ハイ!ど〜も、バンディーです!!
今回紹介する作品はM・W・クレイヴンのミステリー小説【ブラックサマーの殺人】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!
今作は人気シリーズ『ワシントン・ポー』シリーズの第2弾作品です!前作を超えることが出来るのか!?
大ピンチ!?ワシントン・ポー!

概要
- 作品名:【ブラックサマーの殺人】
- 作者:M・W・クレイヴン
- 発売日:2021年10月19日(文庫本)
- 発行所:早川書房
あらすじ
かつて刑事ポーはカリスマシェフのキートンを殺人の罪で刑務所送りにした。だが六年後、殺されたはずのキートンの娘が生きて姿を現した! あらゆる証拠が冤罪を示し、窮地に立たされたポーを助けるべく、分析官ブラッドショーが立ち上がる。
引用:早川書房
シリーズ第2弾
今回紹介する【ブラックサマーの殺人】は冒頭でも書きましたが、『ワシントン・ポー』シリーズの第2弾です。
以前に紹介した【ストーンサークルの殺人】はミステリーランキングにランクインしており、ずっと読みたかったシリーズを今更ながら読み進めている最中です!
主要な登場人物は前作から引き続き登場しており、前作の直接的なネタバレは無いものの物語には多少なりとも触れてます。
なので、出来れば前作【ストーンサークルの殺人】を読んでから今作【ブラックサマーの殺人】を読んだ方が、登場人物達の背景や関係性が分かるためシリーズ順に読むことをオススメします。
ワシントン・ポー大ピンチ!?
ネタバレでは無いので書きますが、物語冒頭でワシントン・ポーはいきなり大ピンチを迎えます!
バンディーも読んでいてビックリしましたが、話の掴みとしては完璧ですね〜!
何故そんな事になったのかはもちろん読み進めていけば分かります、その出来事から遡って物語が始まり繋がった時は『なるほどな〜』となりました。
最初から前作【ストーンサークルの殺人】とは違った感じがして期待してしまいます。
過去の事件
今作【ブラックサマーの殺人】は過去の6年前の事件が重要な関わりとして描かれます。
カリスマシェフのキートンは娘の殺人容疑でポーが刑務所送りにしました。
ポー自身が述べていますがこのキートンという男はサイコパスで非常に危険な人物の可能性があり、ポーも危険性を感じるぐらいでした。
実際に関係者からもサイコパスと伺えるエピソードを聞くことになります。
月日は流れ現在なんと!キートンに殺されたはずの娘がふらりと姿を現したのでした・・・。
冤罪?か策略か?
6年前に亡くなったはずのキートンの娘ですが、警察の取り調べや検査を受け本物のキートンの娘と判明します。
そうなるとポーが6年前に逮捕したキートンは冤罪の可能性が出てきます。
冤罪と言う失態を犯しだんだんとポーの立場が危うくなり、冒頭とはまた違ったピンチを迎えていきます。
さらにはサイコパスのキートンがポーに対して復讐を企てる可能性もあり、物語は予想もつかない展開を迎えます。
キートンは犯人なのか?冤罪なのか?DNAが一致してるのに別人の可能性はあるのか?様々な謎が生れこの先ポーはどうなるのか!?
早く次が読みたい
今作【ブラックサマーの殺人】は前作【ストーンサークルの殺人】とは別の面白さがあり、相棒のティリーとの関係も良くナイスバディだと思いました。
これ以降もこの2人で事件を解決していくと思ったら頼もしい判明、何も不吉な出来事は起こるなよ!と強く願います。
今作は前作とは違った作風だがバンディー個人的には前作【ストーンサークルの殺人】の方が楽しめました!
ただ早く第3弾が読みたいし、面白さは今作を超えれるのかも楽しみのひとつとしてあります!
出来ればシリーズ順に読んで下さいね。
【ブラックサマーの殺人】
バンディー的オススメ度
★★★★★☆☆☆☆☆