今まで出会った中で最高の海外ミステリー!?【カササギ殺人事件】ネタバレ無し感想!!

ハイ!ど~も、バンディーです!!

今回紹介する作品はバンディー的にも読むのを楽しみにしていた、アンソニー・ホロヴィッツのミステリー小説【カササギ殺人事件】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!

【カササギ殺人事件】はミステリーランキング本で目にしてから、いつか読みたいと思ってましたが、読んでしまったら楽しみが無くなると思いずっと放置してましたが、ついに決意して読んだらやはり最高でした・・・。

1度は読んでおくべき海外ミステリー!!

概要

  • 作品名:【カササギ殺人事件】
  • 作者:アンソニー・ホロヴィッツ
  • 発売日:2018年9月28日(文庫本)
  • 発行所:東京創元社

あらすじ

1955年7月、サマセット州にあるパイ屋敷の家政婦の葬儀が、しめやかに執りおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけたのか、あるいは……。その死は、小さな村の人間関係に少しずつひびを入れていく。余命わずかな名探偵アティカス・ピュントの推理は──。アガサ・クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ・ミステリ!

引用:東京創元社

アンソニー・ホロヴィッツ作品は面白い!?

今作【カササギ殺人事件】は年末恒例のミステリーランキング4大ミステリーランキング本1位を獲得したので4冠を達成しています!

さらにはトータル(4大タイトル込み)で7つのランキング1位を制覇して7冠を達成している恐ろしい作品なんでございます!ランキングが全てではないのですが、1位を7つも獲得したのには必ず訳があると思います!!

ただ以前にも紹介しましたが、ピエール・ルメートル【その女アレックス】も今作【カササギ殺人事件】よりも前に7冠を達成した作品なのですが、残念ながらバンディーには合わなかったのでした・・・、なので今作は読む前不安になっていました(笑)

そして、アンソニー・ホロヴィッツの他の作品でホーソーン&ホロヴィッツが主人公の【メインテーマは殺人】【その裁きは死】も読みましたがこちらも数少ない満足出来た海外ミステリー作品だったので今作【カササギ殺人事件】が気にいった方は是非読んで頂きたいですね~!

正統派ミステリー

海外ミステリーは映画はどんでん返し等でかなり驚かされる作品は多くて邦画より洋画派なのですが、ミステリー小説は断然日本の作品の方が驚かされる事が多く反対に海外ミステリー小説は苦手な方でした・・・。

しかし、今作【カササギ殺人事件】を楽しむ為、バンディーは海外ミステリーに慣れる為に苦手意識を克服するために積極的に読むようになりジェフリー・ディーヴァー【オクトーバー・リスト】ピエール・ルメートル【悲しみのイレーヌ】等を読み面白さに慣れてきてついに【カササギ殺人事件】を読む日が来たのでした!!

『久しぶりに正統派ミステリーを楽しめた!!』って言うのが読み終えた率直の感想でした!先が読めないストーリー、数々の謎、伏線、犯人を指摘する際の謎解きシーンなど古き良き時代のミステリーのマナーに沿った作品でしたが、古臭くならず今風に落とし込んでいる点が7冠を達成できた要因のなのかなとバンディーなりに感じました。

歌野正午【葉桜の季節に君を想うということ】のようなどんでん返し要素を期待したら肩透かしを喰うかもしれませんのでどんでん返し大好き読者の方は注意してください!

『どんでん返し=ミステリー』って最近勘違いしていたので今作【カササギ殺人事件】のように高い水準の正統派ミステリーを読めて良かったと思いました!

1度で2度美味しい!?

今作【カササギ殺人事件】上下巻に分かれているのですが、別に一冊でまとめれたと思いましたが読んでからは上下巻に分かれていて正解だと思いましたね~!!

詳しく書いたらネタバレになるので控えますが今作【カササギ殺人事件】『1度で2度美味しい作り』になっているのでこれから読む方は是非楽しんで下さい!

海外ミステリーなので知らない土地や習慣聞きなれない名前等で想像しながら読むの難しく、読み進めるスピードも遅くなってしまうと思いますが、飽きることなく最後まで読みきれてしまうと思うので思いっきり今作【カササギ殺人事件】を堪能して下さい!

作者アンソニー・ホロヴィッツには脱帽ですが、さらに続編【ヨルガオ殺人事件】がまだ控えてると思うのニヤニヤが止まらないバンディーでした。ただ今作【カササギ殺人事件】に限らずですが、海外ミステリーに慣れているか、慣れていないかでも評価が変わるのである程度海外ミステリーに慣れておく事をオススメします!

【カササギ殺人事件】

バンディー的オススメ度

★★★★★★★★★☆

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