ハイ!ど~も、バンディーです!!
今回紹介する作品はアカデミー賞を受賞した話題の映画!【エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!
久しぶりに感想に困る映画に出会いました!(笑)簡単に言葉にするのが難しい人を選ぶ映画になっています!!
面白くない時は勇気を持って面白くないと言えばいい!?
概要
- 作品名:【エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス】
- 公開日:2022年3月11日
- 監督:ダン・クワン、ダニエル・シャイナート
- 出演:ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァン
- ジャンル:SF,アクション
- 制作国:アメリカ
あらすじ
経営するコインランドリーは破産寸前で、ボケているのに頑固な父親と、いつまでも反抗期が終わらない娘、優しいだけで頼りにならない夫に囲まれ、頭の痛い問題だらけのエヴリン。いっぱいっぱいの日々を送る彼女の前に、突如として「別の宇宙(ユニバース)から来た」という夫のウェイモンドが現れる。混乱するエヴリンに、「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と驚きの使命を背負わせるウェイモンド。そんな“別の宇宙の夫”に言われるがまま、ワケも分からずマルチバース(並行世界)に飛び込んだ彼女は、カンフーマスターばりの身体能力を手に入れ、全人類の命運をかけた戦いに身を投じることになる。
引用:映画.com
予告
まだ観てない人に先に言っておく!
いつもは作品の感想は最後に書く主義ですが今作【エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス】の場合はちょっと訳が違うので先に書いておきます!特にまだ観てない人でこれから観ようと思う方に向けて。
アカデミー賞を受賞して気になる方一杯いるかと思いますが今作【エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス】を観ようと思う方は軽い気持ちで観に行くと痛い目に遭うでしょう!いわゆる今作は『センス系映画』なので一般受けは致しません!!
実際にバンディーが観に行った上映会にも途中退席する人や退屈そうにしている人が目立ちました、アカデミー賞だから話題作だからといっても必ずしも面白いとは限らないのです!
デヴィッド・リンチ【マルホランド・ドライブ】と似た雰囲気の作品で、まだ【エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス】の方はコメディ要素がある分観やすいかも!?バンディー自身は『可もなく不可もなく普通』でした。
マルチバースが主な要素
今回紹介している作品【エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス】は主な要素は『マルチバース』(平行宇宙)で主人公のエヴリンがマルチバースの自分自身から能力を借りて巨悪に立ち向かう!ってお話です。
さらっと書くと割りと普通に感じますが実際に観たらやはりぶっ飛んだ映画だと言えるでしょう(笑)コメディ要素も意外とブラックなネタを放り込んできます。
能力を借りて闘うシーンは意外と見応えがあるアクションでした、ただゲーム好きなバンディーからしたら今作のマルチバースの自分自身から『能力』を習得する要素はゲーム特にRPGに取り入れた方が面白い気がしましたね~!!
今作【
頭が混乱する
今作の主な時間軸はエヴリンが経営するコインランドリーの納税の事で国税庁に訪れる所が現在地ですが、そこから色々なマルチバースを転々とするので時間軸が無茶苦茶になるので頭が混乱し整理しながら観るのが大変でした!
最初は訳が判らなかったですが、徐々に慣れてきて状況を把握出来る余裕が出来てきてからは少しずつ作品を楽しむ事が出来ました、一方で全く刺さらない人には刺さらない作品なので途中退席する人の気持ちも充分に分かります!!
今作【エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス】を手掛けるのは人気スタジオの『A24』です!『A24』は【ミッドサマー】を送り出したスタジオなんで【ミッドサマー】のあの不思議な作風が分かる方は今作もどんな映画か想像出来る筈!?
家族のお話
急にマルチバースとかアクションや世界を救うとかぶっ飛んだ内容ですが、結局は今作【エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス】はエヴリンと家族のお話です!
物語ラストは特にそう感じるし観終わった後も訳判らない内容より家族愛を感じました!主人公のエヴリンは今の暮らしに後悔しており、娘とも上手くいってないし、頼りない夫にも嫌気がさしているのがヒシヒシと伝わってきます。
それだけ前フリが効いているからラストのやり取りが活きてくるのでしょうね。けどもこれだけならいい話しですがぶっ飛んだ内容のお陰で単純な話がややこしくなっている印象を受けました!
アカデミー賞だから面白い訳では無い!
今作【エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス】を観て感じたのはアカデミー賞を受賞したからと言って面白い映画とは限らないと言うことです!特に今作みたいな『センス系映画』は万人受けしませんからね~!
アカデミー賞を受賞してるし、『センス系映画』だから面白いと言っとかないと自分のセンスを疑われるような感じを受けがちですが、自分自身が実際に観て面白く無ければ面白くないとハッキリ声を大にして言っても言いと思います!
昔松本人志が映画【大日本人】を撮った時も同じ感覚でした、松本人志が撮った作品だから『面白い』と言っておかないと笑いのセンスが無いと思われるような気がしました。
実際に若手お笑い芸人は口を揃えて面白いと言ってましたしね、ハッキリ言えば【大日本人】は残念ながら面白く無かったです!勿論松本人志自体は素晴らしいしお笑いのフォーマットを全て作り上げたと思います!しかし、松本人志と作品は分けて考えないと正しい評価が出来なくなりますからね!
話がずれましたが(笑)何が言いたいかと言うとアカデミー賞を受賞したから面白いのでは無いし、同調圧力に屈しずきちんと作品の評価感想はハッキリ言うべきですね!アカデミー賞を受賞してなくても面白い映画は面白いはず!
周りの意見、感想も大事ですが自分自身で確かめてから評価する事が大切だと今作【エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス】で学びました!
バンディー的今作【エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス】の感想を書くと、『騒がれている程面白い映画では無く、人によってかなり好き嫌いが分かれる普通の映画です!』あなたはどんな評価をくだしますか・・・?
【エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス】
バンディー的オススメ度
★★★★☆☆☆☆☆☆