ハイ!ど〜も、バンディーです!!
今回紹介する作品は辻真先のミステリー小説【深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!
『昭和ミステリシリーズ』として描かれる作品の第1弾です、今なお活躍して新たなシリーズを生み出す辻真先には脱帽です!
先に続編の【たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説】を先に読んでしまい今更ながら前作を読んでから改めて【たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説】を読んでみようと思います!
昭和の世界感が味わえるミステリ!?

概要
- 作品名:【深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説】以下【深夜の博覧会】
- 作者:辻真先
- 発売日:2018年8月24日(単行本)
- :2021年1月29日(文庫本)
- 発行所:東京創元社
あらすじ
昭和12年5月、銀座で似顔絵を描きながら漫画家になる夢を追う少年・那珂一兵を、帝国新報の女性記者が訪ねてくる。開催中の名古屋汎太平洋平和博覧会に同行し、記事の挿絵を描いてほしいというのだ。超特急燕号での旅、華やかな博覧会、そしてその最中に発生した、名古屋と東京にまたがる不可解な殺人事件。
引用:東京創元社
レジェンド
今回紹介している【深夜の博覧会】の作者辻真先は言わずもがなレジェンド作家であります。
2026年現在で辻真先は御年93歳で今なお作品を世に送り出しています。
ここまで現役なのも凄いし作品も面白いから脱帽です。
他にも【開かせていただき光栄です】の皆川博子も御年96歳!
このお二人にはただただ凄いに尽きる!
バンディーが最初に辻真先を知ったのは牧薩次名義の【完全恋愛】でした。
『本格ミステリ大賞』を受賞しており、辻真先作品を読む前に読んでみてはいかがでしょうか?
『本格ミステリ大賞』受賞してるので安心してよめるはず!?
昭和12年
サブタイトルにもある通り今作【深夜の博覧会】の舞台は昭和12年(1937年)です。
歴史に疎いバンディーですが、調べてみると日中戦争が起きた年になります。
作中にも登場している博覧会『名古屋汎太平洋平和博覧会』は現実にあった博覧会で辻真先は4歳前後でリアルタイムでその時代を生きてます。
実際の歴史や出来事を知っておくともっと楽しめると思いますが、知らなくても楽しめるのでご安心を!
実際にその時代を生き抜いた作者たがらこそ描けた作品でした。
事件
絵描きで漫画家志望の少年一兵が主人公ですが、共に行動する新聞記者の瑠璃子と名古屋で開催中の博覧会を訪れます。
そして案内してくれる宗像伯爵や伯爵の助手の操等など魅力的なキャラクターも登場します。
そんな登場するキャラクターを無駄にすることなく物語は進んでいきついに事件が起こります。
瑠璃子が誘拐にあったり一兵の知り合いで気になる女の子澪も誘拐にあり不可解な事件に遭遇します。
館で起きた出来事や色々な謎がありミステリーとして充分楽しめました。
正直途中まではだれてましたが、終盤の謎解きで一気に物語に引き込まれました!
バンディーみたいに途中はあまり面白く感じなくても頑張って最後まで読んで下さい!
バンディー的にラストで一気に評価が上がりました!
最後に
最後に今回紹介した【深夜の博覧会】の気になった点を書いておきます。
1番気になったのは瑠璃子の話言葉でした、語尾に『〇〇ダワ』といった具合に当時をリアルに表現する為に取り入れてると思うがそれがかえって読みづらさに繋がってると感じた。
当時の社会問題等を取り入れてるので気軽に読みづらく、すぐに想像出来ない単語がありテンポが悪くなりページをめくる手が鈍った・・・。
しかし、先ほども書いたが物語終盤の展開と結末は良かったし、その後の話も登場人物達がその後どうなったか分かったのも良き!
続編でミステリー賞ランキングを総なめにした【たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説】は是非とも続けて読んで頂きたい!
その方がより楽しめるので、シリーズ順に読むように!
感想書いてるので参考にして頂ければ幸いです!
【深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説】
バンディー的オススメ度
★★★★★☆☆☆☆☆