SF小説の名作だか・・・【星を継ぐもの】ネタバレ無し感想!!

ハイ!ど~も、バンディーです!!

今回紹介する作品はジェイムズ・P・ホーガン【星を継ぐもの】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!

普段はミステリーばっかりでほとんどSF小説は読まないのですが、【星を継ぐもの】名作みたいなので思いきってチャレンジしてみましたが・・・。

SFだがミステリー要素もある!?

月

概要

  • 作品:【星を継ぐもの】
  • 作者:ジェイムズ・P・ホーガン
  • 発売日:1980年5月23日(文庫本)
  • 発行所:東京創元社

あらすじ

月面調査員が、真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体はなんと死後5万年を経過していることが判明する。果たして現生人類とのつながりは、いかなるものなのか? いっぽう木星の衛星ガニメデでは、地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。ハードSFの巨星が一世を風靡したデビュー作。

引用:東京創元社

読者投票1位に輝いた作品!

今作【星を継ぐもの】読者投票1位に輝いた作品で発行元の創元SF文庫の中でも代表する一冊となっています。

読者投票はあんまり期待出来なかったりする部分大きいですが、今作【星を継ぐもの】は優れたSF作品に贈られる賞『星雲賞』を受賞しているので間違いない作品だということなんです!

そんな人気作品をSF小説初心者のバンディーが読んでも楽しめたのか?も併せて感想を書いていきますので同じ境遇の方は良ければ参考にして下さいませ!

産まれる前の作品だった!?

今作【星を継ぐもの】1980年発売でなんと私バンディーが産まれるよりも前の作品だったと知りかなり驚いております!!

星新一作品でも感じた事ですがSF作品はいつまで経っても古臭さを感じないジャンルだと思っており、今読んでも違和感なく星新一作品読むことが出来ますね~!

他のジャンルの作品は執筆当時の事が反映されるのでどうしても時間が経つと古く感じますよね!電話ひとつとっても昔はダイヤル式の黒電話が当たり前でも今使えるかと言われれば違和感しかないし、なんなら携帯電話という便利な物がありますからね~。しかし、そのスマホも何十年後には古く感じるのでしょうね(笑)

ハードSFは大変!?

今作【星を継ぐもの】はSFでもハードSFなので専門用語や設定等を理解するのも大変でしたし、只でさえ海外が舞台の作品なので頭の中で想像しながら読むのも大変だったので、読むスピードはいつもに比べたらかなり遅くなってしまいました・・・。

名作映画【バック・トゥ・ザ・フューチャー】位のSF具合ならタイムトラベルとか出てきますが、まだエンタメ要素があるので観るのも苦では無かったので今作【星を継ぐもの】もそのぐらい読みやすければ良かったです。

万人受けはしづらいのとある程度読者レベルやSFに耐性がある人でないと、読み進めるのはかなり厳しい作品になっていますので覚悟を持って挑んで下さい!!(笑)

ある設定にはかなり惹かれた!

バンディーは今作【星を継ぐもの】のあらすじを読んでいてかなり惹かれる設定があり、その為だけに今作を読もうと決めたと言っても過言ではありません!

その設定とは『月で発見されたのか遺体は死後5万年経っている事が判明した』って部分なんですね~!かなり魅力ある設定じゃないですか!?『どうしてそんなに時間が経ってのか?』『一体正体は誰なのか?』とか色々考えたらワクワクする要素があるのが救いでした!

勝手にバンディーは『5万年前の遺体』現代からタイムスリップした人間だと勝手に予想しながらよんでいましたが、そういった楽しみ方もまたアリなのかもしれませんね(笑)何処かで観たこと読んだことあるような予想でしたが・・・。

後半の展開まで頑張る!

今回紹介した【星を継ぐもの】はハードSFなので人を選ぶ作品だと思います!確かに前半部分は理論や予測の議論や仮説ばかりで結構読むのが苦痛でした・・・。

主人公で原子物理学者ハントの視点で原作は描かれており、途中で生物学者のダンチェッカーが登場しお互いの考え方や理論が違うため対立し、ダンチェッカーが嫌な奴の様に描かれますが終盤にいくに従って関係性がよくなっていく部分は読んでいてホッコリしました(笑)

最初さえ耐えれれば、後半は謎をどんどん仮説で紐解いていく様は読み応えがありましたし、謎を解明していくミステリー要素もあるのでなんとか楽しんで読む事が出来ました!

まだシリーズとして続篇があるみたいですが、バンディーは喜んで読めるぐらいまで読者レベルが達していないので、頃合いがくれば読もうかなとは思います!多分・・・。たまには色々なジャンルの作品を読むのもいい気分転換になりました!

【星を継ぐもの】

バンディー的オススメ度

★★☆☆☆☆☆☆☆☆

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