発売直後から売り切れ続出!?話題の小説!道尾秀介【雷神】ネタバレ無し感想!!

雷

ハイ!ど~も、バンディーです!!

今回紹介する小説は道尾秀介の最新刊【雷神】を紹介していきます!バンディーは発売直後書店で今作【雷神】を見かけたのですが、以前紹介た真梨幸子の【祝言島】を探していた為、面白そうだったのですが別の日に買いに来ようと思いその時は断念したのですが、しかし!別の日に買いに行ったら売り切れていて色々な書店を探しても無かったのです・・・

何とか数日後にたまたま1冊だけ残っていたので購入する事は出来たのですが、その時に思ったのは『気になった作品があるなら迷わず買うべき!!』って事を学びました(笑)

あとで知ったのですが【雷神】メディアで取り上げられていたのでその影響もあるのとコンスタントに名作を残す作家道尾秀介の最新刊なので期待も高かったのでしょう!そんな売り切れ続出の期待の今作【雷神】をネタバレ無しで紹介していきます!!

【祝言島】の紹介記事はこちらです!!

伏線の巧さとどんでん返しの先に待ち受ける結末・・・

概要

  • 作品名:【雷神】
  • 作者:道尾秀介
  • 発売日:2021年5月26日(単行本)
  • 発行所:新潮社

あらすじ

埼玉で小料理屋を営む藤原幸人のもとにかかってきた一本の脅迫電話。それが惨劇の始まりだった。昭和の終わり、藤原家に降りかかった「母の不審死」と「毒殺事件」。真相を解き明かすべく、幸人は姉の亜沙実らとともに、30年の時を経て、因習残る故郷へと潜入調査を試みる。すべては、19歳の一人娘・夕実を守るために……。なぜ、母は死んだのか。父は本当に「罪」を犯したのか。村の伝統祭〈神鳴講〉が行われたあの日、事件の発端となった一筋の雷撃。後に世間を震撼させる一通の手紙。父が生涯隠し続けた一枚の写真。そして、現代で繰り広げられる新たな悲劇――。ささいな善意と隠された悪意。決して交わるはずのなかった運命が交錯するとき、怒涛のクライマックスが訪れる。

引用:新潮社

悲劇から始まる物語・・・

物語は主人公幸人と妻と幼い頃の娘夕実 の幸せな家族のやり取りが描かれていますが、ある不幸な出来事が起こり娘夕実にも決して打ち明ける事の秘密を抱えて幸人は生きていく事になります・・・

物語序盤から悲劇で若干重い気持ちで読み進めていく事になるのですが、それだけではなく幸人と姉の亜沙実二人には30年前の『母の死』『毒殺事件』にあっています。全体を通して今作【雷神】は重い作風です。

悲劇から始める物語ですが、読み終わった後に最初の幸人と夕実に起こった悲劇の描写も意味があったのだと気付かされます。

ただシリアスなストーリーだけではなくやはりそこは道尾秀介の作品なのでタダでは終わりません!緻密な伏線とどんでん返しが待ち受けているのでご期待ください!!

電撃と記憶

【雷神】では『母の死』・『毒殺事件』・『妻の死』・『父が犯人なのか?』・『新たに起こる事件』・『脅迫者はだけなのか?』等々様々なが提示されます、その中でもタイトル【雷神】ってタイトルなだけに主人公幸人と姉の亜沙実を襲った『雷撃』が今作の最も重要な出来事だとバンディーは感じました!雷撃を受けた事により幸人の記憶の喪失が物語の真相のカギになってきます!

様々な小説の作品でも『記憶』を重要なカギとした作品は多々あります!道尾秀介の作品でも【シャドウ】もそうですし、以前紹介した小説小林泰三の【殺人鬼にまつわる備忘録】やクリストファー・ノーラン作品映画【メメント】が思い浮かびます、記憶を扱った作品はミステリアスで興味をそそられますね!!

小説【殺人鬼にまつわる備忘録】の感想記事はこちらです!!

映画【メメント】の感想記事はこちらです!!

過去の真相の先に待ち受けるものは・・・

【雷神】は殺人鬼が連続殺人を犯しそれを名探偵が暴く!ような作品では無いので派手な展開は無いですが、実際に起こりそうなリアルな感じが漂う作風なので余計に身近に感じます!そこに上手くミステリー要素を組み込んでいるので読み終わった後も驚かされる事になるのです!

『もし○○していれば違った結果になったのに・・・』と考えさせられる作品で様々な感情を抱かせてくれる作品です!

読み終わった後バンディーおススメの警察小説【地の底のヤマ】を思い出させるような読後感でした!興味がある方は名作なので是非読んでみて下さい!同じ読後感がする意味を分かって頂けるはず!?

小説【地の底のヤマ】の感想記事はこちらです!!

やはり道尾秀介は多彩な作家で様々な作風を書き上げており、とんでもない展開の【向日葵の咲かない夏】や直木賞候補作で山本周五郎賞受賞作の【光媒の花】や各章の最後に仕掛けが施された作品【いけない】等があります!

バンディーは【いけない】で新たな小説の形を提示してくれた気がします!その取り組みは今回紹介している【雷神】にも受け継がれています!新たな小説のフォーマットを作ったのではないでしょうか!?

これからも目が離せない作家道尾秀介です!【雷神】年末恒例のミステリー小説のランキングに必ず入賞してくる作品だと断言できます!!

小説【向日葵の咲かない夏】の感想記事はこちらです!!

小説【光媒の花】の感想記事はこちらです!!

【雷神】

バンディー的オススメ度

★★★★★★★★★☆

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