物語ラストで印象が一変した作品!?野崎まど【『映』アムリタ】ネタバレ無し感想!!

ハイ!ど〜も、バンディーです!!

今回紹介する作品は野崎まどの小説【『映』アムリタ】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!

久しぶりのライトノベル作品ですが、あまりの異質さに慄いた作品です。

ただのライトノベルと思いきや・・・

テレビ

概要

  • 作品名:【『映』アムリタ】以下【アムリタ】
  • 作者:野崎まど
  • 発売日:2009年12月6日(文庫本)
  • 発行所:KADOKAWA メディアワークス文庫

あらすじ

引用:KADOKAWA メディアワークス文庫

野崎まど

今回紹介している【アムリタ】で初野崎まど作品を読みます。

小説より先にその名前を知ったのは映画【ハローワールド】やテレビアニメ【バビロン】でした。

どちらも観てはないのですが、気になる作品だったので両作品とも同じ作者だった事に驚きでした!

そんな野崎まどの初めて読む小説は今作【アムリタ】でしたが、色々と驚かされた作品でした!

しかも、デビュー作品だったのを知りさらに驚きました!!

映画が題材の小説

今回紹介している【アムリタ】『映画』を題材にした作品です。

タイトルからも【『映』アムリタ】『映』って入ってるから読む前からある程度想像出来ました。

バンディーの勝手なイメージですが、まだまだライトノベル作品って聞いただけで敬遠する人はいると思います。

ただ今作【アムリタ】はライトノベル独特の言い回し等はありますが、ライトノベル読んだ事ない方でも読みやすいと思うので安心して読んでみて下さい!!

主人公二見は芸大生で自主制作映画に参加するところから物語は始まります。

そしてその自主制作映画を撮る監督が天才の最原最早ですが、この女の子が異質で独特な雰囲気を醸し出してます!

ただの映画を撮る作品と思ってましたが、主人公早見が最原が映画の為に作ったコンテ撮影の前に用意される設計図や指示書の事)を読んだ時に意識が飛び2日間もぶっ通しで読んでいた事に意識が回復してから気づきます(笑)

この部分を読んだ時にただの映画を題材にした小説では無いと確信しました!読み進めていく事に確信に変わりました!!

最後まで読んでほしい

今回紹介している作品【アムリタ】は自主制作映画を撮っていくお話ですが、撮影に関わる登場人物達もキャラが立っていて良かったです!

青春要素もあるので比較読みやすいですね〜。

ただ自主制作映画を撮って終わりではその先まで展開があります。

終盤に向かっていく事にだんだんと不穏な空気が漂よってきていいスパイスになっており、途中まで読んであまり面白いと思わなかった方も是非とも最後までは読んで欲しいと思います!

最後まで読み終わった時にあなたはどのような感情を抱きますか!?

バンディーは途中まではあまり面白くないかも?って思ってましたが、印象は一変しました。

終盤のミステリー要素も良かったですが、ラストに尽きます、このラストの展開をどのように感じるは人によってそれぞれ感じ方違うと思うし、余韻浸れる終わり方は評価できます!!

ただ終盤のある展開は流石に無理があり笑ってしまいましたが、粗はあるがデビュー作としては異質だと思います!

【『映』アムリタ】

バンディー的オススメ度

★★★★☆☆☆☆☆☆

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