ハイ!ど~も、バンディーです!!
今回紹介する作品はアカデミー賞とゴールデングローブ賞両方とも作品賞を受賞した作品【ビューティフル・マインド】をネタバレ無しで紹介していきます!
◯◯賞受賞とか有名な賞を獲得した作品は気になって観てしまう、めっぽう権力に弱いバンディーです(笑)ミーハー気分で観ましたが【ビューティフルマインド】は天才数学者のジョン・ナッシュの半生を描いたただの自伝映画だと思っていましたが、ごめんなさい!舐めてました!!感動するとは思ってもいませんでした・・・流石アカデミー賞受賞作(笑)
主人公の苦悩や葛藤等様々な感情がダイレクトに伝わる作品
概要
- 作品名:【ビューティフル・マインド】
- 公開日:2001年12月21日
- 監督:ロン・ハワード
- 出演:ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー
- ジャンル:ドラマ、恋愛
- 制作国:アメリカ
あらすじ
天才数学者ナッシュは、周囲に変人扱いされながら研究に没頭、やがて精神状態に異常をきたすようになり、病との闘いが始まる。ゲーム理論の基礎を築いたノーベル賞数学者ジョン・ナッシュの伝記小説を、オスカー俳優ラッセル・クロウを主演に「アポロ13」のロン・ハワード監督が映画化。
引用:映画.com
予告
食わず嫌い(観ず嫌い)はダメ!
今回紹介する【ビューティフル・マインド】は以前から知ってはいたのですが、実在の人物の伝記小説をもとに映画化した作品なのでどうにもなかなか観る気が起きなかったのです・・・
実際に起こった出来事なので映画化になっても『面白くなるのだろうか?』という疑問ともともとバンディー自身がどんでん返しがあるミステリーやサスペンス映画が好きなのもあるのですが、最近は食わず嫌い?(観ず嫌い)は止めて色々な映画を観てみよう!っていう心境の変化もあったので、権力に弱く単純なバンディーはアカデミー賞を受賞したほどの作品だから面白いだろうろと信じ込み【ビューティフル・マインド】を観ることにしたのです!
観終わった感想はどんなジャンルでもやはり面白い作品は面白い!って事に改めて気づかされました!『食わず嫌いダメ!絶対!!』ですね(笑)
天才数学者ナシュの半生
主人公のナッシュは天才的な頭脳は持ちますが、どこか一般の人と比べると変わっており変人扱いされています、確かに部屋の窓に数式を書き出したり、人に対する言葉選びや言動は何処かズレている部分があります。
バンディーが小学生の時にもクラスに変わった子がいて『不思議な子だな~』と思いあまり仲良くなれなかった子がいますが、今思えば人とは違う事や変わっているっていう事に単純に偏見を持っていただけで、そんな子供時代のバンディーの考え方は今思えば恥ずかしく心の狭い人間だなと自分自身の事を思い返し恥ずべき行動だったと反省しています・・・
話は逸れましたが(笑)そんな変人扱いされているナッシュの大学のルームメイトのチャールズはナッシュと比べ陽キャで社交性もありますがどこかぶっ飛んだ人物でなので陰キャ気味のナッシュと仲良くできるのか?と不安になりながら観ていましたが、チャールズは変人のナシュにも分け隔てなく接し次第に打ち解けて親友の間柄にまでなります。こういう孤独な人物に理解者が現れ仲良くなっていく過程の描写はやはりいいものですね!!
大学の時にナッシュは画期的な論文を発表し研究所に進む事が出来き、国防省のペンタゴンからソ連の暗号の解読を依頼され見事に解き明かすのですが、その後CIAの諜報員パーチャーから極秘任務を受けスパイのような仕事に取り掛かっていくのでした・・・
この映画はスパイ映画!?
それまで大学で過ごしていたナッシュの時とは打って変わり極秘任務を受けてからはスパイ映画のような出来事が起こり始め同じ映画か?と思うほど不穏な空気が漂い始めます・・・
その時期にはナッシュは最愛の人アリシアと結婚し子供にも恵まれますが徐々にナシュの様子がおかしくなり始めます。極秘任務でスパイのような仕事をしている内に徐々に精神を蝕まれていたのでした。
ある真実が分かった時バンディーはかなり驚きました!!『えっ?一体どうゆう事!?』単純に天才数学者の半生を描いた作品と思っていたので頭をガツンと殴られた衝撃を受けました!!
一体何処からどこまでが○○だったのか・・・ミステリー好きのバンディーとしては一番盛り上がった部分何で是非とも皆さんも同じ体験を味わってください!!ただ単に天才数学者の半生を描いた映画と思って観ていたら痛い目をみますよ!!
夫と妻の愛の物語
ナッシュが異変をきたしてから逃げ出したくなりそうになりながらも支え続ける妻のアリシア、治療をしてから人が変わってしまったようにナッシュですがある出来事をきっかけにいい方向に向かっていきます。
出会った時は若かった二人も物語終盤にはお互い歳を取っており老人60歳を過ぎており、そんな時にある大きな出来事が起こりその際のスピーチでナッシュは妻のアリシアに『妻こそ私のすべて』と述べて胸元からハンカチを取り出します。最後に伏線も回収されそんな今までの二人のやり取りを観ていたバンディーは胸が熱くなりました!
二人の愛の物語は以前紹介したデビット・フィンチャー監督作【ベンジャミンバトン】を思い出しました!観ていて心に響く愛の物語は昔は気恥ずかしくて素直に観れなかったですが今は純粋に観れるようになりましたね~(笑)
もう一個記憶に残ったのはナッシュが大学生の時に教授しか入れないティールームである教授が周りの教授たちからリスペクトを込め万年筆を贈り称えるというやり取り(しきたり?)を目にしています、そのやり取りに関係する出来事が終盤にも起こりますが、その際の場面も鳥肌が立ちました!!
最後に
今回紹介した【ビューティフル・マインド】は天才数学者ジョン・ナッシュの半生を描いた作品ですが、愛の物語でもあり、ミステリ要素もあり様々な要素を含んだ心に響く作品でした!!やはり有名な賞を獲得するのには意味があるのですね!!
主演のラッセル・クロウの演技初めてきちんと観ましたが、若者から老人になった時の役のふり幅と苦悩・葛藤・混乱等様々な感情の演技を観ましたが見事であっぱれでした(笑)!!
【ビューティフル・マインド】
バンディー的オススメ度
★★★★★★☆☆☆☆