ハイ!ど〜も、バンディーです!!
今回紹介する作品は北野武監督【首】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!
北野武が撮る戦国はいったいどのような作品になっているのか!?楽しみですね〜!
戦国版『アウトレイジ』みたいな映画!?
概要
- 作品名:【首】
- 公開日:2023年11月23日
- 監督:北野武
- 出演:ビート武、浅野忠信、西島秀俊
- ジャンル:バイオレンス、コメディ
- 制作国:日本
あらすじ
天下統一を目指す織田信長は、毛利軍、武田軍、上杉軍、京都の寺社勢力と激しい攻防を繰り広げていた。そんな中、信長の家臣・荒木村重が謀反を起こして姿を消す。信長は明智光秀や羽柴秀吉ら家臣たちを集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索命令を下す。秀吉は弟・秀長や軍師・黒田官兵衛らとともに策を練り、元忍の芸人・曽呂利新左衛門に村重を探すよう指示。実は秀吉はこの騒動に乗じて信長と光秀を陥れ、自ら天下を獲ろうと狙っていた。
引用:映像.com
予告
構成30年費やした映画!!
何と今作【首】は北野武監督が構成・脚本に30年費やした大作です!
構成に30年費やすの大変ですよね〜!映画だけではなくても、映画化するのに色々大変な事があるんだろなと察しますが、実際に完成出来たのスゴいの一言につきます!!
けど構成30年って聞いたらかなりハードルが高くなっちゃうので、それでも面白いのか今から楽しみと不安でいっぱいです!
北野武解釈『本能寺の変』
今回紹介している【首】は戦国時代が舞台の映画ですが、誰でも知ってるであろう『本能寺の変』を北野武解釈で描かれています。
『本能寺の変』は簡単に書くと、織田信長が明智光秀に謀反を起こされた出来事ですね〜!歴史の授業得意では無かったですが、『本能寺の変』はかなり印象に残ってる出来事です。
登場人物達も今作の主人公豊臣秀吉や織田信長、徳川家康、明智光秀、服部半蔵、黒田官兵衛、千利休等有名な歴史上の人物のオールスターです!
演じている俳優陣も豪華なので、この最強の布陣で挑む【首】を北野武監督はどのように調理したのか!?
アウトレイジよりは観やすい
今作【首】は戦国版『アウトレイジ』かと思いましたが、思ったよりバイオレンス度合いは低かったのでまだ色々な方が観やすい作品になってます。
観易いとは言っても暴力的な描写はあるので血や暴力が苦手な方は要注意です!
ただ今作【首】はバイオレンスだけではなく、お笑い要素があるのがいいバランスになってるんですね〜!お笑い要素は北野武と言うよりはビート武としてのエッセンスが作中から滲み出てました!
バンディーが気になった残念な点を書くと
暴力要素は観ている側からしたら薄く感じました。【アウトレイジ】は現代が舞台で人を殺めたりする行為は犯罪になります。
だからこそ観ている人達は危険な行為を怖いものみたさで観るから、より印象に残ると思います。
それに対して【首】の暴力的な要素は刀等で人を殺めたとしても『戦国時代』という設定上、戦が行われたりしてした時代なので観ている側からしたら『当たり前』のように受け取ってしまい、それほどバイオレンス要素にワクワクしなかったんだと思います!
バイオレンス要素はいまいちでしたが、『戦国時代』の謀反や各々の策略や野望が渦巻いており非常に良かったですね〜!!
最後に
今作【首】は北野武監督の【アウトレイジ】のような映画を期待したら肩透かしを喰らうので要注意です!
純粋に【首】という作品としては楽しめましたし、当時の男性同士の恋等も史実に基づくもので、バンディー的には服部半蔵が登場してるのは嬉しかった。
1番の見どころはやはり『本能寺の変』を北野武監督がどのように描いたか!?につきますね〜!
この点は賛否両論あると思いますが、バンディー的にはOKでした、それよりも終盤が駆け足気味だったのが気になりました。
あなたは北野武的解釈『本能寺の変』どのように感じるでしょうか!?
加瀬亮演じる織田信長のぶっ飛び具合は必見です!!(笑)
【首】
バンディー的オススメ度
★★★★★☆☆☆☆☆