ハイ!ど~も、バンディーです!!
どんでん返しもいいですが連作短編集もいいですよね!?
今回は好きな作家の1人!伊坂幸太郎の作品【死神の精度】を紹介していきます!!
連作短小説も面白い!!
概要
作品:【死神の精度】
著者:伊坂幸太郎
発行日:2005年6月30日(単行本)
:2008年2月8日(文庫本)
発行所:文藝春秋
あらすじ
(1)CDショップに入りびたり(2)苗字が町や市の名前であり(3)受け答えが微妙にずれていて(4)素手で他人に触ろうとしない——そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。1週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌8日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う6つの人生。
引用:文藝春秋BOOKS
伊坂幸太郎作品
伊坂幸太郎は緻密な構成とお洒落な言い回し、作品間のリンク、アッと驚くようなどんでん返しも得意とする作家で昔から読んでいます!!
以前も初めて伊坂作品を知った【ラッシュライフ】を紹介しました!
【ゴールデンスランバー】までの作品はほとんどハズレ無しと言ってもいいぐらいです!!
最近の作風もいいのですがバンディーは昔の作風が肌に合っています!勿論最近の作品【ホワイトラビット】も面白かったですよ!!
バンディー的感想
【死神の精度】は6つの短編で構成されています。
主人公【千葉】は死神で、対象者の死の可否を判定するために関わっていくのですが、その対象者の物語が6章とも一つ一つクオリティが高く、どんでん返しもあるので贅沢な1冊ですね!!
死神は絶対に死ぬことは無い・対象者も死が実行されるまでの7日間は死ぬことは無い等の特殊な設定が作品にいい感じに組み込まれているのも面白かったですね!!
先ほども書きましたが作品間のリンクをしているので【重力ピエロ】を読んでいると今作の5章『旅路を死神』を読めばニヤリとする場面も出てきます。
3章『吹雪と死神』で描かれる吹雪の中での大量殺人も従来ならありきたりな話になりますが、死神の特殊設定がアクセントとなっていますね!!
最終章の『死神対老女』を読み終えた時には驚きが待っていますし、短編集ではなく連作短編集だった意味が分かると思います!!
詳しく書きたいですが基本ネタバレはしたくないので、未読の方は是非手に取って連作短編小説の面白さを味わってください!!
伊坂作品は映画化も多い
伊坂作品は映画化されている作品も多くあります!
印象的だったのが【アヒルと鴨とコインロッカー】です!
[http://
:title]映画より基本は原作派なのですが、意外に良かったです(何様やねん!!)
やっぱり小説が原作の映画化はハズレ作品が多いのが残念ですね・・・
もちろん今回紹介した【死神の精度】も映画化されています!
[http://
:title]小説を読むのがメンドクサイ・苦手と思う方は映画版を観てもいいかも知れませんね!
ただしバンディーはやはり原作を推しますが!!
【死神の精度】
バンディー的オススメ度
★★★★★★★☆☆☆