シリーズ完結編!?これで最後は寂しすぎる・・・【傷だらけのカミーユ】ネタバレ無し感想!!

ハイ!ど~も、バンディーです!!

今回紹介する作品はピエール・ルメートルカミーユシリーズの第3弾完結編【傷だらけのカミーユ】をネタバレ無しで紹介していきます!!

バンディーは海外の小説に苦手意識があったのですがピエール・ルメートルのミステリーを読んで海外の作品も読める様になった思いれのあるシリーズです!!それが完結だなんて・・・。

タイトルの【傷だらけのカミーユ】の意味は?

概要

  • 作品名:【傷だらけのカミーユ】
  • 作者:ピエール・ルメートル
  • 発売日:2016年10月7日(文庫本)
  • 発行所:文藝春秋

あらすじ

アンヌという女性が二人組の強盗に殴られ瀕死の重傷を負った。警察からカミーユに電話がかかってくる。アンヌの携帯の連絡先のトップにあったのがカミーユの電話番号だったからだ。カミーユは病院に駆けつけ、アンヌとの関係を誰にも明かすことなく、事件を担当することにする。しかし強引なうえに秘密裏の捜査活動は上司たちから批判され、事件の担当を外されるどころか、刑事として失格の烙印さえ押されそうになる。カミーユはいったいどのようにして窮地を脱し、いかに犯罪者たちを追い詰めることができるのか。

引用:Amazon

カミーユシリーズ

今作【傷だらけのカミーユ】はシリーズ作品で今作は第3弾完結編になります!以前にも紹介しましたが、主人公カミーユが登場する第1弾【悲しみのイレーヌ】第2弾【その女アレックス】があり、特に【その女アレックス】は日本の『このミス』等の主要なランキング本で海外部門で1位を獲得しており、結果的に6冠を獲得したトンデモナイ作品なんですね~!!

もちろん今作【傷だらけのカミーユ】英国推理作家協会賞受賞作を受賞した作品で海外でもやはり評価が高いんですが、バンディーは第1弾の【悲しみのイレーヌ】が衝撃的過ぎてシリーズで一番好きです!是非読んで貰いたい!!ただカミーユシリーズは絶対に順番に読んでくださいね!前作のネタバレがあるので!!

3日間の出来事を描く

今作【傷だらけのカミーユ】3日間『ある事件』の出来事を描いています、1章の代わりに『1日目』みたいに分かれて描かれています、最初にカミーユの恋人アンヌが強盗事件の犯人に襲われてしまいそこから執拗に犯人がアンヌを狙うようになります。

何故アンヌが執拗に狙われるのか?強盗事件の犯人の『何か秘密』を見てしまったが為に狙われているのか?最初は全く分かりませんでしたが話が進むごとに全容が判明していきます。それと同時にカミーユは恋人アンヌが襲われたことによって周りに被害者アンヌとの関係性を知られないように捜査に乗り出し段々と暴走し出します、一体カミーユもどうなっていくのか!?先が気になる展開何ですね~!!

カミーユシリーズ共通して言えるのですが、暴力描写が結構キツイので苦手な人は気をつけた方が良いかもしれません!しかし、それを上回る物語でグイグイ引き込まれますが読んでいて感じたのは今作【傷だらけのカミーユ】を読む前には必ず【悲しみイレーヌ】は読んでおいた方が良いと思います!!より一層今作が楽しめる筈です!!

カミーユの愛の物語!?

今作【傷だらけのカミーユ】はカミーユの『愛』の物語かもしれません!今作だけではなく『カミーユシリーズ』全般に言える事ですが・・・。今作の真相を知った時は驚きましたが何よりも物語ラストはネタバレになるので詳しくは書けないですが何とも言えない気持ちにバンディーはなりました、こういった感情になったのもシリーズ全作を読んでいたからだと思います!今作で最後は寂しいですが・・・

カミーユシリーズで海外の興味が湧いてきたので今度はアンソニー・ホロヴィッツ【カササギ殺人事件】ホーリー・ジャクソンの【自由研究には向かない殺人】ハンナ・ティンティ【父を売った12の弾丸】をチャレンジしてみようと思います!!また機会があればこちらの感想も書きますのでお楽しみに!!

【傷だらけのカミーユ】

バンディー的オススメ度

★★★★★☆☆☆☆☆

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