ハイ!ど~も、バンディーです!!
今回はよく行く書店のどんでん返しオススメコーナーに並んでいて以前から気になっていた浦賀和宏のミステリー小説【彼女は存在しない】を紹介します!!
もともと2001年発売の作品ですが、書店員さんの努力のお陰で最注目されている作品です!
面白い作品は何年経っても注目されるものですね!?
多重人格を題材にしたミステリー!!
概要
- 作品名:【彼女は存在しない】
- 作者:浦賀和宏
- 発行日:2001年8月1日(単行本)
- :2003年10月1日(文庫本)
- 発行所:幻冬舎
あらすじ
何者かに恋人を殺された香奈子。妹の異常行動を目撃した根本。次々と起こる凄惨な事件によって引き合わされた見知らぬ二人。ミステリ界注目の、若き天才・浦賀和宏が到達した衝撃の新領域!
引用:幻冬舎
バンディー的感想
多重人格ものを題材にしたミステリーで、香奈子と根本の視点で交互に物語は展開していきます。
本当に多重人格を題材にし、その点が重要な物語の鍵になってきます、物語を最後まで読み進めるとどんでん返しが待っているミステリー作品です。
ん~!?ごめんなさい!!
バンディー的にはあまりアンテナに引っかからなかったです・・・
確かに多重人格を扱った題材は良いのですが、途中話が分かりにくく全体的に話の厚みが無かったです。
ある程度ミステリーを読んでいる人は最後のどんでん返しの部分でも衝撃は受けないと思います。
ミスリードも成功しているのですが、インパクトは無かったですね・・・
(今までもよく言っているのですが、一通りミステリーを読んできた人なら今まで色々などんでん返しやトリック、ネタバレで自分の中である程度驚ける基準が出来てしまってるのでそこを超えるか越えれないかで作品の評価は変わってくるのです!!)
けどバンディーの感覚と皆さんの感覚ってやっぱり違うから難しいですよね?
例えばバンディーがこの作品は「3点です!」と思っても他の人からしたら「8点です!」って思うかもしれません。
だからいつも作品の感想を書くときは難しく思います。
バンディーがミステリーの知識ある状態で読むのと空っぽの状態で読むのではやっぱり感じる面白さは違いが出てきますよね~。
そこはいつも気をつけて根本は「ミステリー初心者の方にこれから読んで貰いたい作品を紹介していくぞ!!」があるので出来る限りフラットな感想を届ければいいなと思っています!!
最後に
【彼女は存在しない】はミステリー読み始めの方が読む分には楽しめる作品だとは思います!!
ミステリーの入門編にぜひ!
もっとビックリ!したいなら以前紹介した殊能将之【ハサミ男】はおススメです!!
人によって作品に対する評価や感想はやっぱり違ってきます、それまでに読んできた本や読書レベルも関係してきます。
極力忖度無しに感想は書いていきたいので今回みたいにあまり刺さらない作品も出てきますが、あくまで参考として読んで頂いたら幸いです。
【彼女は存在しない】
バンディー的オススメ度
★★★☆☆☆☆☆☆☆