サクッと読めて騙されるミステリー小説!浦賀和宏【ifの悲劇】ネタバレ無し感想!!

ハイ!ど~も、バンディーです!!

今回紹介する作品は浦賀和宏のミステリー小説【ifの悲劇】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!

今作【ifの悲劇】はタイトルにある通り『もしもあの時こうしていれば・・・』を題材にしたミステリー作品で、ページ数も240ページと短い読みやすい作品となっています!

パラレルワールドが交差するとき意外な真相が浮かび上がる!?

分身

概要

  • 作品名:【ifの悲劇】
  • 作者:浦賀和宏
  • 発売日:2017年4月25日(文庫本)
  • 発行所:角川

あらすじ

北海道・網走に住む小説家の加納豪は、かわいい妹の彩を溺愛していたが、彩が商社に就職して夕張でひとり暮らしを始め、やがて同期の奥津と結婚することになり悲嘆に暮れる。しかし婚約者・奥津の浮気が発覚し、彩はショックで飛び降り自殺してしまう。奥津への復讐を誓った兄は、奥津を網走に誘い出し殺害する。奥津の遺体を車に隠しアリバイを構築するために夕張に向かう途中、加納は交通事故を起こしてしまう――。
ここから物語はふたつに分岐していく⇒
A:交通事故で人身事故を起こし、殺人が露呈した場合
B:交通事故を起こしたものの事なきを得て、殺人が露呈しない場合
……果たして加納の運命やいかに。
ふたつのパラレルワールドがひとつに結びつくとき、衝撃の事実が明らかになる。 

引用:角川

浦賀和宏

今作【ifの悲劇】の作者浦賀和宏の他の有名な作品は以前バンディーも紹介しましたが、【眠りの牢獄】【彼女は存在しない】がよく聞くタイトルですね!

作者の浦賀和宏は2020年に亡くなっており、これからも面白い作品を期待していただけに残念ですね・・・。

どんでん返しがある作品が多い印象でミステリーで驚きたい方は浦賀作品ピッタリだと思いますし、今作【ifの悲劇】はオススメです!!

パラレルワールドミステリー

今作【ifの悲劇】の最大の特徴はやはり何と言ってもパラレルワールド設定ですね~!主人公加納が『A:交通事故で人身事故を起こし、殺人が露呈した場合』『B:交通事故を起こしたものの事なきを得て、殺人が露呈しない場合』の2パターンが交互に描かれていきます。

皆さんも今まで1度は考えた事があるのではないでしょうか?『あの時もう一方の選択しておけば違った人生が待ってたはず・・・』みたいな事を表現したのが今作【ifの悲劇】です。

加納がそれぞれ選んだ選択はそれぞれどうなっていくのか、Aパート、Bパートが交互に進んでいくので分岐していく様が読んでいても判るのが面白かったですね~!

それぞれの内容自体は単調だが・・・

それぞれの話自体は主人公の加納が自殺した妹の為に自殺した原因と思われる、彩の婚約者奥津に復讐を果たすお話となっています。

奥津を殺害した後の帰り道で起こった交通事故から分岐が始まります!分岐以降はパラレルワールドの話がそれぞれ進みますがそこからの内容も残念ながらそこまで驚くような話ではありません。

ネタバレでは無いので書きますが、加納は実の妹彩と身体の関係があり、いわゆる近親相姦で読んでいて嫌~な気持ちになりました・・・。

作者の浦賀は今作【ifの悲劇】以外の作品でも人間のタブーとされる事を小説の中に盛り込んでいるので嫌悪感を抱く人はいるかも知れないので合う合わないハッキリ分かれるかも知れませんね~!

最後には驚きが待っている!?

今までタブーを描いたり人を選ぶ作品で、話の内容自体は平坦でそんなに驚きはないと思いましたがやってくれました!最後に待ち受けているとは!!

一応バンディーは様々なミステリー小説を読みどんでん返しか企みを体験し驚いてきますたが、まさか今作【ifの悲劇】でこんな簡単に引っかかり驚かされるとは思いませんでした!

終盤までの話の持って行き方とパラレルワールドの設定を上手く使えており、途中までの平坦な感じはまさに終盤の驚きを強調するためあえてそんな書き方してるのかと思う程でした(笑)

ページ数も少なくサクッと読め読めて驚かされるので、ミステリー初心者のかたにはミステリーのイロハを叩きこんでくれる作品なので今作【ifの悲劇】はオススメです!!

【ifの悲劇】

バンディー的オススメ度

★★★★★★☆☆☆☆

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