どんでん返しのお手本のような作品!小説【彼女はもどらない】ネタバレ無し感想!!

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ハイ!ど~も、バンディーです!!

今回紹介する小説は以前紹介したどんでん返し作品【女王はかえらない】の作者降田天の2作品目【彼女はもどらない】を紹介していきます!!

ネット社会とSNSの闇と匿名性の恐ろしさを描いた作品

概要

  • 作品名:【彼女はもどらない】
  • 作者:降田天
  • 発売日:2016年6月24日(単行本)単行本名:匿名交叉
  •    :2017年7月6日(文庫本)
  • 発行所:宝島社

あらすじ

雑誌編集者の楓は、娘の衣装を自作する人気ブロガーに批判的なコメントをしたことから、自身の過去のブログを匿名掲示板で晒され、陰湿なストーカー被害に遭うようになった。一方、寝たきりの妻を抱える官僚の棚島は、家庭や職場でのストレスを解消するため、ブログで執拗に絡んできた女を破滅に追い込もうとする――。ネット上の二人が現実で交叉したとき、驚天動地のどんでん返しが炸裂する。

引用:宝島社

これからが期待の作家降田天!!

今作【彼女はもどらない】の事を書く前に作者の降田天を簡単ですが説明したいと思います!!降田天は2015年デビューで割と最近だったのがバンディーも驚きでしたがデビュー作は以前紹介した【女王はかえらない】です。『宝島社文庫のこのミス大賞シリーズ』から出たのですが、バンディーは勝手に『宝島社文庫のこのミス大賞シリーズ』の作品にはあまり高い期待はしていなかったのですが【女王はかえらない】を読んで考えを改めました!(今まですいませんでした!!)

デビュー作ですが完成度も高くしっかりどんでん返しもあり驚かされました!今でも記憶に残っている作品です。作者降田天は鮎川颯と萩野瑛の二人からなる作家ユニットだったのにも驚かされました!それまでは小説の作家ユニットで有名なのは岡嶋二人ぐらいしか知りませんでした。【女王はかえらない】の記事以前紹介してるので良ければ参考にしてみて下さい!!

【女王をかえらない】の紹介記事はこちらです!!


これぞどんでん返しのお手本作品

【女王はかえらない】も面白かったので今作【彼女はもどらない】も期待していましたが前作とは違った方法で驚かされました!シンプルながら『これぞどんでん返し小説!!』って思わせてくれました!!

物語は3部構成で出来ており各章を読むごとに不穏ながらもワクワクさせられ、第二部の最後には驚きの展開が待っており久しぶりに『えっ・・・!?』ってなり頭を整理する時間が必要でしたね(笑)久しぶりにこういった感覚を味わえ嬉しかったですね~!!

最近はこれでもか!ってぐらい帯などの煽り分で過度な期待をさせてくる作品が多かったですが、いざ蓋を開けてみれば自己満足やあまり大したオチやトリックではなく肩を落としたことは多々ありました・・・

しかし、今作【彼女はもどらない】はシンプルながらもしっかりどんでん返しも炸裂したので非常に満足でまさにどんでん返し作品のお手本のようでしたね~!!単行本のタイトル【匿名交叉】の意味が読み終わった後理解できる筈です!

匿名性の怖さ

作中にはSNSやネット社会の闇が描かれていますが、やはり匿名性の怖さを改めて思い知りました。よく『炎上』って言葉をよく聞きますが、これもSNSの書き込み等は匿名性で目の前の相手に対して言うのではないので言いたい放題で正体が分からないって思っているので余計に凶暴になり攻撃性が増している気がします。では直に『本人の目の前で文句を言ってみろ!?』って言われたら決してSNSに書き込んでいるような過激な事は言わないでしょうね!案外おとなしそうな人がSNS上では豹変していることもあるかもしれませんね・・・

インターネットやスマホなど便利な物が普及しだしてからこういった問題が加速していった気がしますね。それ以前はそういった事があったかもしれませんが今以上に陰湿では無かったかもしれませんね。便利になればなるほど別の側面で問題は出てくるのかもしれません、これから先もっと便利な物が発明されるかもしれませんがいい部分と悪い部分両方と上手く付き合っていかなければなりませね!

小説だからこそできる企み

今回のどんでん返しも小説だからこそ可能でした!多分映像化はおそらく無理でしょうね・・・!読者の頭の中で自分なりに読みながらイメージする事でミスリードできるので映像化したらその肝心な部分が丸見えになっちゃいますからね!

今作【彼女はもどらない】のように映像化する事が無理な作品はやはり小説では多いです、最近読んで痛感したのはまさきとしか【あの日、君は何をした】ですねこれも映像化無理だろ~!と読み終わって思いました。後は小説ならではの企みの良さを感じたのは道尾秀介【雷神】ですね!こちらはミステリーランキングに上位に入賞してくるでしょうね~!!

【あの日、君は何をした】の紹介記事はこちらです!!

【雷神】の紹介記事はこちらです!!

ミステリー初心者も上級者も久しぶりにどんでん返しの良さを思い出すのに今作【彼女はもどらない】はピッタリかもしれませんね!降田天はまだあまり作品数は出ていないですがこれからも期待の作家さんですね!!

【彼女はもどらない】

バンディー的オススメ度

★★★★★★★★☆☆

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