図書委員が主人公のビターな青春ミステリー!【栞と嘘の季節】ネタバレ無し感想!!

本と栞

ハイ!ど~も、バンディーです!!

以前に紹介した直木賞受賞作【黒牢城】は様々賞を受賞した傑作で、そんな直木賞受賞後の期待が高まる中での作品が今作【栞と嘘の季節】なんですね~!!

『図書委員シリーズ』と呼ばれるシリーズ第2弾作品で続編が出るとは思って無かったのでバンディーはかなり今作に期待してしまいます!!

ただの青春ミステリーでは無いから良い!?

概要

  • 作品名:【栞と嘘の季節】
  • 作者:米澤穂信
  • 発売日:2022年11月4日(単行本)
  • 発行所:集英社

あらすじ

猛毒の栞をめぐる、幾重もの噓。

高校で図書委員を務める堀川次郎と松倉詩門。
ある放課後、図書室の返却本の中に押し花の栞が挟まっているのに気づく。
小さくかわいらしいその花は――猛毒のトリカブトだった。
持ち主を捜す中で、ふたりは校舎裏でトリカブトが栽培されているのを発見する。
そして、ついに男性教師が中毒で救急搬送されてしまった。
誰が教師を殺そうとしたのか。次は誰が狙われるのか……。
「その栞は自分のものだ」と噓をついて近づいてきた同学年の女子・瀬野とともに、ふたりは真相を追う。

引用:集英社

シリーズ作品!

今作【栞と嘘の季節】は冒頭でも書きましたが『図書委員シリーズ』と呼ばれており、前作【本と鍵の季節】があります!

【本と鍵の季節】は図書委員の堀川と松倉の二人が主人公の青春ミステリーです!図書委員の二人に持ち込まれる謎を解決していくのですが、それだけではなくビターな展開が魅力の作品でバンディーも満足した作品でした!

ただ続編は読めると思ってなかったので、今回紹介する【栞と嘘の季節】が続編で読める事がただただ嬉しいです!しかし、今作を読む前に前作【本と鍵の季節】を読んでおいた方がいいです!

前作【本と鍵の季節】核心をつくネタバレは無いのですが、多少は前作の内容に触れているので出来れば前作を読んでから今作【栞と嘘の季節】を読む事をオススメします!!

猛毒入りの栞が鍵を握る!?

今回紹介している【栞と嘘の季節】も前作同様物語の発端は図書室から始まります!図書室の返品本の中から異様な栞を見つけるのでした・・・。

異様な栞の正体は何と『トリカブトの花』が入った栞でした!『トリカブト』猛毒ってことは知っておりミステリー小説で殺人事件が起きた時でも使われたりする恐ろしいものだと言う認識はあります。

ただ何故図書室の返品本の中に猛毒のトリカブトの花の栞があるのか?明らかに誰かが作った物だし、高校の図書室にあるのも異常ですよね!?この『トリカブトの花の栞』から今作【栞と嘘の季節】の物語は進んで行くのでした!!

図書委員コンビのキャラが良い!

今作【栞と嘘の季節】の主人公達は前作【本と鍵の季節】から引き続き図書委員の堀川と松倉ですがやっぱりこのコンビがいい味出していますね~!

図書委員が一緒なだけで堀川と松倉は親友かと思いきや読んでいくと分かりますがそんな間柄ではないんですね~。ドライな関係性ですが仲が悪い訳ではなく協力して助け合いますし、この独特な関係性の理由は前作【本と鍵の季節】を読んでもらえれば判ります!

今作【栞と嘘の季節】はミステリー小説でもありますが青春要素もあるのでバンディーは読んでいて学生時代を思い出しましたし、やっぱり『高校時代』っていうキラキラした空気感がエモいですね~(笑)

やはり今作もビターな青春ミステリーだった!?

『トリカブトの花の栞』って言う強烈なキーアイテムからも判る通り、堀川と松倉は持ち主を探し始めますがその時に同じ学年の女の子瀬野とも協力して行く事になりますが、この瀬野も堀川と松倉に負けず劣らず魅力的な女の子で最初の出会いと出来事もかなり印象に残るはずです!

徐々に捜査して行く内に単なる高校生の事件の範囲を越えるぐらいヤバめな事になっていってしまいます!問題がある教師も学校で倒れ病院に搬送されてしまいます・・・。

読み進めていくとミステリー要素が強くなっていき、しっかり伏線も回収し驚くような展開が待ち受けているんですね!やっぱり【黒牢城】で数々のミステリー賞を受賞しただけあるので安心して米澤作品は読めますね~!!

【栞と嘘の季節】も青春ミステリーだけではなくビターな要素が顔を出してきていいアクセントになっていますしこのバランスが『図書委員シリーズ』の魅力でもあります!

安定感がある良作!

他の米澤作品で『小市民シリーズ』もありますがその作品達もビターな要素がある青春ミステリーですが、やっぱり米澤穂信は【氷菓】もそうですが高校生達を描いた作品はピカイチですし、【黒牢城】【折れた竜骨】等のような歴史やファンタジーミステリーも素晴らしい作品を送り出す米澤穂信には脱帽です!

なので今作【栞と嘘の季節】をまだ読んだ事ない方は安心して読んで下さって大丈夫ですし、飽きることなく最後まで読む切れるはずです!!

序盤にも書きましたが【栞と嘘の季節】を読む前に時間の余裕がある方は是非とも前作【本と鍵の季節】を読んでから今作を読んだ方がより楽しめます!!次の『図書委員シリーズ』にも期待!!

【栞と嘘の季節】

バンディー的オススメ度

★★★★★★★☆☆☆

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