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戦争の実話を映画化した作品!【ダンケルク】ネタバレ無し感想!!

ハイ!ど~も、バンディーです!!

今回紹介する作品はバンディーが好きな監督!クリストファー・ノーラン監督作【ダンケルク】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!

ノーラン作品は今作【ダンケルク】以外は【メメント】から始まり最新作【テネット】まで全て観ていましたが、【ダンケルク】戦争映画ってことでずっと敬遠していましたが、2022年3月現在ロシアがウクライナに軍事侵攻しており無関心ではいられないのでタイミング的にもやっと今作【ダンケルク】を観る決心がつきました!

史上最大の救出作戦!!

概要

  • 作品名:【ダンケルク】
  • 公開日:2017年7月19日
  • 監督:クリストファー・ノーラン
  • 出演:フィオン・ホワイトヘッド、トム・ハーディ
  • ジャンル:戦争、ドラマ
  • 制作国:イギリス、アメリカ、オランダ、フランス

あらすじ

史上最大の救出作戦と言われる「ダイナモ作戦」が展開された、第2次世界大戦のダンケルクの戦いを描く。ポーランドを侵攻し、そこから北フランスまで勢力を広げたドイツ軍は、戦車や航空機といった新兵器を用いた電撃的な戦いで英仏連合軍をフランス北部のダンケルクへと追い詰めていく。この事態に危機感を抱いたイギリス首相のチャーチルは、ダンケルクに取り残された兵士40万人の救出を命じ、1940年5月26日、軍艦はもとより、民間の船舶も総動員したダイナモ作戦が発動。戦局は奇跡的な展開を迎えることとなる。

引用:映画.com

予告

陸・海・空3つの視点で描かれる!

第2次世界大戦の際に実際に起こった『ダイナモ作戦』を映画化した作品なのですが戦争映画はバンディー的には血が出たり暴力的な描写が多そうで苦手意識がありましたが今作【ダンケルク】ではそういった部分はほとんどなく安心しましたが、そういった表現がなくてもしっかり『戦争』が伝わる作品に仕上げたノーラン監督はあっぱれです!

今作【ダンケルク】が特徴的だったのは『陸・海・空』の3つの視点で描かれていますが、その中でもそれぞれ描かれる時間軸が違ったのは非常に良かったです!

陸は1週間、海は1日、空は1時と全く時間の流れは違いますがそれぞれの視点で『戦争』を観ている私達は体験することになります!その3つの視点が最終的にどのようになっていくかは是非ともご自身の眼で確かめて頂きたい作品です!

それぞれの視点

今作【ダンケルク】の3つの視点を簡単にですがそれぞれ説明しておきます!

陸の視点

陸での出来事は1週間で描かれておりドイツ軍から襲撃される恐怖や戦闘機に空爆される恐怖が観ているこちらまで伝わってきます。

ダンケルク港から脱出する為に船に乗、、時間したり観ていて絶望的な感情しかなかったです。負傷兵は優先的に救出されるので負傷兵を運んで一緒に脱出しようとするが・・・

陸でのパートは絶対絶命のなか救出される側なのでとりあえず観ていて胃がキリキリしましたね~(笑)

海の視点

海での出来事は1日で描かれています!ダンケルクに取り残された人達を救出しに向かいます。

救出するために民間の船にも救出要求しており本当に小さい普段使うような船を使用しているのは驚きましたが、民間の船を使わねばならない程状況が緊迫しているのが伝わります!

ダンケルクに向かう間にも敵兵の戦闘機から攻撃を受けそうになったり、遭難している兵士を救出しながら向かいます。しかし、その救出した兵士は狙撃されたことにより精神的ダメージを受けておりそのせいで・・・

空の視点

空の出来事は1時間で描かれています!襲撃されているダンケルクを援護するために3機の戦闘機がむかいます!

救出に向かうまでの間に敵機に襲撃されます、全員が無事という事は当然なく徐々に仲間の機体が離脱していきながらも最後まで諦めずにダンケルクに向かいます。

戦闘機は自軍の基地に戻る為の燃料を気にしながら救出に向かっているのが印象的で、最後に味方を援護しに行くか、基地に戻る為の燃料が少ししかないため諦めるのか・・・

3つの視点が同時に進行しているようで、実はそれぞれに起こっている時間が全て違うのに上手に構成しているなと感心しましたが、ノーラン監督なら納得です!

演出が流石のノーラン作品!

今作【ダンケルク】は会話がほとんど無くほぼそれぞれで起こっている『出来事』のみで描かれています、下手に会話ばっかりの作品より今作みたいに起こっている『出来事』の映像をみせるだけでも観ている側に充分伝わってきます!

もちろんノーラン監督のこだわり抜いた演出だからこそ可能になっていますし、銃撃の音等が非常にリアルで『音響』の重要性にも再認識しました!

最新作【テネット】でも感じましたが、やはりノーラン監督の音響のこだわりや演出や構成の組み方、発想は本当に素晴らしいですし、初期作品【メメント】の時からずば抜けており、毎回最新作が待ち遠しい数少ない監督ですね~!

バンディーが今作【ダンケルク】で1番印象に残った場面はトム・ハーディ演じる戦闘機のパイロットがとった決断が非常に心を打たれました。改めて『戦争』『軍事侵攻』といったものは金輪際起こって欲しくはないと思わされもした作品です。

2時間越えが多いノーラン作品の中でも106分と2時間を切っていて観やすいので興味がある方は是非!!

【ダンケルク】

バンディー的オススメ度

★★★★★☆☆☆☆☆

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