ハイ!ど〜も、バンディーです!!
今回紹介する作品は芦辺拓のミステリー小説【ダブル・ミステリ月琴亭の殺人/ノンシリアル・キラー】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!
今作はミステリー小説ですが、普通のミステリー小説ではなく仕掛けがワクワクする作品です!
一冊で二度美味しい!?

概要
- 作品名:【ダブル・ミステリ月琴亭の殺人/ノンシリアル・キラー】以下【ダブル・ミステリー】
- 昨日:芦辺拓
- 発売日:2016年12月22日(単行本)
- :2025年7月31日(文庫本)
- 発行所:東京創元社
あらすじ
閉鎖空間で起きる殺人の犯人当てとトリッキーなサスペンス。二つの物語は本の表と裏からそれぞれ始まります。結末は中央の『解決篇』にて──前からも後ろからも読める驚愕の仕掛け本!
引用:東京創元社
仕掛け良き
今回紹介している芦辺拓【ダブル・ミステリー】は冒頭でも書きましたが仕掛けがワクワクする作品なんですね〜!
そもそも今作は1冊の中に2つのお話が収録されています。
これだけなら良くある話ですが、今作【ダブル・ミステリー】は前からと後ろからどちらからでも読み進めていく事ができます!
そして!2つのお話の真ん中に解答編が待ち受ける構成になっており、バンディーはこういった仕掛けが大好きなので期待しかありません!
話も別々のように感じる話ですが、全く無関係ではない事が読んでいて分かるのでお楽しみに!
今作【ダブル・ミステリー】の構成は以前紹介したガレス・ルービン【ターングラス 鏡写しの殺人】も同じ前からと後ろから読める作品になっており同じ感じがしました!
ただ発売時時期は【ダブル・ミステリー】の方が先になってます、気になった方は読み比べてみてはどうでしょうか!?
月琴亭の殺人
前から読める話は【月琴亭の殺人】です。
探偵の森江が陸と一本道でしか繋がっていない島にある館に招待されて訪れる所から始まります。
館に森江以外の招待客もおり、それぞれが別の理由で館に招待されており主の真意が分からず不気味に感じます。
読んでいく内に集められた人達の共通の人物がおり、そこから物語は大きく動きます。
ミステリー小説お約束のクローズドサークルになり殺人事件がおきます。
ミステリー定番のお話ですが、もう一つのお話とどのように関わるのかワクワクしながら読み進めていくのでした。
ノンシリアル・キラー
後ろから読めるもう一つお話【ノンシリアル・キラー】は文体も変わり横書きの文章で書かれています。
こちらはルポライターの手記がメインのお話になっています。
内容は連続殺人が起こる様な話ではなく、ある死亡事故を取材していくのですが、調べていく内に不審な出来事を発見するのでした。
何の変哲もない事故が徐々に雲行きが怪しくなってくる展開はミステリーと言うより、社会派サスペンスと言った方がしっくり来ますね〜!
解決編
【月琴亭の殺人】か【ノンシリアル・キラー】どちらから先に読んでも構いませんがら両方読んだ方はいよいよ解決編が待ち受けます!!
両方ともスッキリと終わる事は無かったので解決編があって安心しました!
確かに解決編読んだらある程度解決したがバンディー的には消化不良に終わりました・・・。
ここからは作品全体の感想を忖度無しに書いていきますが、解決編もやや分かりづらくスッキリしない終わり方でした。
ひとつひとつの話も盛りがありもなく普通のお話でした。
バンディーの理解力の問題かもしれませんが万人受けはしないと思います・・・。
ただ前からでも後ろからでも読める所や真ん中に解決編があるなどの仕掛けは評価したいと思いますが非常に惜しい作品でした!
芦辺拓作品で一番のオススメなのは以前紹介した【大鞠家殺人事件】なので、こちらは是非とも読んで頂きたいと思います!!
【ダブル・ミステリ月琴亭の殺人/ノンシリアル・キラー】
バンディー的オススメ度
★★★☆☆☆☆☆☆☆
