平凡なタイトルだが中身は強烈!?【爆弾】ネタバレ無し感想!!

取り調べ

ハイ!ど~も、バンディーです!!

今回紹介する作品は呉勝浩のミステリー小説【爆弾】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!

このミス発表前から存在は知っていましたが、タイトルが安直過ぎた為読むのを一旦保留してましたが、まさかこのミス1位を獲得するとは・・・。

久しぶりに一気読みしたくなる作品だった!!

概要

  • 作品名:【爆弾】
  • 作者:呉勝浩
  • 発売日:2022年4月20日(単行本)
  • 発行元:講談社

あらすじ

東京、炎上。正義は、守れるのか。

些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。
たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。
直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。
「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。
警察は爆発を止めることができるのか。
爆弾魔の悪意に戦慄する、ノンストップ・ミステリー。

引用:講談社BOOK倶楽部

2冠達成!!

今回紹介している作品【爆弾】は冒頭に書きましたが『このミステリーがすごい!』1位を獲得しています、さらには『ミステリが読みたい!』でも1位を獲得しており2冠達成しています!

ミステリーランキングで1位を獲得するだけでも凄いですが2冠となったらよっぽど作品の評価が高かったんだな!と素人ながらにも感じてしまいますね~!

バンディーも【爆弾】って平凡なタイトルに騙されて全くノーマークでしたが、実際に読んでみたらかなり面白く2冠達成にも納得ですし、タイトルだけで判断したらいけないと言う勉強にもなりました(笑)

テンポが良い物語

今回紹介した作品【爆弾】は最初全くどんな話か見当もつきませんでしたが何となく爆弾が爆発するお話かな?って思ってました(笑)

あながち間違っては無かったのですが、想像より遥か上をいく面白さで先が気になりドンドン読み進めて行ってしまいました!

犯人と思われる人物スズキタゴサクは最初傷害罪で連行され大した事ない小物かと思われましたが、取り調べの最中に都内にある爆弾が爆発すると予告します、しかし、確定するのではなく『霊感』と称して話始めるので最初は胡散臭い奴だと思ってたのが、実際に爆弾が爆発してからは一転するのでした・・・。

爆発が爆発されてからの展開は非常にテンポが良くて、この先どうなっていくのかという不安と興味が両方襲って来て本を読む手を止めるのが難しくなるぐらい久しぶりにのめり込んだ作品でした!

メインは取り調べ室でのやりとり

今作【爆弾】はスズキタゴサクと取り調べ官とのやり取りが大半を占めておりしかもほとんど取り調べ室での場面がメインになってきます。

こう書いたら面白いのか不安になる方いるかも知れませんが安心して下さい!!取り調べでのやり取りなのに読んでいて面白いんですね~!!バンディーも最初場面があまり変わらないので不安でしたがかなり面白かったです!!

スズキタゴサクが『霊感』と称して爆弾の場所を仄めかしそこから警察達が爆弾の設置場所を突き止めていくやり取りが続くのですが、会話だけのやり取りで読者を惹き付ける力は流石ですね~!!

魅力的な登場人物達!

今回紹介している【爆弾】はとにかく登場人物達が魅力的なんですね~!1人だけ無くほとんどの登場人物達を魅力的に描けるのは作者呉勝浩の力量だと思います!登場人物達に魅力があるか無いかは小説において重要なポイントだとバンディーは考えていて、魅力的な登場人物がいない作品は読んでいて退屈で印象に残らない作品が多い気がします・・・。

ただの傷害罪の容疑者だと思っていたスズキタゴサクが最初はおとぼけの取り柄がない冴えない中年男性のイメージが徐々に爆弾についてのやり取りをしていく内にかなり『生理的な不快感』を読者に印象づけてきて、読んでいてスズキタゴサクっという人物像が読めば読む程掴めないのでした。

刑事達もスズキタゴサクを最初に取り調べた『等々力』やその次に取り調べ官になった捜査一課の特殊捜査係のエリート刑事っぽい『清宮』そしてその部下の『類家』はチャラい感じがする刑事で主にこの3人がメインの刑事です。

特にバンディーは好きな刑事は『類家』でした!チャラい感じがしていますが、実はかなりの切れ者でその才能は読んでいけば必ず皆さんも感じると思うのでお楽しみに!これ以上は楽しみが減ってしまうので書くのはここまでにしておきます!

3人以外にも魅力的な人物達が登場するのできっと皆さんにもお気に入りのキャラクターが出来るはず!?【爆弾】は人間の醜いところや素晴らしいところが垣間見れる作品になっています!

二転三転する展開

爆弾の在りかについてスズキタゴサクが刑事達に対して『クイズ』を出題してきます、それを解くことで爆弾の在りかが分かるのですが、よく取り調べの時にクイズを出題しようとするスズキタゴサクの人間性の異常さが分かりますね!

今作【爆弾】は全部で3部構成になっており1部から2部に切り替わる時は色々と驚かされました!そんな驚きはまだまだ序章で特に物語の終盤の展開は二転三転し思ってもみないどんでん返しが待ち受ける・・・!!

ただし全てがスッキリ判明して終わるような作品では無く読者に想像を委ねる終わり方なのでそういった作品が苦手な方は微妙に感じるかもしれませんが、それ以上の読み応えなのでご案内を!!

映像化希望!!

今作【爆弾】を観て1番感じたのは『これは映画化あるな!』って事でした!映画じゃなくてもドラマでも良いんで是非とも映像化して欲しいですね~!

1番注目したいのはスズキタゴサクを誰が演じるかですが、昔なら堤真一をバンディーは推しました!映画【刑法第39条】の演技が素晴らしくピッタリだと思いました!今なら菅田将暉とかになるんでしょうね~。

ミステリー小説の映画化では【64】【罪の声】があるので同じような雰囲気の作品にはなるとは思いますが是非とも骨太な作品を希望です!!

【爆弾】

バンディー的オススメ度

★★★★★★★☆☆☆

【サクッと!オススメ作家別リスト!!】

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