ハイ!ど〜も、バンディーです!!
今回紹介する作品はアンソニー・ホロヴィッツのシリーズ最新作【マーブル館殺人事】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!
近年は出す作品全てがヒットするホロヴィッツ作品ですが、今作も満足出来るのか!?
相変わらず満足出来るミステリーだった

- 作品名:【マーブル館殺人事件】上・下
- 作者:アンソニー・ホロヴィッツ
- 発売日:2025年9月12日(文庫本)
- 発行所:東京創元社
あらすじ
ギリシアでの生活に区切りをつけ、ロンドンに帰ってきたわたし、スーザン・ライランド。フリーランスの編集者として働いていたところ、予想だにしない仕事が舞いこんできた。若手作家が名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズを書き継ぐことになり、その編集を依頼されたのだ。途中までの原稿を読んだわたしは、作者が新作に自分の家族関係を反映しているのを感じる。ということはこの作品のように、現実世界でも不審な死が存在したのか?
引用:東京創元社
シリーズ作品
今回紹介しているミステリー作品【マーブル館殺人事件】はシリーズ作品の最新作となっております。
【アティカス・ピュント】シリーズ第3作目で、1作目【カササギ殺人事件】・2作目【ヨルガオ殺人事件】がありどちらもかなり高い評価を受け、ミステリーランキングを掻っ攫いました!
あまり海外の作品は楽しめない事が多いがアンソニー・ホロヴィッツ作品は楽しめるので、バンディーと同じように海外ミステリー苦手な方や初めての方には特にオススメしたいです!
ネタバレになるので詳細は書きませんが、やはりシリーズ作品なので順番に読むことをオススメします!
途中から読むと前作の真相に触れてたりするのでご注意を!
他のシリーズ【ホーソン&ホロヴィッツ】シリーズがありこちらも賞を受賞しまくってますので、アンソニー・ホロヴィッツ作品にハマった方は絶対読んで欲しいですね〜!!
作中作
今回紹介している【マーブル館殺人事件】は若手作家がアティカス・ピュントシリーズを引き継ぎ書くことになります。
主人公スーザンは編集者で今回はピュントシリーズの続編を若手作家が書くのをサポートしていく事になります。
若手作家が作中の作品も面白く、作中作だからといって手を抜いてないのは素晴らしい!
話も面白いししっかり謎解きも楽しめます。
ただの作中作では終わらずしっかり【マーブル館殺人事件】の重要なポイントになってるのでお楽しみに!
現実世界とのリンク
先ほど書いた作中作がスーザンが生きている現実世界とリンクしているのも良いですね〜!
実際に事件がおきますが、登場人物達も作中作の人物と繋がりがあり一体どういった意図でシリーズ続編を若手作家は書いているのか?
1冊で謎解きが2度楽しめるのも良いですし、そこから判明する真相もまた良きです。
詳細書くとネタバレになるので、感想書くの難しいですが改めて謎解きの楽しさが再確認できる作品でした!
ただ登場人物が多いので1人1人把握しにくく、読みにくかったのが唯一残念でした・・・。
まだアンソニー・ホロヴィッツ作品未読の方は是非とも読んで欲しいですね〜。ただシリーズはやっぱり順番に読むのをオススメします!
早く続編が読みたいし、これからも海外ミステリーはアンソニー・ホロヴィッツ作品を読んどけば間違いないです!!
【マーブル館殺人事件】
バンディー的オススメ度
★★★★★★★☆☆☆
