ハイ!ど〜も、バンディーです!!
今回紹介する作品は東野圭吾のミステリー小説【架空犯】をネタ無しで紹介していきたいと思います!!
やはり発売されてすぐに話題に上がりましたが、待望の続編なのでそりゃそうなると思いましたね〜!
極上のミステリーが味わえる小説!
概要
- 作品名:【架空犯】
- 作者:東野圭吾
- 発売日:2024年11月1日(単行本)
- 発行所:幻冬舎
あらすじ
「まるで幽霊を追いかけているようだ」
焼け落ちた屋敷から見つかったのは、
都議会議員と元女優夫婦の遺体だった。
華やかな人生を送ってきた二人に
何が起きたのか。「誰にでも青春があった。
被害者にも犯人にも、
そして刑事にもーー。」引用:幻冬舎
待望の続編
今回紹介している【架空犯】の前にどうしても説明しなければいけない作品があります!
そもそも今作はシリーズの続編になります、前作を読んでなくても充分楽しめますが、主人公五代の人となりを知るためには是非とも前作をチェックして頂きたいです!
その前作とは【白鳥とコウモリ】で必ず満足出来るミステリー小説です!
改めて東野圭吾の凄さを認識したし、読みやすさと面白さは抜群でした!!
バンディーも続編を待ち望んでいましたが、今作【架空犯】が発売された時はかなり嬉しかったし、また【白鳥とコウモリ】の世界観が味わえるのはたまらんですね〜!
発端の事件
発端の事件は都議会議員と元女優夫婦の殺人事件で幕を明けます。
自殺に見えるよう細工をされており捜査していく内に殺人事件の可能性が高く所轄との合同捜査になります。
事件だけで言ったらよくあるミステリー小説と変わりませんが、東野圭吾にかかれば無茶苦茶面白いミステリー小説になるんですね〜!
主人公五代ももちろん捜査に参加しており、今回も所轄の刑事と組む事になります、前作【白鳥とコウモリ】の時もそうでしたがバンディーはこの五代が相棒と組んで捜査したりやりとりする展開が好きなんです。
前作【白鳥とコウモリ】の時は若い男性刑事中町でした、そして今作【架空犯】では五代より年上だがどこか頼りなさそうに見える山尾が相棒となります。
前作同様中町とのタッグが見たかったですが、読み進めていくと山尾とのタッグも悪くないんですね〜!読んでみたら皆さんも納得するはず!?
捜査
先ほど書いた通り今作【架空犯】は都議会議員と元女優夫婦の事件がメインとなります。本格ミステリーみたいに連続殺人事件は起きませんが一つの事件を丁寧に描いてるので飽きること無く読めます!
捜査をしていくと犯人から犯行声明が届き事件はさらに動き始めます。
五代と山尾は被害者について調べていき徐々に手掛かりを発見していくが、事件は思わぬ方向へ展開していき、前作【白鳥とコウモリ】同様先が読めずワクワクしてしまいます!
東野圭吾は丁寧に捜査をしていく様を描いてくれますし、何より人物描写が素晴らしくトリックよりも『人間』に焦点を当てて描いてるので作品に厚みが出てるんですね〜!!
あらすじに書いてる「誰にでも青春があった。被害者にも犯人にも、そして刑事にもーー。」
この文に全てが込められており、素晴らしいキャッチコピーだと思います!
ドラマ化して下さい!
今作【架空犯】を読んでみて感じたの、前作【白鳥とコウモリ】の時にも思ったが是非ともテレビドラマ化して欲しい!
何からNetflixとかでもいいので実写したらどんな風になるのか観てみたい。
普段はあまり実写化は期待しないのだがやっぱり東野圭吾作品は実写化に向きますね〜!絶対面白いはず!?
今作【架空犯】も年末のミステリーランキング上位には確実に食い込んでくる作品なので是非ともまだ読んでない方は読んでみて下さい!!
【架空犯】
バンディー的オススメ度は
★★★★★★★★★☆