ハイ!ど〜も、バンディーです!!
今回紹介する作品は赤川次郎のホラーミステリー【告別】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!
7つの短編ホラー小説ですが、そこまで怖くないので読みやすいのでオススメです!!
小説の面白さを教えてくれた作品!?
概要
- 作品名:【告別】
- 作者:赤川次郎
- 発売日:1995年12月18日(文庫本)
- 発行所:角川
あらすじ
もし人生をやり直すことができたなら。不可能なはずの願いが偶然見つけた一本の電話から現実になっていく……。『長距離電話』をはじめ、必ず訪れる愛する人との7つの別れを綴ったミステリアスな作品集。
引用:角川
赤川次郎
今回紹介している【告別】の作品は小説読んだ事がある方は名前だけは聞いたことあるのではないでしょうか!?
バンディーが赤川次郎に対してのイメージはとりあえず出版数がかなり多い作家です!実際に多いのですが、その分内容が薄いのではないか!?って勝手に思ってしまいましたがそんな事ありませんでした(笑)
現在ではその赤川次郎のイメージのポジションは東野圭吾になってますが、やはりこちらも作品は面白いので2大大御所作家ですね〜!
バンディーは高校の時に今作【告別】を読んでかなり記憶に残った覚えがあります!それ以降赤川次郎の角川ホラー文庫はほとんど読みましたがどれも面白かったです!
約20年ぶりに読み直しましたがやはり印象に残る作品でしたし、大人になっても読み返したくなる作品って良いですね!?
『長距離電話』
なかでも1番のお気に入りは『長距離電話』です!へんぴな所にある公衆電話が主人公の高校時代の彼女の家に繋がる!?
普通に何十年ぶりに友人に電話したつもりが繋がったのは高校時代の友人に繋がる不思議な話で、彼女とのある事件をやり直す為に電話するが・・・。
ありきたりな設定かもしれませんがバンディーは高校時代に読んで凄く印象に残ったし、今でもその感想は変わりません!
話も起承転結しっかりしてるし飽きない展開も良かった、そこから一気に小説を読み始めるようになりました。
高校時代に読んだ時とバンディー自身も大人になり主人公と近い年代になったので、改めて読み返したらまた違った印象を受けました。
他の作品も読みやすい
バンディーがオススメする『長距離電話』以外も読みやすい話が多いのでサックリ読めるはず!?
ホラー文庫だが意外にもホラー要素は薄いのでホラーが苦手な方にもオススメです!
いい話が多く幽霊が出がちでホラー作品よりは『不思議なお話』のイメージが強い、ただ簡単などんでん返し要素もあるので飽きる事はないでしょう!?
色んな話からご自分に合う話があると思うので探してみて下さい!そして他の赤川次郎角川ホラー文庫も是非とも読んでみて下さい!!
ただ今読んだら古臭く感じるのとガッツリしたミステリーやホラーを期待する方は肩透かしを喰らうかもしれないのでご注意を!
質より量?
先ほども書きましたが、今作【告別】の作者赤川次郎と東野圭吾は出版数が多いと書きましたが、少しこの事について深掘りします。
赤川次郎、東野圭吾以外にも【千里眼シリーズ】の松岡圭祐も出版数が多いですが、ここで考えたいのは作品は『質より量が良いのか?』『量より質が良いのか?』問題です。
『質より量』のイメージですが、一般的には出す期間が短く続きを待たずに読めるメリットがありますが果たして内容はしっかり面白いのか?って思うことがあります。
ある作家の本は確かに内容は薄く残念に感じた記憶があります。
反対に『量より質』の場合は確かにひとつの作品にかける時間が多いので比較的内容をしっかり楽しめてる気がします。
ただ他にも書くネタが無かったり書けなかったりする場合もあるので一概に言えませんが、最悪なのは長く待った割にあまり楽しめなかった時はガッカリしますね〜。
作家と言う稼業が凄く大変なのは想像出来るので偉そうな事は言えませんが、どちらでもいいので楽しめる作品が読めるなら極論かまいませんね(笑)
貴方はどう感じますか!?
【告別】
バンディー的オススメ度
★★★★☆☆☆☆☆☆