ハイ!ど〜も、バンディーです!!
今回紹介する作品はフランシス・ビーディング【イーストレップス連続殺人】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!
昔の古い名作が現代に翻訳されて読む機会が訪れるのは良い事ですね〜!!
終盤の展開で巻き返した!?

概要
- 作品名:【イーストレップス連続殺人】
- 作者:フランシス・ビーディング
- 発売日:2025年6月3日(文庫本)
- 発行所:扶桑社
あらすじ
風光明媚なノーフォーク海岸沿いの保養地イーストレップスで、老婦人が友人宅を訪れた帰りにこめかみを刺されて殺害される。
続けて第二、第三の殺人が同様の手口で繰り返され、街は謎の殺人鬼「イーストレップスの悪魔」の影におびえることに。
地元警察はついに有力な容疑者を確保するに至るのだが……。
意を凝らしたミスディレクションと巧妙なレッドへリング、白熱の裁判シーン、フーダニットとしての完成度。引用:扶桑社
名作発掘
今回紹介しているフランシス・ビーディング【イーストレップス連続殺人】は1930年代に描かれた作品です。
それが2025年になり翻訳されて晴れて日の目を見る事になりました。
以前紹したヤーン・エクストレム【ウナギの罠】も1960年代の作品が現代に翻訳されています。
共に翻訳して発行した会社が扶桑社になるのでこれからも扶桑社には昔の名作をどんどん翻訳して発掘して頂きたいですね〜!
イーストレップス
今回紹介する作品【イーストレップス連続殺人】はタイトルに書いてる通りイーストレップスが事件の舞台になります。
最初に老婦人が殺害された事を発端に連続殺人が起こります。
連続殺人犯はイーストレップスの悪魔と呼ばれ住人から恐れられます。
色々な登場人物の視点と話を聞きながらお話は進んでいきますが、内容としてはありきたりなお話ではあります。
海外ミステリーの洗礼
お話は終盤に裁判シーンがありますが、それ以降の展開は良くそこで作品全体の評価が若干上がりました。
逆を言えばそれまでの展開は忖度無しに書くと凄く面白いものではありませんでした!
その展開が無ければ平凡なミステリーで終わってました・・・。
終盤の展開と犯人の犯行動機が実に良く描かれており、よくよく考えれば当たり前の事だが逆に盲点になり際立った!
ここからは読んでて一番感じた海外ミステリーの難しさを書きます。
一番辛かったのは登場人物が多く1人1人が認識し辛く読みにくかったところですね〜!
何回も登場人物表を行ったり来たりして読むテンポが非常に悪かった。
一概に海外ミステリーは全て読みにくとは言わないが、登場人物や場所、用語等日本で暮らしてたら馴染みが無い物もあるので読んでてイメージしにくいのが最大の難点でしょうね〜。
中には登場人物も分かりやすく読みやすい作品はあるので、翻訳的な事や文字のレイアウトや改行などなど様々な要因があると思われます。
海外ミステリーは読みにくい問題はこれからもずっとあるでしょうから、海外ミステリーを読むのはまだまだハードルは高く感じてしまうかもしれません。
しかし、海外ミステリーの方が世界は広いし名作や隠れた名作がわんさかあるはずなので、とっきにくいからと言って読まないのはもったいないですね。
なので読者も読者レベルを少しづつ上げていき、チャレンジ出来るようになってから読んでいけばいいと思います。
今作【イーストレップス連続殺人】は海外ミステリーの中では難易度が高いと思うのですが、いつかはチャレンジしてみて欲しい作品です。
【イーストレップス連続殺人】
バンディー的オススメ度
★★★☆☆☆☆☆☆☆