ハイ!ど~も、バンディーです!!
今回紹介する作品は東野圭吾の初期の作品【仮面山荘殺人事件】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!
東野圭吾の作品はドラマ化や映画化され人気の高い作家でミステリー作品読んだ事ない方でも作品1度は目にしているのではないでしょうか?
初心者にオススメどんでん返し
概要
- 作品名:【仮面山荘殺人事件】
- 作者:東野圭吾
- 発売日:1990年12月(単行本)
- :1995年3月7日(文庫本)
- 発行所:講談社
あらすじ
8人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた8人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに1人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。7人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった……。
引用:講談社BOOK倶楽部
東野圭吾作品
今回紹介する作品【仮面山荘殺人事件】を読みましたが、意外にバンディーは東野圭吾作品を読んだのは数えるほどしかないのでした。
【容疑者Xの献身】はこのミスで1位を獲得したので読みたしたがその作品ぐらいでした、決して嫌いな作者ではないですが、赤川次郎と同じ立ち位置なのです。
東野圭吾原作のドラマや映画は結構観ておりどれも面白く【ガリレオシリーズ】、【新参者】、【マスカレードホテル】等々やはり有名作品が多くこれ程映画化された作者はあまりいないのではないでしょうか!?
定番の設定!?
今作【仮面山荘殺人事件】の舞台はタイトル通り山荘で事件がおきて閉じ込められるお決まりの展開が待ち受けます!
今回の場合は不意な侵入者銀行強盗の二人組が山荘に訪れ主人公達を監禁する事でクローズドサークルが完成する事になります。全く関係ない人物が登場人物達に加わるのは何か新鮮でしたね~!
しかし、そんな逃げ場のない状況の中でも不運な事にお約束の『殺人事件』が起きてしまいます、ミステリー小説なので『殺人事件』が起こらないと物語が動き出さないのは当たり前ですが(笑)
読みやすいどんでん返し作品
今作【仮面山荘殺人事件】は主人公の婚約者が謎の事故で亡くなっています、その不穏な事件も山荘で起きる事件にも重要に関わってきます!
作品の内容自体は至ってシンプルな作りになっており、さらにはページ数も294ページ(文庫本)でかなり読みやすいのでミステリー小説苦手な方や今から読もうと方にも是非オススメしたい作品です!
詳しく書くとネタバレになるのでひかえますが、どんでん返し要素もあるので最後まで楽しみにしておいて下さいね!バンディー自身もどんでん返し要素に対して『なるほど!こんな方法もあったのか~!』って感心しましたが、どんでん返し玄人の方には衝撃度はそこまで大きくないのが残念です・・・。
どんでん返し作品も今までに沢山出版されており、バンディーも以前紹介した歌野晶午【葉桜の季節に君を想うということ】や我孫子武丸【殺戮にいたる病】、殊能将之【ハサミ男】等々名作のどんでん返し作品があるのでガッツリ騙されてみたい方は是非とも読んで頂きたいです!今回紹介した【仮面山荘殺人事件】のどんでん返し具合を比較するのも面白いかもしれませんね!!
映像化希望!
今作【仮面山荘殺人事件】はバンディー的には今までの東野作品同様映画化を希望します!舞台化はされているみたいですが、映画化の方がいいです!
ドラマ化だと今作【仮面山荘殺人事件】は内容的には短いので映画の2時間程で駆け抜ける方が面白さは際立つと思います!
まだ今作【仮面山荘殺人】をまだ未読の方はどんでん返し要素もあり読みやすい作品なので是非とも読んで頂きたいですね~!
【仮面山荘殺人事件】
バンディー的オススメ度
★★★★☆☆☆☆☆☆