ハイ!ど〜も、バンディーです!!
今回紹介する作品は紺野天龍のミステリー小説【聖女の論理、探偵の原罪】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!
宗教とか登場して今までの紺野作品と比べて読みにくい印象があったが実際はどうなのか!?
紺野天龍らしさがでた作品だった!!

概要
- 作品名:【聖女の論理、探偵の原罪】
- 作者:紺野天龍
- 発売日:2025年9月18日(文庫本)
- 発行所:早川書房
あらすじ
かつて信者が集団で自殺した宗教団体「科学の絆」に潜入した探偵の新道寺。聖女の天祢の〈万象観〉による事件解決を目にするが。
引用:早川書房
聖女
今作【聖女の論理、探偵の原罪】はタイトルにある通り宗教団体『科学の絆』の聖女天祢が登場します。
天祢は何でも見通す力『万象観』で教団の信者の悩みや不安を解決してきたが、この力を使って事件も解決していきます。
この『万象観』といったワードがラノベ感があり硬派なミステリーを読みたい方は手が伸びにくいかもしれません。
宗教団体は出てくるものの怪しいエセ宗教ではなく、比較的まともな宗教団体です。
ただ前団体の時に信者たちが集団自決している薄暗い過去があります。
そんなある日団体や天祢のスキャンダルを見つけようとある人物が潜入調査に来るのでした。
元高校生探偵
その潜入調査に訪れたのが新道寺でした、身なりはくたびれており、漫画喫茶で生活してるような人物なのです。
そんな新道寺ですが過去は有名な元高校生探偵でした。
しかし、ある出来事のせいで探偵である事を辞めてしまいます。
この過去に何かある感じも読んでて気になりますし、潜入調査がバレて天祢と共に行動することになり一緒に事件を解決していきます。
事件
天祢と新道寺と共に事件を解決していきますが、今作【聖女の論理、探偵の原罪】は長編ではなく連作短編小説になります。
事件は3つありそれぞれ個性的な事件があり、やはり宗教的な要素も絡んできます。
宗教的な要素も読み終わったあとは納得の要素だったと気づくのでそのあたりは是非とも読んで確認してみて下さい!
冒頭にも書いたのですが、硬派なミステリーというよりはラノベなのでひとつひとつの事件はそこまでですが、テンポがよく読みやすい点は良かったですね〜!
3つの事件は元名探偵の新道寺では無く、天祢が探偵役となり新道寺はあくまで助手的な立場で共に解決していきます。
見事な連作短編小説
3つの事件も興味深いがやはりバンディーが1番良いと思ったのはラストの展開です。
連作短編小説なのでもちろん物語終盤で色々な謎が収束していくのですが、今作【聖女の論理、探偵の原罪】もそのパターンですが、何重にも驚きがありお見事でした!
最初は宗教色が強いかも?と乗り気では無かったが、読み終わったら綺麗に物語を締めくくれており流石紺野天龍だと思いました。
紺野作品【神薙虚無 最後の事件】好きな方は是非!!
【聖女の論理、探偵の原罪】
バンディー的オススメ度
★★★★★☆☆☆☆☆