ミステリー玄人でも苦戦する小説!?ダン・マクドーマン【ポケミス読者よ信ずるなかれ】ネタバレ無し感想!!

ハイ!ど~も、バンディーです!!

今回紹介する作品はダン・マクドーマンのミステリー小説【ポケミス読者よ信ずるなかれ】をネタバレ無しで紹介していきます!!

久しぶりの新書サイズの本を読みましたが、単行本や文庫本とサイズ感が違い新鮮でした!!

好き嫌いが分かれる評価が難しい小説だ!!

本と栞

概要

  • 作品名:【ポケミス読者よ信ずるなかれ】
  • 作者:ダン・マクドーマン
  • 発売日:2024年4月5日(単行本)
  • 発行所:早川書房

あらすじ

ポケミスとは?

今作【ポケミス読者よ信ずるなかれ】を紹介する前に『ポケミス』について触れておきます。

そもそもタイトルにある『ポケミス』とはハヤカワポケットミステリブックの略称です。

早川書房が刊行する翻訳ミステリー専門書で、サイズもポッケトブック判と言う単行本でも文庫本でもないサイズが独得の本です。

調べてみたら意外にも1953年から刊行されていて、結構歴史が長い事に驚きました!!

かなり独自路線の本で手に取るだけでワクワクしますね~!!

ありきたりな展開と思いきや!?

今作【ポケミス読者よ信じるなかれ】は会員制の狩猟倶楽部がある場所が舞台のお話です。

嵐が起った事で陸の孤島と化しそこで殺人事件が起こります。

ミステリー好きにはお決まりの展開でニヤリとしますが、それだけでは終わらないので今作の恐ろしい所です!!

冒頭からひと味違いまず主人公らしき人物出てきますが何の説明もなく始まるので、名前やどんな人物か分からないので戸惑いました。

数ページしてから主人公について触れられます、登場人物一覧も大体最初に載っていますがこちらも中途半端なページで登場します。

しかも!登場人物一覧も黒く塗りつぶされている所もあり、そこにどんな事が書かれているのか?重要な事が書かれている気がしてかなり気になりました!!

読み始めてすぐ今作【ポケミス読者よ信ずるなかれ】は一味も違う作品だとヒシヒシ伝わってきました。

間に挿絵があったり、文体が変わったり、Q &A方式になったりと飽きる事無く読むことが出来ました!!

中でもバンディーが1番驚いたのは物語終盤の展開です!

ネタバレになるので詳細は伏せますが、とにかく『何じゃこりゃ!?』ってなりました(笑)

ここが今作【ポケミス読者よ信ずるなかれ】の1番のキーポイントと思いますね~!!

ただ!キーポイントではありますが、バンディーは賛否両論あると思いますね~!メタ的な要素で良いとは思いますが、

否定的な意見が多い気がします!バンディーも否定的な意見寄りです・・・。

読書レベル上げてから読みたい

今回紹介した【ポケミス読者よ信ずるなかれ】ミステリー初心者の方は読むのは要注意です!!

多分終始楽しめず『何コレ?』って思ったまま読み終わると思います(笑)何なら途中で読むのやめるかも!?

作者のミステリー愛はヒシヒシと伝わってきますが、それも色々なミステリーを読者が知ってたらもっと楽しめると思います。

だから!今作【ポケミス読者よ信ずるなかれ】はある程度ミステリーの読書レベルが上がってから挑んだ方が良いと思います!!

バンディーも結構ミステリー読んでる自負はありましたが、今回見事に打ち砕かれました(笑)

もっと読書レベル上がってからリベンジしたいと思います。作者のチャレンジ精神は評価したい!!

あなたは全て理解出来ましたか!?真相を見抜けましたか!?

【ポケミス読者よ信ずるなかれ】

バンディー的オススメ度

★★☆☆☆☆☆☆☆☆

【サクッと!オススメ作家別リスト!!】

-