ハイ!ど~も、バンディーです!!
今回紹介する作品は日本ではあまり馴染みのない『ロビイスト』の闘いを描いた政治サスペンス!映画【女神の見えざる手】を紹介していきます!!
戦うクールな女性が主役の映画!
概要
- 作品名:【女神の見えざる手】
- 公開日:2016年11月25日
- 監督:ジョン・マッデン
- 出演:ジェシカ・チャステイン、マーク・ストロング
- ジャンル:政治、サスペンス
- 制作国:アメリカ、フランス
あらすじ
天才的な戦略を駆使して政治を影で動かすロビイストの知られざる実態に迫った社会派サスペンス。大手ロビー会社の花形ロビイストとして活躍してきたエリザベス・スローンは、銃の所持を支持する仕事を断り、銃規制派の小さな会社に移籍する。卓越したアイデアと大胆な決断力で難局を乗り越え、勝利を目前にした矢先、彼女の赤裸々なプライベートが露呈してしまう。さらに、予想外の事件によって事態はますます悪化していく。
引用:映画.com
予告
そもそもロビイストとは?
今作【女神の見えざる手】は政治サスペンスで主人公スローンはロビイストという職業で日本ではあまり馴染みのない職業で聞いたことないですよね?
バンディーも今作で初めて知った職業なので知らない方も多いと思うので簡単に説明しておきます!
ロビイストとは:特定の圧力団体の利益のために議会に働きかけ,請願や陳情を仲介する院外運動団体の運動員。
これだけ書いてもいまいちピンっときませんね(笑)簡単に勝手にバンディー的に解釈したら政治活動の裏で暗躍する人達の事だと思っていましたが、予告では『政府を陰で動かす戦略のプロ』の事だそうです!あながち間違ってはいなかったですね!。そもそもアメリカの議会用語なので知らなくて当然かも知れませんが・・・
銃規制を巡る駆け引き
大まかな物語は『銃を所持する派』と『銃反対派』の対立になります!
もともとは銃所持派のロビイストとして担当する予定だったが、色々あり銃反対派のロビイストとして動き出すことになるのですが、大手のロビー会社から小さなロビー会社に移籍する事になる時にメンバーを引き抜いていきますが全員スローンについて来ることは無く、一番付いてきそうだった部下が残る事になりスローンと対立する形がより物語に面白みが出ています!元同僚と対決する事になっていますからね~。
日本では銃自体所持が禁止なので今作【女神の見えざる手】を観ていていまいち現実味がありませんでしたが、アメリカでは所持は認められているし銃を所持している事で自分の身を守る事も出来るでしょうが、反面自分を守る為の銃を悪用して銃乱射事件が起き何名もの犠牲者を出しているのも事実でアメリカでは切実な問題なんだと映画からも読み取れます。
勝つためには手段を選ばない!?
今作の主人公スローンはバリバリの仕事が出来る戦う女性で観ていてもカッコ良いのですが、勝つためには手段を択ばない一面を持っています。
善人と言うよりは目的や自分の信念の為には勝つための手段は選ばないって言った方がいいかもしれません!時には見方を欺いたり、違法な手を使ってロビー活動を行いダーティーな戦い方をします。観ているこちらもヒヤヒヤしてきます(笑)
様々な手を使い世論を銃否定に誘導していくのですが問題が発生します、物語冒頭の聴聞会へと繋がっていきます・・・
上手く伏線を張られていたことに驚く
今作【女神の見えざる手】は政治サスペンスなので最初はお堅い難しい映画と思っていたのですが、評判が良かった為頑張って『最後まで観て正解だった』と思える作品でした!!
内容が重いお堅い映画と思っていましたが、意外に作品の中に張り巡らされた伏線の多さに驚きました!物語終盤にどんでん返し要素があり全く見抜けずビックリしましたが、そのどんでん返しの伏線もしっかり張られており終盤でしっかりすべて回収する所は爽快でしたね~!!
どんでん返し後はスローンに対する見かたも変わり、最後は人気ドラマ【半沢直樹】を観ているような錯覚に陥りましたし、ウィル・スミス主演にコンゲーム映画【フォーカス】みたいに騙される楽しみもある観る前と観終わった後では評価が変わった作品でした(もちろんいい意味で!)
【女神の見えざる手】
バンディー的オススメ度
★★★★★★☆☆☆☆