ハイ!ど〜も、バンディーです!!
今回紹介する作品はM・W・クレイヴン【恐怖を失った男】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!
M・W・クレイヴンと言えば『ワシントン・ポー』シリーズが有名ですが、まだバンディーは未読で読むのを楽しみにしているシリーズです!
今作【恐怖を失った男】はアクション小説なのでどんな面白さなのか楽しみです!!
映画化に向いてるアクション小説だ!
概要
- 作品名:【恐怖を失った男】
- 作者:M・W・クレイヴン
- 発売日:2024年6月5日(文庫本)
- 発行所:早川書房
あらすじ
連邦保安官局のベン・ケーニグは頭部へ銃弾を受け、恐怖の感情を失った。さらにマフィアから懸賞金をかけられたベンは、逃亡生活を余儀なくされる。ある日、彼は当局に拘束され、かつての上司から行方不明になった一人娘の捜索を命じられる。死地へ向かうことを躊躇しないベンは事件を追うが……。
引用:早川書房
恐怖を失った男
今作【恐怖を失った男】は『ワシントン・ポー』シリーズとは違いアクション小説となってます。
なのでミステリー小説だと思って期待して読むと肩透かしを喰らうのでご注意を!
若干ミステリー要素もありますが、ほぼアクション小説で読んでいてまるで映画を観ているかのような作品でしたね〜!
タイトルの【恐怖を失った男】もいいですね!
ただバンディーは読んでいて気になったのはタイトルにもある『恐怖を失った男』ですが、思ったより恐怖を感じない描写が無くいまいち伝わらなかったのが残念でした・・・。
無敵では無い
主人公のベン・ケーニングは頭部へ銃弾を受けた為恐怖を感じる感情を失いました。
その為普通ならビビったり怖いと感じる行動でも平気でケーニングは飛び込んでいけます。
先ほどはあまりそういった描写が伝わりにくいとは書きましたが、いくつかはそういった行動や出来事はありますがもっと描いて欲しかったですね〜!
今作【恐怖を失った男】が面白い点は主人公ケーニングが恐怖を感じる感情を失ってどんな行動も臆せずにとりますが、ケーニングは無敵では無いという点です!
あらすじだけみたらケーニングは無敵で何があっても死なないと思われがちですがそうではないんですね〜。
007のジェームズボンドのようにはいかず、怪我もするし窮地にも陥ります、けどそっちのほうがリアルで読んでいて良かった!
特殊任務?
ケーニングはある出来事でロシアマフィアから懸賞金をかけられますが死ぬこと無く、逃亡生活を生き抜きます。
その後に上司から誘拐された娘を取り返すべく1人で特殊任務に向かうのでした。
元々は連邦保安局でしたが今はただの一般人です、ただケーニングは特殊な訓練を受けており様々な戦術、格闘を駆使しながら任務を遂行します。
最初はわずかな手掛かりを頼りに調べ始めますが、様々な困難が待ち受けさらに暗殺者までも登場します、先が気になるしかなりハラハラしながら読み進めていきました。
唯一の協力者はかつての同業者で腐れ縁みたいな女性がかなり魅力的でした、他にも任務の為に訪れた町での協力者もいい味を出したキャラクターも登場します。
テンポよく話が進み一体どんな真相が待ち受けるのか・・・。
映画化に向いてる
今作【恐怖を失った男】はアクション小説ですかちょっした驚きわミステリー要素があり飽きることなく読めました。
ただバンディーは小説でも面白かったですか、映画化した方がより面白くなりそうだし、視覚で味わった方が向いてる作品だと思います。
【ミッション・インポッシブル】や【007】、【ジョン・ウイック】をごっちゃ混ぜにしたような映画化ならぴったりだと思いましたね〜!
映画化したら観るし、小説でも続編があって欲しいと思います、これから先も気になる作品でした!!
【恐怖を失った男】
バンディー的オススメ度
★★★★★☆☆☆☆☆