どんでん返しが心地よい!?【シャドウ】ネタバレ無し感想!!

影

ハイ!ど~も、バンディーです!!

今回紹介する作品は道尾秀介本格ミステリー大賞を受賞したミステリー小説【シャドウ】を紹介しておきます!

今も【N】【雷神】等面白い作品を生み続ける道尾秀介の初期の代表作が今作【シャドウ】だとバンディーは思っています。

道尾作品の初期代表作!

概要

  • 作品名:【シャドウ】
  • 作者:道尾秀介
  • 発売日:2006年9月29日(単行本)
  •             :2009年8月14日(文庫本)
  • 発行所:東京創元社

あらすじ

人は、死んだらどうなるの?――いなくなって、それだけなの――。その会話から三年後、凰介の母は病死した。父と二人だけの生活が始まって数日後、幼馴染みの母親が自殺したのを皮切りに、次々と不幸が……。父とのささやかな幸せを願う小学五年生の少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは?

引用:東京創元社

道尾作品

今回紹介する作品【シャドウ】初期作品の代表作だと思ってい、道尾作品の特徴は伏線とどんでん返しで必ず驚かしてくれる所だと思っています。

今作【シャドウ】では本格ミステリー大賞【月と蟹】では直木賞【光媒の花】では山本周五郎賞【カラスの親指】日本推理作家協会賞受賞と数々の主要な賞を受賞しており作家としての実力はピカ一なのは証明されています!

何よりスゴいと思ったのは作品事に様々なジャンルを生み出してるのが本当に驚きですが、だからこそ今なお第一線で活躍出来てるんだと思っています!

伏線とどんでん返し

先ほども書きましたが道尾作品の特徴としては上手く張られた伏線と見事などんでん返しが魅力的です!特に初期作品。【向日葵が咲かない夏】を初めて読んだときもかなり驚いたのを今でも覚えています!

もちろん今作【シャドウ】でも存分に発揮されています!しかし、歌野正午名作どんでん返し作品【葉桜の季節に君を想うということ】のようなとんでもない一撃はありません、その変わりに数回驚きが訪れるようにな手数で勝負しています。

心理と性

今作【シャドウ】は登場人物に精神科医が登場したり、タイトルの【シャドウ】もそうですが心理学的な用語もちらほら出てきます、もちろん物語とこれらの要素は密接に関係しているので詳しくは書けませんが読み終わった後『なるほどな~!』ってバンディーは思いました。

そして、直接的な表現は無い物の今作では性的な事も扱っているのですが、作品によっては別にそういった要素は全然悪くはないのですが、今作【シャドウ】登場人物の主人公凰介や亜紀などの小学生の視点から描かれる作品なのでやっぱり違和感はありましたね~。そういうのが気になる方は少し不快感を覚えるかもしれませんのであしからず!!

ただこれらの要素も全く物語と無関係ではないので、作品に落とし込んで伏線などにも利用する道尾秀介の手腕は流石です!普通の人が書いたらこうは面白くならないでしょうね~!!

最後に

1つ気になったのが息子:凰介と父:洋一郎の会話で感じたのが、『父親が小学生の自分の子供に患者の事や事件の事について具体的に話すものなのかな?』って部分が強く引っかかりました!医者なら守秘義務みたいなものがあるはず!?ですが息子に対してなら良かったのか今いち現実味が無かった点が残念でした。ただこれももしかしたら道尾秀介の計算だったなら・・・。

後は凰介が時折頭の中によぎる描写についてある程度は明かされるのですが、全ては解明して無いような気がしてスッキリしなかったのです(もし記載されていて見落としていたらすいません!)等細かい点は気になったものの、やはり道尾作品お得意の見事な伏線と小気味いいどんでん返しの数々で最後まで真相に気付けず楽しませて頂きました!!

がっつり連続殺人を起こす犯人は登場しないミステリーなのでそういった話が苦手な方でも楽しめ驚ける作品でした!!ただ本格ミステリー大賞受賞作かと言われれば少し疑問でしたが・・・・。

【シャドウ】

バンディー的オススメ度

★★★★★★☆☆☆☆

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