ハイ!ど~も、バンディーです!!
今回は以前紹介した殊能将之【ハサミ男】と同じくらい色々な意味で衝撃を受けた作品、【殺戮にいたる病】を紹介していきます!!
良ければ【ハサミ男】も面白いので気になる人はチェックよろしく!!
今作【殺戮にいたる病】が好きな人はきっと楽しめます!!
読み終わった後、頭を殴られたぐらいの衝撃が・・・
概要
- 作品:【殺戮にいたる病】
- 著者:我孫子武丸
- 発行日:1992年9月1日(単行本)
- :1996年11月14日(文庫本)
- 発行所:講談社
あらすじ
永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー
引用:講談社BOOK倶楽部
ミステリー好きには読んで貰いたいが、人を選ぶ作品
【殺戮にいたる病】バンディーの中で衝撃度はトップクラスの作品ですが、万人受けしないのでなかなかオススメし辛いです(特に女性の方には)
ですが、最後に訪れる衝撃には驚かされると思うので是非どんでん返しミステリー好きな人には読んで貰いたいのです!!
【殺戮にいたる病】表現が過激なので読むときは注意が必要です!!
ではここから感想書いてきます!!
バンディー的感想
1992年発売していたのに驚き
【殺戮にいたる病】が発売されたのが、今から28年前の作品っていうのが驚きでした!!
読んでいてそこまで時代背景が「古い!!」とは気にならなかったので、今の時代に読んでもすんなりよんなり読めます!!
面白い本は何年経っても関係ない事が分かります!
テンポよく進んでいく物語
本作【殺戮にいたる病】はサイコキラー:蒲生稔・母親:雅子・定年退職した元刑事:樋口この3人の視点で描かれていきます。
視点が変わってダレることなく程よいテンポで進んでいくのでサクサク読めると思います!
終盤に向かっての怒涛の展開は圧巻です!!
待ち受ける驚愕のラスト!!
バンディーは【殺戮にいたる病】初めて読んだ時、「騙されないぞ!!」
って身構えて伏線に気をつけながら読んでいましたが、驚愕のラストを迎えるまで全く気付けませんでした(笑)
なので初めて読む人は難しく考えずラストまで突っ切って読んでみて下さい!!
最後に
【殺戮にいたる病】28年前の作品とは思えない凄さがありました!まだまだ掘り出せていない作品があるとワクワクしてきます!
ミスリードも上手で、どんでん返しの作品で必ず名前が上がる超名作なので、初めての方は騙される喜びを味わってください!!
注!!)読み終わった後、サイコキラー:蒲生稔に感化されたり、影響されたりしたらダメですからね!!
ま~無いと思いますので心配はしていませんが(笑)
【殺戮にいたる病】
バンディー的オススメ度
★★★★★★★★★☆