ハイ!ど~も、バンディーです!!
今回紹介する作品は佐藤正午原作の映画化【鳩の撃退法】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!
個人的に好きな俳優藤原竜也が出演しているので無条件で観てしまいましたね~!直木賞作家原作の作品なので期待してしまいますね!?
タイトルが特徴的な作品だが内容ははたして面白いのか・・・
概要
- 作品名:【鳩の撃退法】
- 公開日:2021年8月27日
- 監督:タカハタ秀太
- 出演:藤原竜也、土屋太鳳
- ジャンル:ミステリー
- 制作国:日本
あらすじ
都内のバー。かつて直木賞を受賞した天才小説家・津田伸一は、担当編集者の鳥飼なほみに執筆中の新作小説を読ませていた。その内容に心を踊らせる鳥飼だったが、津田の話を聞けば聞くほど小説の中だけの話とは思えない。この小説が本当にフィクションなのか検証を始めた鳥飼は、やがて驚きの真実にたどり着く。
引用:映画.com
予告
直木賞作家
今回紹介している【鳩の撃退法】の作者佐藤正午は【月の満ち欠け】で直木賞を受賞しています!直木賞受賞作家はネームバリュー的にもかなり色々有利ですよね~!全く知らない作家でも直木賞を受賞していたら謎の安心感がありますよね(笑)
直木賞を受賞した【月の満ち欠け】も大泉洋と有村架純出演で映画化してるので気になる方は映画から観てもいいかもしれませんね!
バンディーはほとんど佐藤正午作品を読んだことは無く今作【鳩の撃退法】の原作は読みましたが正直に忖度無しで個人的な感想を書くと全く合わず面白さが判らず途中で断念しました・・・。
文体なのか台詞の言い回しなのかとりあえず煩わしく、【ゴールデンスランバー】以降の伊坂幸太郎作品と雰囲気が似ており読むのが苦痛でした。やっぱり直木賞受賞したからといって万人受けするのでは無いと再認識致しました!
フィクションか現実か?
今作映画【鳩の撃退法】は面白い構成をしており、主人公津田はかつて直木賞を受賞した作家ですが、ある出来事がきっかけで落ちぶれてデリヘルのドライバーをしています。
そして、知り合いから託された大金の中の万札を使用したら偽札だった事が判明しここから物語が動き始めます、偽札製造は犯罪出しクライム映画ではよくある展開なのでどうなるか先が楽しみですね~!
偽札事件と平行して主人公津田がファミレスで家庭持ちの秀吉と出会い話しをしますが、後に秀吉の家族が一家揃って急に行方不明になる事件が発生します、何やら秀吉一家にも裏がありそうな描写があり気になってきます。
この偽札と一家行方不明の事件が主に描かれますが、急にバーテンをしている津田の描写が現れ困惑するんですね~!今まで書いた物語はバーテンの津田が書いた新作の小説の物語であり、フィクションと現実が混在し段々と判らなくなってきます!
何が真実か?
先ほど書いた通り今作【鳩の撃退法】はフィクションと現実を行ったり来たりして何が真実か判らなくなります。
裏組織の人物『倉田さん』や『鳩の意味は?』、『偽札の真相』等があり一応ミステリー要素もあるのでどのように風呂敷を畳んでくれるのかを唯一楽しみにしながら観ていきました!
それでもやっぱり原作にある程度忠実に再現してるので観ていてもどうしても苦手意識が芽生えてしまい、伊坂幸太郎節の言い回しみたいな感じで鼻につくのでした。決して伊坂幸太郎をディスっている訳ではありません、その証拠に【ラッシュライフ】は衝撃を受けた思い出に残る作品ですから!
小説に書かれている事は真実なのか観ている途中では、わからなく物語終盤で真実が判明するのでそこまでは頑張って観て欲しいです!
偽札のくだりだけ感心した
今回紹介した【鳩の撃退法】の中でバンディーが1番印象に残ったのは偽札がどのような経緯で現れたかを説明する下りがありましたが、その部分の伏線等の回収含めて感心しました!
藤原竜也は相変わらずの藤原竜也ですし、豊川悦司の無駄使いかもしれませんし、『倉田さん』はもっと内に狂気を秘めた恐ろしい感じの役者でも良かったかも知れませんね~!
やはり原作自体に魅力を感じなかったのでいくら好きな俳優藤原竜也が出演しても限界がありましたね・・・、何か最近原作の映画化は失敗してる作品が多いので次回こそは期待したいです!
【鳩の撃退法】
バンディー的オススメ度
★★★☆☆☆☆☆☆☆