ハイ!ど~も、バンディーです!!
今回紹介する作品は綾辻行人の名作ミステリー【十角館の殺人】をコミックリメイクした漫画を読んだ感想を紹介していきたいと思います!!
原作は綾辻行人ですが、作画は同じく綾辻行人作品【Another】や松岡圭祐【探偵の探偵】の漫画の作画も担当した清原絋が担当しています!
漫画版でも衝撃は受けるのか!?
概要
- 作品名:【十角館の殺人】
- 発売日:1987年9月5日(単行本)
- :2019年10月号~2022年6月号(漫画)
- 作者:綾辻行人
- 作画:清原絋
- 発行所:講談社
あらすじ
孤島に建つ十角形の奇妙な館を、大学のミステリ研究会に所属する7人が訪ねる。
この館を設計した中村青司(なかむらせいじ)は、半年前に謎の焼死を遂げていた。
そして、凄惨な殺人劇が、幕を開ける――。
引用:講談社
小説の◯◯化は要注意!?
今回紹介する【十角館の殺人】は綾辻行人の代表作でもありますし、何なら日本のミステリー小説の中でも名作中の名作であります!
原作は累計100万部売れているモンスター級の作品のコミックリメイクと知った時は興味と恐ろしさがバンディーの中で半々を占めていました。
今まで数ある名作が映画化やドラマ化、アニメ化等様々な『◯◯化』ありますが、成功した例はあまり聞かないですね~(笑)アニメ化はまだ良いとして実写化は本当に酷い作品が多い気が個人的にはします!
そんな不安が多い、原作『◯◯化』は今回紹介する【十角館の殺人】はいったいどのような出来映えになるのか!?
作画は違和感なし!
作画の清原絋は今作【十角館の殺人】の世界観を壊す事なく、違和感なく楽しく読む事が出来たのでまずは最初のボーダーラインはクリアしたと思います!
漫画はアフタヌーン(大好きな『ヒストリエ』がある』で掲載されていたのである程度安心はありましたが、月刊誌なのでリアルタイムで読むのは我慢してやっとコミック最終回が発行されたので一気読みしました!
清原絋の作画は綺麗な絵のタッチですが、ミステリーと相性がいいのかもしれませんね~!多分ある程度の方は作画に違和感なく読めると思います!
現代あわせて細かなリメイク
今回紹介する【十角館の殺人】は名作なので、漫画化したとしても内容が面白いので全く問題無く楽しめました!綾辻行人本人が監修してるのも大きいと思いますが。
原作は1980年代が舞台ですが、漫画版は2020年代が舞台となっているのでコミックリメイクなだけあって細かな点が変更になっています!
タバコがアイコスだったりスマホや生活感が今風にリメイクされています、こういったポイントはいいですね~!今の時代設定に変更した方が読者は違和感なく楽しめますよね!(作品の内容によりますが・・・)
衝撃は健在だった
バンディーはもともと何年も前に原作の【十角館の殺人】を読んでいたのですが確かに驚かされた作品で印象に残っているのですが、肝心なトリックを度忘れしてたんですね~。
なので漫画版が全巻出揃ったタイミングで改めて【十角館の殺人】を読めたのは良かったのと、ほとんど忘れていたので初めて読む感覚でチャレンジしました!
ミステリー好きとしてはお恥ずかしながら犯人と真相が分からないまま最後まで読む進めてしまいました(笑)肝心の重要なトリックも漫画版でもバンディーは充分驚かされました!!
最後に!
今作【十角館の殺人】は名作ミステリーの漫画化で最初はかなり不安でしたが、いざ読み終わってみたらしっかり楽しめました!漫画化作品の中でも『成功』の部類だと思います!!
漫画化ならではの驚き方を楽しめましたし、小説を読むのが苦手な方は漫画版【十角館の殺人】で名作を存分に味わって衝撃を受けて下さい!
最後が以外にあっさり終わったのが少し残念でしたね~、忠実に原作を再現していると思うので仕方ないですが、最後はアレンジを加えても良かったと思いました・・・。
【十角館の殺人】漫画版
バンディー的オススメ度
★★★★★★★☆☆☆