ハイ!ど〜も、バンディーです。
今回紹介する作品は打海文三の小説【時には懺悔を】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!
打海文三は名前を聞いた事はあったが、今作で始めて読む事になりました!初めて【時には懺悔を】を知った時は衝撃的でした!!
読んだ後に色々心に刻み込まれた作品!

概要
- 作品名:【時には懺悔を】
- 作者:打海文三
- 発売日:1994年9月1日(単行本)
- :2001年9月21日(文庫本)
- 発行所:角川
あらすじ
男は癒し得ぬ傷を負い、女は人生の再生を夢見て、ひとりの子供を追った。そして、子供は運命のなすがままに生きた――。障害児を通して綴る、親子の絆。
引用:角川0
映画化で知る
今回紹介している打海文三の【時には懺悔を】を初めて知ったのは映画化が決まってからでした。
その時は原作を全く知らずどんな話か知らないまま何気に映画化予告トレーラーを見た時に衝撃を受けました。
予告だけだが見終わった後知らずに涙が出ていました、障害児を扱った作品で決して明るいお話にはならないと分かってはいたがとりあえず衝撃を受けた!
監督は中島哲也で主演役所広司の映画【渇き】はとんでもない映画だったが今作はそっち路線では無く、しっかり題材に向き合って映画を撮ったのが予告でも伝わってきた。
原作と映画若干設定が変更してそうだが、原作を読み終わったので映画も観てみたいと思う。
映画の事もあったので原作で作者の思いを理解してから映画観たかったのでまずは小説から読む事にしました。
私立探偵
今回紹介している【時には懺悔を】は全く予備知識無かったのでどんな話か分からなかったが、私立探偵が主人公って言うのもあり読みたくなった。
主人公佐竹は私立探偵をしており、元いた探偵事務所から同業者の探偵が殺された件を調査する為に、新人女性探偵見習いを同行するよう告げられる。
この新人が前科もあり気が強いが頼もしくもある聡子と言う女性で非常に人間味を感じる人物でした。
聡子と一緒に探偵殺しを調査していくと、徐々に色々な事が浮かび上がってきて、9年前の行方不明事件にたどり着きます。
障害児
今作【時には懺悔を】で中心になる障害児で9歳の子供新、この男のと新を男手1人で育てている明野この親子のやり取りが非常にバンディーには刺さった。
私事で申し訳無いですが、バンディーにも新とは違う障害だが自閉症の子を持つ親であり読んでいる時は他人事だとは思えず読んだ。
だからこそ今作【時には懺悔を】はバンディーにとっては意味のある作品になったし、作品自体もミステリーとしても優れていた。
作者打海文三の実体験から作品に影響を与えていると文庫本の解説にも書いていました。
確かに障害児や障害を扱う作品を読んだり観たりするのは確かに気が重くなると思う、バンディー自身も自分の子供が障害を持って産まれたからこそ真剣に向き合うようになった。
そんなバンディー自身が今作【時には懺悔を】読んで改めて考えさせられたり、気付かされた作品だった。
確かに万人受けする作品では無いが、読めば必ず何かを感じるはずだ!
思い
【時には懺悔】を主人公佐竹もそうだが、聡子や他の登場人物達も何かしら思いや、葛藤、絶望を抱えているのが読んでいても分かる。
確かに重い内容だが絶望では無く、もっと前向きにがむしゃらに登場人物達が生き抜いていくのを読んでいても感じる。
探偵殺しから二転三転し、しっかりオチをつけるのでミステリーとしても楽しめたし、読んで記憶に残る作品に出会えた。
まだ未読の方は映画の予告を観てから読むと登場人物達をイメージして読みやすいと思います!!
役30年以上前の作品だがもっと早くに読んでおくべきだったが、今のタイミングに読めて良かったとも思う・・・
【時には懺悔を】
バンディー的オススメ度
★★★★★★★★★★★