ハイ!ど~も、バンディーです!!
今回はどんでん返しミステリー初心者にオススメの小説倉知淳【星降り山荘の殺人事件】を紹介していきます。
バンディーも初めて読んだ時は驚いたので、同じような経験を是非まだの方は体験してみて下さい!!
ミステリー入門にオススメ!?
概要
- 作品名:【星降り山荘の殺人】
- 作者:倉知淳
- 発行日:1999年8月10日(文庫本)
- 発行所:講談社
あらすじ
雪に閉ざされた山荘。そこは当然、交通が遮断され、電気も電話も通じていない世界。集まるのはUFO研究家など一癖も二癖もある人物達。突如、発生する殺人事件。そして、「スターウォッチャー」星園詩郎の華麗なる推理。あくまでもフェアに、真正面から「本格」に挑んだ本作、読者は犯人を指摘する事が出来るか。
引用:講談社BOOK倶楽部
バンディー的感想
今回はミステリー初心者の方に読みやすい作品です。
読みやすいと言うよりは、この作品単行本で出たのは今から約24年前の1996年なんですね~。
2020年現在ミステリー小説は様々なトリックやどんでん返しが出尽くしています。
なのでどうしても今作 【星降り山荘の殺人事件】は様々な作品を読んでいる方からしたら、ハードルは低く、驚き度も低くなってしますかもしれません・・・・
しかし、様々なトリックやどんでん返しを体験していない、ミステリー初心者の方は【星降り山荘の殺人事件】を読み終わった時に余計な先入観や情報が無い分今作のどんでん返しに驚く事が出来るはずです!!
【星降り山荘の殺人事件】各章の初めに作者から読者に向けて吹き出しで情報が提示されます、後に物語の重要な部分に関わってきます。
バンディーも最初に読んだ時はどんでん返し部分は気づかなかったので、同じく予備知識なく読んで頂きたいですね!
この作品から色々なミステリー作品にチャレンジしてみて下さい!!
最後に
今まで色々なミステリーを読んできて思うのは、やはり面白い作品も残念ながらつまらない作品(作家の先生、すいません!!)も出会ってきました。
本当に面白い作品は何年経っても色褪せず、10年20年後読んでも面白いものです。
そういった作品は物語を読ませる力だったり、読者を惹きつける何かがあります。
これからもそういった作品にバンディー自身もっともっと出会って行く為に色々な作品を読んでいき、まだ読んだ事のない方に紹介していけるよう頑張ります!!
常々思うのは『今まで読んだ小説の内容だけを忘れる事が出来る薬』があったら・・・と夢見てしまいます!
何回もまた読後のどんでん返しの衝撃が味わえるのに・・・・
【星降り山荘の殺人事件】読んだ方は以前紹介した、難易度は上がりますが麻耶雄嵩の【螢】にチャレンジしてどんでん返しの喜びを味わってみては?
ミステリーと言っても今回紹介したみたいに様々なジャンルがありますね~!
これからミステリー読み始める方(そうでない方も)にバンディーがオススメする作品をいくつか紹介するので良ければ参考にしてみて下さい!!
どんでん返しでは歌野晶午の【葉桜の季節に君を想う】やホラーとミステリーの融合三津田信三【首無如き祟るもの】
警察小説では西村健【地の底のヤマ】、今野敏【果断2 隠蔽捜査】
倒叙ミステリーでは東野圭吾【容疑者Xの献身】降田天【朝と夕の犯罪】
特殊ミステリーは白井智之【エレファントヘッド】
以上簡単でしたが今作倉知淳【星降り山荘の殺人】に次に読む作品も紹介したので良ければ参考にしてみてくださいね~!!
【星降り山荘の殺人事件】
バンディー的オススメ度
★★★★☆☆☆☆☆☆