ハイ!ど~も、バンディーです!!
今回紹介する作品はヤマシタトモコの原作漫画の映画化作品!映画【さんかく窓の外側は夜】をネタバレ無しで感想を書いていきたいと思います!!
岡田将生と志尊淳がW主演でバディの心霊探偵と言った今まで観た事ない作品でホラー要素があるのでビビりながら観ましたがミステリー要素があるので頑張って観ました!!(笑)
映像が美しいスタイリッシュな映画だった!!
概要
- 作品名:【さんかく窓の外側は夜】
- 公開日:2021年1月22日
- 監督:森ガキ侑大
- 出演:岡田将生・志尊淳
- ジャンル:ホラー・ミステリー
- 制作国:日本
あらすじ
書店で働く三角康介は、幼い頃から幽霊が視える特異体質に悩まされていた。ある日、康介は書店にやって来た除霊師・冷川理人に勧誘され、一緒に除霊の仕事をすることに。刑事・半澤から1年前に起きた連続殺人事件の調査を依頼された2人は、やがて遺体を発見するが、その遺体には呪いがかけられていた。真相を探るうち、彼らは自殺した殺人犯の声を度々聴くようになり……。
引用:映画.com
予告
映像がお洒落!
今作【さんかく窓の外側は夜】はホラー要素もある作品ですが、言い方は悪いですが『ホラー映画のクセに映像がお洒落なんじゃ~!!』(笑)
今までだったら【リング】や【呪怨】最近の作品では【樹海村】等今まで沢山ホラー作品はありますが全て映像は薄暗く不気味な雰囲気が漂っておりメチャクチャ恐い作品が多くビビりながら観ていた覚えがあります・・・。
なので今作【さんかく窓の外側は夜】はスタイリッシュな作品でガッツリホラー映画ではなくホラー要素のあるミステリー作品なのでホラー作品が苦手な方もまだ何とか観れる作品だと思うのでご安心を!(ただホラー要素はあるので全く受け付けない方はご注意を!)
ホラー作品がお洒落な映像だったら恐さは激減してしまいますが今作みたいにホラー要素のあるミステリー作品なら映像がスタイリッシュでも意外にアリ!だと感じましたね~!!
視える男と祓える男
今回紹介する作品【さんかく窓の外側は夜】では岡田将生演じる除霊師冷川と志尊淳演じる幽霊が幼い頃から視える三角が紆余曲折ありながらも事件を解決していくバディ物のホラーミステリー作品です!
幽霊が祓える者と幽霊が視える者ありがちな設定ですが、三角の視える能力が冷川の祓える能力がさらに活かされるようになりバディとなり行動する理由にもなっているのはいい点でしたが、二人が霊を視る時に身体を密着させて毎回視る描写があるのですが、それ意外にも色々と距離感が近いせいで『BL作品!? 』って最初はバンディー勘違いしてました(笑)
ホラー要素があるミステリー作品
今作【さんかく窓の外側は夜】は最初はBL要素のあるホラー作品(笑)!?と思って焦りましたが、観終わった後はホラー要素のあるミステリー作品でした!小説では三津田信三の【首無の如き祟るもの】はホラーとミステリーが融合したどんでん返しもある見事な作品なので小説好きな方は是非読んで頂きたい作品です!ホラーとミステリーは相性がいいんですね~!!
今作もミステリー作品なので冷川と三角の元に連続殺人事件の協力依頼が舞い込んで事件に関わっていくのですが徐々に真相が明らかになってくるところはやはり観ていてワクワクしていました!
祓う能力と視える能力に加えて今作にはさらに『呪い』をかけることが出来るヒウラエリカなる物語に重要な人物が登場しますが、こうなったらもうホラーミステリー作品と言うよりは異能力バトル作品になってしまいますね(笑)
時おりちらつく冷川の過去と怪しげな宗教団体が意味深に出てくるので真相が気になるところです!
色々と惜しい作品・・・
今作【さんかく窓の外側は夜】は映像もお洒落でホラー要素のあるミステリー作品で先が気になる作品ではあったのですが、残念な点があり傑作になり損ねた感がありました。
ありがちですが怪しげな新興宗教団体を作中に出せば何とかなる感が近頃はある気がしますね~(笑)確かに怪しい組織には打ってつけなのは分かりますがもっと作品に意味付けが欲しいのと深掘りして欲しいところでした!確かに今作にも意味はあるのですが、都合のいい設定な気がしました、原作ではもっと詳しく描かれているかもしれませんが・・・。
後はやはり異能力作品過ぎて現実味が薄れて興醒めてしまった点がありました!どっちつかずの作風になりごちゃ混ぜ感があったのが原因ですな~!
中途半端な作風になるならどちらかに突っ切る作風にならないと観る側の方にもやはり何かしら伝わってしまうって勉強になった作品でした!今作【さんかく窓の外側は夜】面白いポイントもあったので余計に残念に感じてしまいました・・・。後は北川景子の無駄遣いが一番印象に残りました(笑)
【さんかく窓の外側は夜】
バンディー的オススメ度
★★★★☆☆☆☆☆☆