでアリバイを主張できない。完璧な状況証拠も加わって、イヴは絶体絶命の窮地に追いこまれる──。
引用:東京創元社
巨匠
今回紹介している【皇帝のかぎ煙草入れ】の作者ジョン・ディスクン・カーは先ほども書いた通りミステリー界のレジェンドですね!
皆様も読んだ事は無かっても、名前だけでも聞いた事はあるのでは無いでしょうか?
海外ミステリーの巨匠は他にも有名所では、アガサ・クリスティ、エラリー・クイーン、ヴァン・ダイン、コナン・ドイル等々います。
バンディーも読んだ事は無かっても、流石に名前は知ってるほどミステリー好きの方は皆知ってるほどの偉人、巨匠ですね〜。
ただ、バンディーは海外ミステリーが苦手で、ミステリーハマり初めてからずっと日本のミステリーしか読んで来なかったので、最初はあまり縁はありませんでした。
海外ミステリーは頭の中で想像しにくくイマイチ心から楽しめませんでした。
しかし、バンディー自身の読者レベルが上がったのとだんだんと日本ミステリーでは物足りなくなってきて、やっとここ数年で海外ミステリー読めるようになりました。
それでも上記に挙げた巨匠は読んで来なかったが、遂に読んでいこうと決心しました!
本当の事が言えない・・・
主人公のイヴは向かい側に住む婚約者の父が何者かに殺害される現場を目撃する。
しかし、本来なら警察に証言する為のアリバイは問題なく伝えれる筈だが今回は勝手が違います!
イヴの前の夫が部屋に忍び込んできたタイミングだったからなんですね〜。
離婚してるしイヴには前夫に対する愛は無かったので何もないのですが、婚約してるのに前夫っと夜中に会ってたとは口が裂けても言えませんね(笑)
そのせいでイヴはアリバイを証明出来ず不利な状況に身を置くことになるのでした。
容疑者筆頭のイヴは身の潔白を証明できるのか?そして犯人は一体誰なんでしょう!?
う〜ん・・・
今回紹介した【皇帝のかぎ煙草入れ】は初めて読む巨匠ジョン・ディスクン・カー作品なので期待しましたが、忖度無しで書くと期待以上に楽しむ事は出来なかったです・・・。
何度か物語の山場はあるがそこまで刺さらなかったし、いたって平凡なまま終わった感じでした。忖度無しで書くと残念な読後感でした。
かなり前に発売された作品でミステリー小説の中でも古典に該当するので当然目新しさは無いのは当然ですが、その点も考慮して読む必要がありますね!
今作の最大のトリックは若干おっ!!ってなりましたが、このトリックは賛否両論あるはずですし受け止め方で印象が変わりそうです。
以前紹介した25年ぶりに復刊した依井貴裕【夜想曲】の時も書きましたが、発売当時読んだらもっと楽しめた!
初めて読むジョン・ディスクン・カー作品は代表作と言われる【三つの棺】か【火刑法廷】にすれば良かった・・・。
この2つの作品は積本の中にあるのでいずれまた感想を書きたいと思います!!
けど巨匠の作品は読んどかないといけないのでいい機会になりましたね〜!
【皇帝のかぎ煙草入れ】
バンディー的オススメ度
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
