やっぱり特殊設定ミステリーを書いたら1番!?白井智之 小説【エレファントヘッド】ネタバレ無し感想!!

ハイ!ど〜も、バンディーです!!

今回紹介する作品は白井智之のミステリー小説【エレファントヘッド】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!

今1番特殊設定を扱ったミステリーを書くのが上手い作家だと今作【エレファントヘッド】を読んで改めて思いました!!

こんな設定よくぞ思いついた!!

怪しい女性

概要

  • 作品名:【エレファントヘッド】
  • 作者:白井智之
  • 発売日:2023年9月26日(単行本)
  • 発行所:角川

あらすじ

精神科医の象山は家族を愛している。だが彼は知っていた。どんなに幸せな家族も、たった一つの小さな亀裂から崩壊してしまうことを――。やがて謎の薬を手に入れたことで、彼は人知を超えた殺人事件に巻き込まれていく。

引用:角川

キングオブ特殊ミステリー作家!

今作【エレファントヘッド】の作者白井智之は前作【名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件】『本格ミステリ・ベスト10』を獲得しています。

今作【エレファントヘッド】『本格ミステリ・ベスト10』で1位を2年連続で獲得しており、その他のミステリーランキングでも上位にランクインする程作品の評価の高さが伺えます!

以前にもバンディーは【おやすみ人面瘡】で初めて白井作品読みましたが、人面瘡が身体に発症して奇病が蔓延する特殊設定と本格ミステリーが上手く融合しており一気にファンになりました。

やはり【名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件】でさらにワンランク上に行った気がします!最大の特徴のエログロ要素も少なめなので、これから初めて読む方にもオススメです!

どんな物語か全く想像出来ない!?

今回紹介している【エレファントヘッド】は物語が全く分からず読むのに最初抵抗がありました!表紙のイラストからぶっ飛んでており、読み終わった後見たら確かに上手く内容を表してるかも!?

本の帯にも『絶対に事前情報なしで読んでください』って書いてるのでバンディーもそれにならってネタバレ無しで書いていきますが、ある程度どんな内容か分からないと気になってる方が踏ん切りがつかないと思いますので核心を突かない程度に書いておきます。

小説も映画も事前情報無しに読んだり観たりした方が驚きや楽しさが倍になりますね、ただその反面面白く無かったり合わなかったりしたらそりゃ〜も〜酷い目にあいますね(笑)

ギャンブル要素的な部分ありますが、楽しさを倍増したい方はここから先の感想を読まずに今すぐ【エレファントヘッド】を買って読んでください!ぶっ飛んだ作品好きな方は楽しめます!!

ジャンル分け不要!

今回紹介している【エレファントヘッド】の説明を書いていくのですが、ま〜確かに内容をボヤかしながら書くのは難しですね〜。

いきなり冒頭である登場人物の頭部が爆発して死にます、一体どのようにしたらこんな犯行ができるのか全く謎ですがそれこそ今作【エレファントヘッド】の内容に関わってきます。

今作は白井節が炸裂しエログロ要素がてんこ盛りで、そういった要素が苦手な方からしたら読むのがしんどいかも知れませんのでご注意を!

ただその点さえ乗り切れば本当に面白いし、エログロ要素も内容に意味があるのでそういった点でも唯一無二の作品ですし、改めて特殊設定ミステリーを書くのが白井智之は上手いと実感しました!

確かに内容はぶっ飛んでますがミステリーとしてもしっかりしてるので、先が気になりどんどん読み進めたし今まで読んだ事がない読書体験が出来るでしょう!!

ミステリー読み初めの方かいきなり今作【エレファントヘッド】から読んだら多分全く理解不能で読んでも面白くないかも知れませんが、色々な作品のミステリーを読んでから再読するとまた違った見え方するかもしれません。

多分ミステリー玄人の方が読んだら納得出来る内容になってますし、最初は確かに何を読んでるか分からないですが(笑)ある出来事を境に格段と面白くなるのでお楽しみに!!

【エレファントヘッド】

バンディー的オススメ度

★★★★★★★★☆☆

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