過去が見える眼で犯人を追い詰める!?手嶌曜【キツネ狩り】ネタバレ無し感想!!

ハイ!ど〜も、バンディーです!!

今回紹介する作品は手嶌曜のデビュー作のミステリー【キツネ狩り】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!

デビュー作ですが新潮社ミステリー大賞を受賞した作品で、これからも期待出来そうで作家かもしれません!?

ドラマ化に向いてそうな作品だった

家族

概要

  • 作品名:【キツネ狩り】
  • 作者:手嶌曜
  • 発売日:2023年3月29日(単行本)
  •            :2026年2月28日(文庫本)
  • 発行所:新潮社

あらすじ

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過去が見える右眼

今回紹介する作品【キツネ狩り】は女性警察官の尾崎冴子が主人公のミステリー、警察小説です。

いつもの警察小説と一味違うのは主人公冴子の右眼は3年前の光景が視える特殊能力があるという事です。

冴子はバイク事故が原因で右眼は失明したが何故か3年前の光景だけが視えるようになる不思議な現象に見舞われます。

バイク事故も事故では無く事件かも知れない疑惑が出てきます、特殊能力を使いバイク事故の真相を解明していきます。

特殊能力×警察ミステリーと言えば以前紹介した阿津川辰海【バーニングダンサー】も似たような作品ですが、こちらの方はエンタメ寄りで今作【キツネ狩り】はシリアス寄りでどちらも特殊能力を上手く活かした作品になっております。

特別捜査チーム

今作【キツネ狩り】は冴子の特殊能力を活かして未解決事件を捜査する特別捜査チームが発足されます。

チームは冴子と先輩刑事弓削、署長で冴子の同期でもある深澤の3名だけですが、それぞれ個性がありやり取りも面白く飽きずに読めます。

弓削は冴子と深澤の新人時代の研修で教育係的な立ち位置で一緒に働いており、昔かたぎな刑事です。

この弓削もある時出来事に遭遇し、右手の握力がほぼ無くなってしまいます、この出来事も何やら伏線臭くかなり気になります。

一方の深澤はエリート的な立ち位置ですが、署長らしくもなく軽い感じですが、どこか猫の皮を被ってる感じがし何か秘密があるのか勘繰ってしまうキャラクターです。

3人ともキャラが立っており充分それだけでも読ませる力はありました。

キツネ狩り

肝心の事件はタイトルにもある通り、連続殺人犯の『キツネ』を追い詰めていくところがメインになってます。

それまでにどのように事件が起きた描かれますが、何と言っても冴子の過去を視る事が出来る特殊能力を使って追い詰めていくとこがハラハラします。

謎の人物キツネは全く尻尾が掴めず猟奇的な事件を起こす恐ろしい犯人です、キツネを捕まえる為の警察側とキツネの攻防は特殊能力があるからこそ新鮮に感じました。

ただ冴子の能力も3年前の出来事しか視えないので万能ではなく、巻き戻したり時間指定できないし制限があるからこそその点が良いメリハリになってます。

全体的にテンポ良く飽きずに読めましたが、冴子の事故の真相の扱いやキツネに対する深掘り等まだまだ気になる点はありましたが、デビュー作としては素晴らしい出来だったと感じました!

シリーズ続編もあるみたいなので期待したいので、是非ドラマ化もお願いします!!

【キツネ狩り】

バンディー的オススメ度

★★★★★☆☆☆☆☆

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