警察小説の新たなステージ!?伏尾美紀【北緯43度のコールドケース】ネタバレ無し感想!!

ハイ!ど〜も、バンディーです!!

今回紹介する作品は伏尾美紀の警察小説【北緯43度のコールドケース】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!

江戸川乱歩賞も受賞した今作は安定の面白さでした!!

新しい警察小説を読みたいあなたに

雪原
  • 作品名:【北緯43度のコールドケース】
  • 作者:伏尾美紀
  • 発売日:2021年10月6日(単行本)
  •    :2024年3月15日(文庫本)
  • 発行所:講談社

あらすじ


伏尾美紀作品を知ったのは

今回紹介する【北緯43度のコールドケース】の作者伏尾美紀作品を知ったのは【百年の時効】でした。

今までも色々な警察小説を読んできましたが、西村健【地の底のヤマ】ベストワンでした。

年代をまたぐ骨太のストーリーとミステリーとしても優秀な作品です!

まだ未読の方は是非読んで欲しいですね〜。

そんな【地の底のヤマ】に並ぶ作品が【百年の時効】でしたこちらも年代をまたぐストーリーとミステリーとしても同じぐらい素晴らしい作品でした。

そんな思い作品を書く作者伏尾美紀を初めて知り、他の作品も読んでみたいと思いました。

そして待望の作品が今作【北緯43度のコールドケース】です!!

異質な主人公

今作【北緯43度のコールドケース】の主人公は沢村依理子です。

女性の警察官が主人公の作品は近年は珍しくなくなりましたが、依理子が異質なのは博士号を持ってる所です。

大学出身のエリート出の女性警察官は今までにいても博士号は居なかったと思うし、その要素がどのように活きてくるか楽しみですね〜。

ただ案の定この博士号のせいで依理子が奇異な目で見られたり、先輩や他の人からもきつく当たられたりする描写がリアルでした。

話に引き込まれる

今作【北緯43度のコールドケース】冒頭で少女死体遺棄の事件が始まります。

その亡くなった少女が5年前に行方不明になった少女だったと言う衝撃の展開で先が気になります。

何故行方不明になった少女が今になって現れたのか?その5年間どこで生きてたのか色々な謎が浮かび上がってきます。

依理子の先輩刑事も普段では考えられない豹変ぶりに驚くが、それほど行方不明になった少女の事件が大きな事件だった事が窺えます。

死体遺棄と行方不明事件を調べていく内に色々な謎や真相が判明していきグイグイ話に引き込まれます。

【百年の時効】のように同じ時間軸だけでは無く色々な時間軸をまたぐ話の展開があり、やはりこの展開は伏尾美紀の得意な手法なのかなと思いました。

ただ色々な時間軸をまたぐので登場人物が増えてしまい把握するのが難しかった点が残念でした・・・。

最後に

事件の話以外にも依理子の父との関係性や弁護士とのやり取りも面白かったですし、エリート刑事からの執拗で老獪なやり口に依理子は窮地に陥ります。

その時に今までウザかっただけの上司かと思ったら違った一面が見えた時人間臭さや意外性がより話の良いスパイスになってます。

今までにない警察小説だったし、名作【百年の時効】を生み出した作者伏尾美紀の作品なので間違い無いですし、今作【北緯43度のコールドケース】の続編があるので要チェックですね〜!

【北緯43度のコールドケース】

バンディー的オススメ度

★★★★★☆☆☆☆☆

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