ハイ!ど〜も、バンディーです!!
今回紹介する作品はウィリアム・ハッセーのミステリー小説【名探偵ジェリコ】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!
イギリスから登場した本格ミステリーで最初はノーマークでしたが、表紙を見た時にこれは面白い作品かもしれないと思いチャレンジしました!
ヘンテコだが読み応えがある本格ミステリー!?

概要
- 作品名:【名探偵ジェリコ】
- 作者:ウィリアム・ハッセー
- 発売日:2026年8月5日
- 発行所:文藝春秋
あらすじ
刑事として抜群の推理力で知られたジェリコは、容疑者とのトラブルで職を失い、無為な日々を送っていた。そんな彼に奇妙な歴史家から依頼が届く。150年前に起きた旅芸人一座の溺死事件に見立てた連続殺人が進行中であり、その真相を調べてほしいというのだ。ジェリコは刑事時代のメンターからの叱咤激励を受けながら、この怪事件に挑むが……
何もかもが奇妙で、グロテスクで、人工的な事件。その狙いは何か? そして犯人は?引用:文藝春秋
ジェリコ
今回紹介しているウィリアム・ハッセー【名探偵ジェリコ】はタイトルから分かる通り主人公はジェリコです(笑)
文にして書いたらふざけてるように見えますが、本当に主人公はジェリコなんだから仕方がない。
ただ名探偵と言っても普通の名探偵とは一味違うのでした。
幼さない頃からジェリコはフェアグラウンド(巡回移動遊園地)の長である父親と共に各地を周りなが一員として過ごしていきます。
普通では培われない能力を幼いころから備えており、成人してからはその武器を活かし警察になるよう刑事時代の父親のような存在の人物から誘いをうけます。
しかし、刑事時代に自身が犯したトラブルで刑事をクビになり、その後刑務所に入り紆余曲折経て生まれ育ったフェアグラウンドに舞い戻り自堕落な生活を送ってるのでした。
名探偵
今作【名探偵ジェリコ】は自堕落な生活を送ってたジェリコが、探偵として少しづつ自堕落な生活からへの脱却も描かれています。
ジェリコの先祖が150年前に溺死事件に遭いますが、現在その溺死事件に見立てた連続殺人事件が発生しており、その捜査をジェリコは依頼されます。
事件捜査依頼してきたのは教授だがどこか怪しい人物ですが、ジェリコを刑事に引き入れた恩師でも父親的な存在の人物ギャリスからの叱咤激励を受けながら探偵として調査していきます。
3名の人物が殺されており、ジェリコはある法則を見つけ残る2名が殺されるのを防ぐために奮闘します。
よくある海外ミステリーはミステリーと言うよりサスペンス色が強いのでガッカリすることが多いが、今作【名探偵ジェリコ】は珍しく海外本格ミステリーと読んでも恥じない作品でした!
情報量が多いクセ強作品
今回紹介した【名探偵ジェリコ】は久しぶりに海外ミステリーとして楽しめる作品でしたが、クセは強く人を選ぶ作品かも知れません。
まず主人公ジェリコは冒頭からゲイである事が判明するが、それが冒頭からなのでまず驚いたし、ジェリコは事件の容疑者をボコボコに刑務所にぶち込まれそこでも何かあった事を匂わせてます。
ボコボコにした容疑者が起こした事件で、幼い三兄弟が生きながら焼かれて殺された事件が原因だがその事件の担当でもあったジェリコはトラウマのせいで殺された三兄弟の亡霊を視るようになります。
体調も薬に頼る生活でどん底まで落ちていましたが、事件の調査が始まった事で少しづつマトモになっていくのでした。
他にも登場人物も印象的で、父親を殺した事がある恋人でもあるハリー(男性)、フェアグラウンドの長でもある父、因縁の的?三兄弟を焼き殺した犯人ケリガン、などなどが登場し昨日に厚みを持たせてます。
今作【名探偵ジェリコ】は以前紹介したイアン・ロジャーズ【魔都シカモア】にも通ずるものがある昨日で一筋縄ではいかないクセ強作品ですが、普通の海外ミステリー読み飽きた方にはピッタリだと思います!
ラストの展開もバンディー的にはGOODで続編もあるみたいなので早く読みたいシリーズになりました!
【名探偵ジェリコ】
バンディー的オススメ度
★★★★★★☆☆☆☆