ハイ!ど〜も、バンディ〜です!!
今回紹介する作品は雨穴の間取りミステリー【変な家2〜11の間取り図〜】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!
前作【変な家】で突如現れた新星雨穴、間取り図ミステリー(不動産ミステリー)と言う新たなジャンルを作り上げたシリーズ第2弾作品です!
前作とまた違った面白さがある!
概要
- 作品名:【変な家2~11の間取り図~】
- 作者:雨穴
- 発売日:2023年12月15日(単行本)
- 発行所:飛鳥新社
あらすじ
あなたは、この「11の間取り」の謎が解けますか?
引用:飛鳥新社
前作に続き、フリーライターの筆者と設計士・栗原のコンビが
不可解な間取りの謎に挑む。
1「行先のない廊下」
2「闇をはぐくむ家」
3「林の中の水車小屋」
4「ネズミ捕りの家」
5「そこにあった事故物件」
6「再生の館」
7「おじさんの家」
8「部屋をつなぐ糸電話」
9「殺人現場へ向かう足音」
10「逃げられないアパート」
11「一度だけ現れた部屋」
後編「栗原の推理」
すべての謎が一つにつながったとき、きっとあなたは戦慄する!
前作が大ヒット!!
今作【変な家2〜11の間取り図】を紹介する作品前に前作【変な家】と作者雨穴について簡単ですが書いておきます!
前作【変な家】を初めて見た時は衝撃的でしたね〜!まず作者兼YouTuber雨穴の見た目からして全身黒タイツに白い仮面っていうぶっ飛んだ見た目が頭から離れませんでした!
最初はYouTubeの方を先に観てホラーっぽくぶっ飛んだ内容で一気に惹きつけられて気になりだした時にちょうど小説【変な家】が出るタイミングですぐに買いに行きましたし、後出しジャンケンだと思われたら嫌なのですが『絶対にヒットする!』って思ってました!!
案の定小説はヒットしましたし、2作品目【変な絵】もヒットしてバンディーは当然だと思いました!そして2024年3月には間宮祥太朗主演で映画化されます!!前作未読の方はYouTubeだけでも観て見て下さい!
待望の続編!
映画化もされ大ヒットした【変な家】に続き待望の続編【変な家2〜11の間取り図】が発売されました!発売されてすぐに近くの書店では売り切れてたので人気の高さが伺えました!
内容も前作よりページ数もボリュームアップしており話も11の間取り図が出でくるかなり嬉しい構成になっています!間取り図ミステリー(不動産ミステリー)っていう新たなジャンルを打ち立てた続編は前作を超えれるのでしょうか!?
前作【変な家】は一つの間取り図から深堀りしてく感じでしたが、今作【変な家2〜11の間取り図〜】はタイトルにも書いてある通り11の間取り図の話を個々で推理していき最後に物語が繋がっていく構成は連作短編小説みたいで読む前はワクワクしましたね~!
11の間取り図
内容は【変な家】が発売された後の設定で作者雨穴が読者等から色々とおかしな間取り図について連絡が来るようになりました。
読者から寄せられた間取り図について作者雨穴も一緒に見に行ったり、資料から得られた情報だったりをもとに調査をしていきます。
調査をしていきますが11の物語は最初謎が判明されない状態で次の話に移っていくので最初は驚きました、一つ一つの話は謎の具合で面白い話もあったり普通な話があるので、仕方ないですが面白さにバラツキがありました・・・。
謎が残ったまま話がスッキリしないですが、最後に前作でもお馴染みの栗原さんが登場します、その時点でもまだまだ残りのページ数が残ってるので『栗原の推理』が1番のメインになります!その時に謎は明かされるのでその点は安心しました!
前作は超えれたのか!?
先ほども書きましたが最後の『栗原の推理』で物語の謎も解け、11の間取り図の共通した謎も繋がり連作短編小説としては文句無しの構成でした!
今までは良かった点を書いてきましたがここからは参考の為に気になった点も書いていきます、まずやっぱり1番気になったのは11の間取り図の謎が解明しないまま話が進んでいった部分です。
これが5個までの話なら謎もギリギリ覚えてられますが流石に倍以上の11の謎は全部覚えておくのは厳しいです、最初の方の謎は覚えてないので謎が解明してもスッキリしません。
11の間取り図があって最初は嬉しかったですが途中で苦痛に感じました(笑)絶対に少なかった方が良かったしその都度謎を解明したほうがテンポが良かった気がして非常に残念でした!
物語を通じての謎もそこまで驚きは無かったのが残念だったので、やはり前作を超えるのは難しかったですね~!ただ映画と今作のヒット次第では続編第3弾があるかも知れないので是非ともヒットして頂きたいと思います!!
【変な家2〜11の間取り図】
バンディー的オススメ度
★★★★☆☆☆☆☆☆