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先が読めそうなタイトルだったが・・・!香坂鮪【どうせそろそろ死ぬんだし】ネタバレ無し感想!!

ハイ!ど〜も、バンディーです!!

今回紹介する作品は香坂鮪のミステリー小説【どうせそろそろ死ぬんだし】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!

ありきたりそうだが、驚きはあるのだろうか!?

タイトル回収は素晴らしい!

悲しみ

概要

  • 作品名:【どうせそろそろ死ぬんだし】
  • 作者:香坂鮪
  • 発売日:2025年3月5日(文庫本)
  • 発行所:宝島社

あらすじ


『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作

今回紹介している【どうせそろそろ死ぬんだし】『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作です。

今までにも野崎暖炉【密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック】くわがきあゆ【レモンと殺人鬼】がありなかなかに面白い作品が受賞してます。

ただ『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作は先程紹介した面白い作品もあれば、残念ながら刺さらない作品もあり好みが分かれるはず!?

バンディー個人的な『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作当のイメージは1割バッターです。

余命少ない人たち

今回紹介している【どうせそろそろ死ぬんだし】はタイトルから分かる通り、余命宣告された人たちが主な登場人物です。

別荘で集まり交流会が開かれ、そこに名探偵も招待され助手と共に向かうのでした。

如何にも何かありそうでワクワクしますね〜!

余命宣告された人たちは症状や病名が様々で、説明される話も結構しっかり医療的な事を書いてるのには驚いた!

さながら医療ミステリーかと間違える程でした(笑)

しかし、和やかな交流会のさなかにゲストの1人が不審死して不穏な空気が流れ始めるのでした・・・。

終盤まで我慢

今回紹介した【どうせそろそろ死ぬんだし】はゲストが不審死してからは謎を解明していくのだが、終盤まで引っ張りすぎて飽きてくるのが残念だった。

名探偵も登場し助手もいてミステリー的な展開はバッチリだが序盤名探偵の方が使えなくて、助手の方が名探偵っぽい事をしてるのには引っかかりを覚えた。

大概こういう場合は何かあるんだろ〜なと思いつつ読んでいたが、読んでいて以前紹介した霧舎巧【名探偵はもういない】を思い出した。

方向性は違うが骨組みは似ている気がしたんですね〜、ネタバレになりそうなので詳細は伏せるが、展開が似ている所があるのでそう思ったが以降の展開は全く違ったので一安心でした。

終盤までは頑張って読み進めて欲しいですね〜!

タイトル回収の妙

先程から書いてる通り終盤までは残念ながらある1点以外は山場もなく平坦に過ぎます。

ただ終盤からはミステリー好きな人は喜ぶ展開が待ち受けるのでご安心を!

二転三転する展開ありちょっとしたどんでん返しありと楽しめたし、終盤で盛り返しました!

バンディーの1番気に入った点はタイトル回収を上手くしてくれた所でした!

勝手にイメージしてたタイトル回収よりも遥か上を行く回収をしてくれており、1番驚かされました!その上手い回収が無ければ読後の評価も大きく変わったでしょう!

(無ければもっと評価低かったはず!)

【どうせそろそろ死ぬんだし】

バンディー的オススメ度

★★★★★★☆☆☆☆

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