ハイ!ど〜も、バンディーです!!
今回紹介する作品は北山猛邦のミステリー【『石球城』殺人事件】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!
発売前から気になっており、年末のミステリーランキングにランクインしそうなので今のうちにチェックしておきました!!
お腹一杯になる密室トリックの数々!!

概念
- 作品名:【『石球城』殺人事件】以下【石球城殺人事件】
- 作者:北山猛邦
- 発売日:2026年6月24日(単行本)
- 発行所:講談社
あらすじ
凍てつく世界を旅する少年・ルーサは壁で囲まれた城塞都市・石球城に迷い込む。無数の石球が散らばり、永遠に夜が明けない閉ざされた街(クローズド・サークル)は、九人の王が支配し、十三の灯台とそこに住む巫女によって保たれていた。自身の正体を知るため、ルーサは“世界の果て”を目指す少年・ロメリアと、巫女・カヮクの灯台を訪れるが、待っていたのは密室首切り死体。巫女殺しの疑いをかけられたルーサは犯人を捜索するが、今度はべつの巫女が密室首切り死体として発見されーー。
連続巫女殺しの犯人は? 「石球城」の驚愕の真実とは?
滅び行く世界で、“真実”だけが眩く光る。引用:講談社
波に乗る作者!?
今回紹介する北山猛邦のミステリー【石球城殺人事件】ですが、もともと北山猛邦は2002年に【クロック城殺人事件】デビューしておりもうベテランの域に達してる作家だと言えます。
直接の繋がりは無いが『城シリーズ』としていくつかの作品があり以前紹介した【アリス・ミラー城殺人事件】もありますが、今作【石球城殺人事件】はそんな『城シリーズ』の最新作です。
今作の紹介をする前に1つお伝えしときたいのが、作者北山猛邦は以前紹介した消失トリックばかりの短編集【神の光】がミステリーランキングで高評価を得ており、今波に乗っていると言えるでしょう!
そんな期待される中で発売されたのが今作【石球城殺人事件】なので嫌でも期待値はあがりますね〜!
果たしてさらに波に乗る事は出来るのか!?
壁に囲われた城塞都市!?
今作【石球城殺人事件】の舞台はタイトルにある通り石球城なのですが、この石球城の変わったところは壁に囲まれた城塞都市になっています。
イメージとしては【進撃の巨人】のウォール・マリアを参考にしてもらえればいいかと、ただ作中にも挿絵があるので読む時にイメージしやすいので有難かったですね〜。
そんな石球城は城壁以外に人類はおらず、城壁内だけにしかいないと信じられています。
その中で出生管理もされており人類の人口が調整されています。
しかし、主人公ルーサは石球城では無く別のどこかから流れ着いた異質な人物なのでした。
普通に考えると城壁には人類は居ないはずなのに一体どういう事なのか?ルーサは一体何者だったのか!?
密室殺人だらけ
無数の石球だらけの謎の都市、永遠に夜が明けない都市魅力的なファンタジー要素も素晴らしい!
13の灯台とそこを守る巫女都市を支配する9人の王たち、貴志祐介の【新世界】に通ずるものがあります!
ファンタジーはあまり積極的に読みたいジャンルではないが、今作は違った!
巫女の首無し死体が発見されてから、事件が立て続けに起こるしかも13もの事件がさらにさらに密室トリックてんこ盛りの事件なのです。
密室トリックマシマシでお腹いっぱいになりますね〜!
ミステリー好きには堪らないですし、ミステリー好きにこそ読んで欲しい作品でした!
最後に
今作【石球城殺人事件】は13の密室トリックがあり大満足でしたが、気になった点を少し書くとてんこ盛りのトリックは大満足でしたが、バンディーは逆に多すぎてお腹一杯になり胸焼けを起こしました・・・。
確かに13もの密室トリックは嬉しいが基本灯台で起こる事件ばかりで段々と目新しさが無くなってきたのが残念でした。
ただそんな密室トリックよりもバンディーの中では終盤に起こる展開の方が面白く非常に良かったですね〜!
ラストのオチもバンディー的には良かったし、さらにその後ももう少しだけ知りたかったかなと!
気になった点書きましたが、ミステリー小説としては楽しめましたし、次の『城シリーズ』が早く読みたいです!
【『石球城』殺人事件】
バンディー的オススメ度
★★★★★★☆☆☆