東野圭吾の最高傑作!?小説【容疑者Xの献身】ネタバレ無し感想!!

ハイ!ど~も、バンディーです!!

今回紹介する作品は東野圭吾の小説【容疑者Xの献身】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!

今作の【容疑者Xの献身】福山雅治主演で【ガリレオシリーズ】としてドラマ化と映画化もされた人気作品の一つでございます!多分皆様1度は観た事あるんではないでしょうか!?

直木賞やミステリー賞を総なめにした作品!!

悲しみ

概要

  • 作品:【容疑者Xの献身】
  • 作者:東野圭吾
  • 発売日:2005年8月29日(単行本)
  •              :2008年8月5日(文庫本)
  • 発行所:文藝春秋

あらすじ

天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか

引用:文藝春秋

映画予告

ガリレオと言えば福山雅治!?

今回紹介している【容疑者Xの献身】は先程も書きましたが『ガリレオシリーズ』の一つで、バンディーは小説は未読でテレビドラマを観たぐらいです!

やっぱり『ガリレオシリーズ』と言えばやっぱりドラマで主人公湯川を演じた福山雅治のイメージが強いですね~。原作小説のドラマ化としては成功の部類で実際観たら面白かったですし、映画化するのも納得です!

今作【容疑者Xの献身】でガリレオシリーズを小説で初めて読みました!勿論読みながら湯川福山雅治石神堤真一で頭の中で想像しながら読んだのでイメージしやすかったですね~!

なのでまだ今作【容疑者Xの献身】を含む『ガリレオシリーズ』を読んだ事ない方は先にドラマや映画を観ても良いかもしれません!それぐらいドラマの出来もそうですが、福山雅治が主人公湯川にマッチしてました!

緻密なミステリー!?

今回紹介している【容疑者Xの献身】を読んで感じたのはミステリーだが綾辻行人【十角館の殺人】のような本格ミステリーではないと言うことです!

主人公湯川が大学の物理学の教授(准教授)で物理学が得意な為に作品の内容も物理学を用いた事件の解決していたりと、『ガリレオシリーズ』は非常に緻密?論理的な解決方法なのでスマートな印象がある。

『ガリレオシリーズ』は緻密な事件の解決方法で物理学と聞いてしまうと苦手意識があったが、今作【容疑者Xの献身】しか小説で読んでないが問題なスラスラ読めるでしょう!

タイトルの意味

今回紹介している【容疑者Xの献身】ってタイトル初めて見た時はかなり目を惹きましたが、読み終わった後に意味を考えたらまさに今作にピッタリなタイトルだと思えました!!

今作の重要人物であり湯川と大学時代の友人石神が登場します、そして石神隣人の親子を助けるため自らも犯罪の手伝いをするのたが・・・。

隣人の花岡親子がある事件を起こしますがその事は作品の冒頭に出てきます、しかし、何故石神が隣人の親子の為に犯罪の片棒を担いだのかある程度は読んでいて分かりましたが真相を知った時は驚きと同時に悲しみも訪れますました・・・。

作品のラストは読み終わった後は一番最初に慟哭!そして次に色々な感情が巻き起こり余韻に浸りましたが、今作【容疑者Xの献身】が様々な賞を獲得したのには納得出来る内容でした!!

小説を読んで映画を観る

バンディーは今作【容疑者Xの献身】は小説を先に読んでから映画化を観ましたが、この順番で正解だと思いました!

勿論映画も面白かったですが、原作小説から改変や映画の尺的にも厳しいので省いている部分もあったので、より人間関係や背景を掘り下げている小説の方がラストまでの盛り上がり方が違いました!

湯川と同じように天才的な頭脳を持つ石神をどのようにして計画をたて警察の捜査を欺かしていったか読めば読むほど石神の頭脳には脱帽ですし、警察対石神の頭脳のやり取りになっていましたが湯川が関わった事で徐々に事件は動き始めるのでした!

様々な賞を受賞しているので確かに素晴らしい作品ですが、本格ミステリーのようなガチガチの本格物を期待していたら肩透かしを喰らうのでそこは注意です!

ただ面白い作品は面白いのでトリックどうこうより純粋に作品の内容を楽しめばいいと思います!小説、映画共にどちらも面白かったのでご自身が観やすい(読みやすい)方を選べばいいと思います!!

【容疑者Xの献身】

バンディー的オススメ度

★★★★★★★☆☆☆

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