立て続けに起こる2つの事件が思わぬ結末に!?小説【棲月~隠蔽捜査7~】ネタバレ無し感想!!

神奈川県警

ハイ!ど~も、バンディーです!!

今回紹介する作品はバンディーが大好きな今野敏の人気シリーズ【隠蔽捜査】の第7作品目の【棲月~隠蔽捜査7~】をネタバレ無しで紹介していきます!

【隠蔽捜査シリーズ】はそれまでの警察小説とは違った観点で描かれており、警察小説の新たな可能性を提示した作品だと思っています!警察小説版【半沢直樹】の要素もあり自分の信念がぶれない主人公竜崎の姿に爽快感と勇気をもらえる作品です!!

主人公竜崎に大きな転機が訪れる

パトカー

概要

  • 作品名:【棲月~隠蔽捜査7~】以下【棲月】
  • 作者:今野敏
  • 発売日:2018年1月22日(単行本)
  • :2020年7月29日(文庫本)
  • 発行所:新潮社

あらすじ

私鉄と銀行のシステムが次々にダウン。不審に思った大森署署長・竜崎は、いち早く署員を向かわせるが、警視庁の生安部長から横槍が入る。さらに、管内で殺人事件が発生。電話で話した同期の伊丹から「異動の噂が出ている」と告げられた竜崎は、これまでになく動揺する自分に戸惑っていた――。大人気警察小説シリーズ、待望の第9作!

引用:新潮社

隠蔽捜査シリーズ

先ほども簡単には書きましたが、今作【棲月】は今野敏の人気シリーズ【隠蔽捜査シリーズ】の第7作品目です!前回紹介したのは【去就~隠蔽捜査6~】ですが、やはりシリーズ作品なので第1作目から読む事をオススメします!特に今作【棲月】は竜崎と色々な人のそれまでに築いた関係が分かってるからこそグッと来るものが作品になっているので頑張って第1作目から読んで欲しいですね~!!

隠蔽捜査シリーズは今までの警察小説の概念を大きく変えた作品でもあります!警察小説と言えば主に刑事に焦点が当たっていましたが、隠蔽捜査シリーズはキャリア(警察官僚)に焦点が当たっているので今までの警察小説とは全く違う切り口の作品です!!

最初は不安でしたが、【隠蔽捜査】を読み終わった時は杞憂に終わりました!今まで知らなかったキャリアの苦悩や生き様が描かれておりかなり胸が熱くなる作品なので今まで読んだ事ない方は是非とも【隠蔽捜査シリーズ】読んで頂きたいですね!きっと損はしないはずです!!

【棲月】は第作目となっていますが、本当はスピンオフの短編作品【初陣~隠蔽捜査3.5~】【自覚~隠蔽捜査5.5~】が間にあるので【隠蔽捜査シリーズ】は合計第9作品目って事になります!!今作は一体どんな展開が待ち受けるのか!?

サイバーテロ攻撃!?

今作【棲月】では2件の事件が並行して起こります!まず1つ目は私鉄のシステムがダウンした事から始まりました。そこからさらに銀行のシステムもダウンしてしまい何か嫌な予感を感じ取った竜崎は早々に捜査員を対処に向かわせます。そこで判明したのはサイバーテロ攻撃を受けているかもしれない可能性が!?

ここでも新たな登場人物が登場し躍動します、サイバー犯罪対策課も登場しひと昔では考えられなかったネット等のサイバーテロを取りしまる対策課も出来上がり、時代が進み便利になった分それらを悪用する輩も出てくるのは当然かもしれませんね!

毎度お馴染みどうでもいいような事で竜崎に対して、『筋を通せだ』だのマウントを取りたい人物も出てきて横やりを入れてきます!そんな事にはなんら効果の無い竜崎は痛快に相手を対応し読んでいる読者も爽快にさせてくれます!!

サイバーテロは現実問題でも起こっているので人事では無いですし、実際SNSアカウントの乗っ取りやもっと重大な事件も起きかねません!今の時代はほとんどネットで対応している世の中になったのでいずれ重大な事件がハッカーやクラッカーが引き起こしそうな気がして怖い出来事だとバンディー自身も思います!そんなリアルタイムな事件も取り込みながら進んで行きますが、犯人の手がかりがなかなか掴めず難航していきます・・・

少年のリンチ殺人

もう1つの事件は昔から札付きの悪の少年が死体で発見された事で事件は進んで行きます。事件はリンチを受けているようなのですがなかなか事件の有力な手掛かりも無く話は進んで行きます!

殺された少年は以前に『ハメられた』と捕まった時に証言していますが、数々の悪行を尽くしている少年にはそんな発言をしても信ぴょう性が無く少年院にいれられる事になります。捜査も難航しますが殺された少年の仲間の言動や振る舞いも何処かおかしく違和感を感じ始めます・・・そんな時に『ルナリアン』と言う名人物の都市伝説が囁かれ始めます。

さらに竜崎の転勤の話も出てきており様々な出来事が起こる中で『サイバーテロ攻撃の事件』『少年リンチ殺人事件』2つの事件が思わぬところで繋がり始めます・・・

神奈川県警

隠蔽捜査シリーズに大きな転機が訪れる!

以前紹介した【 去就~隠蔽捜査6~】 の時にも書きましたが、最近は話の流れが大体決まってきておりお馴染みのやり取りがなされ事件が解決と言った感じだったので若干マンネリ気味になっていたのも事実だったのですが、今回ついに竜崎に【転勤(移動)】の話があり、転勤が本当なら大森署を離れる事になり、署長ではなくなるかもしれないし何処に勤務するのか分からないので何処に転勤になるとしても新しい風が吹きマンネリ気味だった【隠蔽捜査シリーズ】もさらに面白くなる事間違いないですね!!

転勤の内示が出てからの竜崎は意外な事に自分が動揺していることに気付きます、読者もリアリストの竜崎が動揺するとは思わなかったと思いますが、理由はやはり大森署で署長に就任して竜崎自身の人間味と器が大きくなった事と大森署員たちとの関係性が大きく関わってきます

バンディーが【隠蔽捜査シリーズ】を出来るだけ大変ですが1作目の【隠蔽捜査】から順を読んだ方がいい理由が今作【棲月】では特に顕著に出ています!!竜崎が転勤になるかもしれない心情と普段は勤務態度が良くないが捜査能力が高い大森署の刑事戸高が会議中にある刑事が竜崎に言った一言に対する発言が『何も知らないくせに・・・』とつぶやいた時鳥肌が立ち涙が出そうになりました(笑)これだけ読んだらただの発言ですが、今までの竜崎と戸高の関係性を知っている分余計に心に響くのです!!

それだけでは無くその他の大森署員たちの関係性を今までのシリーズを読んでいれば最後の竜崎が送りだされるシーンは本当に胸が熱くなる事間違いないです!!大森署での集大成と言っての過言では無い今作【棲月】でした!!

次回作【清明~隠蔽捜査8~】から全く新しい場所での出発なので今までのシリーズファンも楽しみな作品になっている事間違いないですね!!

【棲月~隠蔽捜査7~】

バンディー的オススメ度

★★★★★★★★☆☆

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