ハイ!ど~も、バンディーです!!
今回紹介する小説は東川篤哉のユーモアあふれる作品だがしっかり本格ミステリーの【交換殺人には向かない夜】を紹介していきます!
読みやすいどんでん返しミステリー!!
概要
作品:【交換殺人には向かない夜】
著者:東川篤哉
発売日:2005年9月26日(単行本) 2010年9月9日
発行所:光文社
あらすじ
不倫調査のため、使用人を装い山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼杜夫。ガールフレンドに誘われ、彼女の友人の山荘を訪れた探偵の弟子・戸村流平。寂れた商店街で起こった女性の刺殺事件の捜査をおこなう刑事たち。無関係に見えた出来事の背後で、交換殺人は密やかに進行していた……。全編にちりばめられたギャグの裏に配された鮮やかな伏線! 傑作本格推理。
引用:光文社
テレビドラマ【謎解きはディナーのあとで】の原作者が送る本格ミステリー!!
何年か前に櫻井翔主演でドラマ化された【謎解きのディナーのあとで】面白く記憶に残っていたのですが、今回紹介している【交換殺人には向かない夜】は同じ作者の東川篤哉だったのと、どんでん返し作品だったので読んでみました。
初めての東川作品でしたが、適度にユーモアが溢れ非常に読みやすい作品でした。しかも本格ミステリーだったすっかり騙されてしまいとても楽しめた作品でした!!
【交換殺人には向かない夜】は烏賊川市シリーズの第四作目です、バンディーはこのシリーズを全く読んだ事なく【交換殺人には向かない夜】から初めて読んだのですが全く問題なく読めました!!
登場人物は前3作を読んでいた方が、物語に直接影響は出ないですが人物像は把握しやすくなります。
構成
【交換殺人には向かない夜】はプロローグ+全部5部+解決編+エピローグで構成されています!
主なパートは以下の通りです。
- 鵜飼・朱美パート:咲子に主人の不倫調査を依頼さた探偵の鵜飼は朱美と共に咲子の山奥の豪邸に潜入し依頼を遂行していくのだが調査対象が徐々におかしな行動をとりだし・・・
- 流平・さくらパート:さくらに誘われ友人彩子にお願いされた8ミリカメラを一緒に探し彩子の山荘に一緒に訪れる探偵鵜飼の弟子の流平だが、その山荘で事件に巻き込まれ・・・
- 刑事パート:商店街で発見された刺殺体の女性が発見され、刑事の志木・砂川・和泉の三人はその事件を追っていくのだが・・・
主にこの三つパートで話が進んで行きます!個性あるキャラクター達が話を盛り上げてくれますが。各パートに謎や伏線が散りばめられていて一体この先どうなるのか?っとワクワクしながら読み進めて行きました!!
バンディー的感想
【交換殺人には向かない夜】読み終わってみての率直な感想は読みやすく非常に読みやすかったです!!ミステリー初心者や苦手な方でも楽しく読めるはずです!!
ユーモアの皮をかぶった本格ミステリーの今作は様々な伏線が張り巡らされていますが、最後の解決編で見事に回収されおまけにしっかり騙されるので満足のいゆ作品に出会えて大満足です!!
以前紹介した【女王はかえらない】もどんでん返しミステリーでしたが、以外に少し嫌ミス要素があるので読んでて辛かったですが(作品自体は面白かったですよ!)今作の方はユーモアが多いので気軽に読める作品なので万人に受けやすいですね!
ギャグやユーモアと本格ミステリーが意外に相性がいい事に気付かされた作品です!決してバカミスではないので勘違いなさらないように(笑)!!
【交換殺人には向かない夜】
バンディー的オススメ度
★★★★★★★☆☆☆