ハイ!ど〜も、バンディーです!!
今回紹介する作品は韓国製のSFスリラー映画【ザ・コール】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!
ずいぶん前から韓国映画のクオリティーは上がっており、今作【ザ・コール】を観てもまだまだ邦画頑張らないといけないと思いましたね〜!
運命が変わる演出が面白かった!
概要
- 作品:【ザ・コール】
- 公開日:2020年11月27日
- 監督:イ・チュンヒョン
- 出演:パク・シネ、チョン・ジョンソ
- ジャンル:SF、スリラー
- 制作国:韓国
あらすじ
ソヨンは幼い頃に大好きだった父を火事で亡くし、その原因を作った母をいまだに許せずにいた。母が入院中のため無人となった実家を久々に訪れた彼女は、来る途中で携帯電話を失くし、古い電話機を引っ張り出す。するとヨンスクという若い女性から電話が掛かってきて、彼女は20年前の同じ家にいることが判明。時を超えて会話を続けるうちに2人は親しくなり、ヨンスクはソヨンの父が命を落とした火事を事前に食い止める。歴史は書き換えられ、ソヨンは父や母と幸せな日々を過ごすが……。
引用:映画.com
予告
過去との電話
今作【ザ・コール】の面白い所は主人公ソヨンが実家にある古びた電話機で20年前の同じ家に住むヨンスクという若い女性から電話がかかってきて、過去の人物と電話で話せる設定です。
ソヨンの実家は20年前は別の家族が住んでおり、その時に住んでたのがヨンスクと義理の母でした。
同じ古びた電話機が過去と現在を繋ぎ通話してる設定は良かったが、よく思い返せば結構使い古された設定ではありますね(笑)
過去との電話に最初は驚いて不審がってたソヨンも徐々にヨンスクの会話にも慣れてきて現実を受け止め始めます。
ソヨンには昔家の火の不始末で父を亡くしている悲しい過去がありました。通話してる20年前のヨンスクはまだソヨンの父が火事で亡くなる日より前の日の時間を行きており、ヨンスクは幼い時のソヨンがいる家まで訪れ火事を未然に防ぐが・・・。
未来の改変
今回紹介している【ザ・コール】の見どころの1つ過去を変えることで未来を改変してしまう現象がおきます。
ネタバレになるので詳細はふせますが、実際に作中でも何回かヨンスクが過去を変えた事でソヨンがいる現在(未来)が改変されてしまいます。
未来が変わった時の演出や描写が上手く韓国映画もここまで来たかと痛感しました!
いきなり現在が変わってしまいその時々でソヨンの髪型や着ている服が変わってるなどの細かい演出も良かったですね〜。
未来の改変と言えば皆様も名作【バックトゥザフューチャー】を思い浮かべるかもしれませんが、それよりもどちらかと言えば【バタフライエフェクト】の方が作中のテンションは近いかも知れません!
このようにスリラー作品であるが上手くSFの要素を取り込んでおり、色んな方が楽しめる作品となってます。
物語は一変する!?
今作【ザ・コール】は途中まではソヨンの父を助けるためにヨンスクが過去で頑張ってくれたり、ヨンスクの過酷な暮らしを救うため未来からソヨンが色んな情報を教えてあげ互いに助け合っていく友情もの映画と勘違いしてしまう程でした。
しかし、この未来がありそうな状況から一変して物語はとんでもない方向へ走り出していきます!
ここからがバンディーは話が1番面白くなるとこだと思うので是非ともご自身の目で確かめて欲しいです。
ネタバレしないギリギリを攻めて皆様にもう少し説明すると、怪しそうな人物が登場したり、とんでもない連続殺人が爆誕したり、頭脳戦が繰り広げらからの親子愛ありからのホラー要素ありのてんこ盛り作品となってます(笑)
それでも物語として成立して面白かった事が凄いし、改めてまだまだ邦画は韓国映画から遅れをとってると痛感したし、追いつくのにも時間がかかると思いました・・・。
【忍びの家族】や【VIVANT】のような邦画が出ればもっと世界と戦える、アニメは世界レベルなんで邦画も頑張ってもらいたいですね〜。
物語の終わらせ方もありきたりでは無く好感が持てバンディー自身もあの終わらせ方が最適解だと感じました!
最後に今作【ザ・コール】はネットフリックスでしか観れないのと絶対にエンドロールまで見ること!以上!!
【ザ・コール】
バンディー的オススメ度
★★★★★★★☆☆☆