一度観ただけでは分からない映画【ミスターノーバディ】ネタバレなし感想

ハイ!ど~も、バンディーです!!
今回は映画【ミスターノーバディ】紹介したい思います。
独特な空気感の映画
映画情報
公開日:2010年1月13日
監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル
出演:ジャレッド・レト
ジャンル:SF/恋愛/ドラマ
制作国:フランス・ドイツ・カナダ・ベルギー
あらすじ
西暦2092年。そこは、もはや人が死ぬことのない世界。そんな中、死を迎える最後の人間となった118歳の老人ニモに世界の注目が集まっていた。やがて彼は、記者の質問に応えて自らの過去を思い出し、語り始める。9歳のニモ。彼の前には3人の少女、赤い服のアンナ、青い服のエリース、黄色い服のジーンがいた。彼女たちそれぞれとの結婚生活に思いを馳せるニモ。そんなある日、両親の離婚という悲劇が訪れる。そして駅のプラットホームで、電車に乗り込む母について行くのか、父と一緒に見送るのかという選択を迫られるニモだったが…。
引用:allcinema
バンディー的感想
タイトルと主演のジャレット・レトが気になり、予備知識なしで観ました。
ジャレット・レトは【スーサイド・スクワッド】のジョーカーを演じていましたね、
ヒース・レジャーが【ダークナイト】で演じた、ジョーカーとはまた違う味を出していましたが、やや不評だった模様、出演時間もあまりなく不遇ですね。
しかし!【ミスターノーバディ】での演技は主人公「ニモ」を演じ、一役一役
違った演技力を魅せてくれてました。
タイトルの【ミスターノーバディ】って何やろ?って気になってましたが、
映画を観だして意味は(存在しない男)と解釈されていました。
存在しないとはどういうことなんだろ・・?
ちなみに主人公の名前「ニモ」、ラテン語で「誰でもない者」という意味だそうです!
【ミスターノーバディ】は並行世界(パラレルワールド)が物語の重要な部分を占めています。
色々な並行世界が描かれる為、ストーリーが多岐に渡って描かれていきます。
さらにニモと三人の女性達(アンナ・エリース・ジーン)それぞれの物語も加わるので、タイトルに書いてある通り一度観ただけでは、バンディーは理解する事が出来なかったです。
【バタフライエフェクト】も主人公が過去に戻り、主人公が取った小さな事柄だっても時間を越えて大きな影響を及ぼしてしまう。
【ミスターノーバディ】でもニモがとった行動が、様々な結末を迎えてしまう・・・
この映画を観て思ったのが、バンディー自身これから先大きな決断を迫られる時が来るかもしれない、その時に様々な選択があるなかで後悔せずに確固たる信念をもって決断できる人間になりたいと・・・
そんな事を考える機会ができただけでも【ミスターノーバディ】を観れてよかった、
ただ物語が色々と飛ぶので途中で少し集中力が切れてしまったのが残念な点である。
難しい物語だが、恋愛、人間ドラマも含まれるので見た人によって様々な受け止め方ができる映画でした。
一度目は複雑な物語を、頭で追うので理解出来なかったが、二度目は物語を整理した上で観るとまた違った見方ができる筈です!
【バタフライエフェクト】が好きな方は一度観てみてはいかがでしょうか?
バンディー的にはニモとアンナとの物語に久しぶりに胸がときめきました(笑)
【ミスターノーバディ】
バンディー的オススメ度
★★★★★☆☆☆☆☆
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