監察官に焦点を当てた警察小説!天祢涼【県警の番人】ネタバレ無し感想!!

ハイ!ど〜も、バンディーです!!

今回紹介する作品は天祢涼の警察小説【県警の番人】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!

監察官に焦点を当てた警察小説で一味違った警察小説が楽しめる!?

伏線を上手く回収した警察小説

刑事

概要

  • 作品名:【県警の番人】
  • 作者:天祢涼
  • 発売日:2026年6月23日(単行本)
  • 発行所:河出書房新社

あらすじ

監察官

今回紹介している天祢涼【県警の番人】は監察官に焦点を当てた連作短編小説です。

ジャンルで言えば警察小説ですが、あまり焦点が当たってこなかった監察官にスポットが当てられます。

刑事や警察官が主人公の警察小説は多々あるがそれ以外の主人公は今まで無かったが、そんな警察小説の概念を変えた作品があります!

バンディーも以前紹介した事がある今野敏【隠蔽捜査】シリーズですね〜。

主役は刑事では無く、警察庁のキャリア官僚竜崎が主人公の人気シリーズです。

バンディーも警察小説の概念を変えられ驚いた記憶があります!

まだ未読な方は是非ともチェックして下さいね。

少し話がそれましたが、今作【県警の番人】も刑事ではく、警察官を取り締まる役職で『警察の中の警察』と言われてるのが監察官です。

そんな監察官がメインの今作はどんな面白さなのか!?

連作短編小説

今作【県警の番人】は先ほども書いた通り、連作短編小説になっております。

作品冒頭にも『連作短編小説なので順番通りに読んで下さい』と記載されてます。

連作短編小説好きなバンディーからしたら、連作短編小説は順番通りに当たり前だろ!って思ってましたが、確かに冒頭に注意書きを載せる事でより気になるようになりました!

監察官の鑑真人が全話に関わっており本作の主人公と言っても良いでしょう。

ただ鑑が主人公で話が進みのでは無く、毎章違った人物の視点で話が語られ絶対に鑑が関わって来るんですね〜。

話の主人公は交番のお巡りさんや刑事、生活安全課、監察官と色々な役職の警察が登場します。

ひとつひとつのお話にも伏線やしっかりとしたオチがあり楽しめますが、最後に必ず鑑が話を締めてくれるところがよく、謎の人物で読んでいて恐ろしさを感じ底が見えない人物で興味を湧きます。

毎章読んでいく事に鑑と言う人物像が見えてきた所で第5章で色々な真実が浮かび上がってきます。

この為に冒頭で順番通りに必ず読んで下さいと書かれてる意味が分かります。

ただバンディーとしてはやっぱりな・・・としか感じ無かったし、帯とかで書かれてるような過剰な煽り文のような期待は無かったです。

確かに伏線を回収し大きな謎も解明してくれてますが、ところどころ無理やり押し通した部分もありそこが少し残念でした。

ただ初めて警察小説や連作短編小説を楽しみたい方にはうってつけの作品ですね〜。

最後に

今回紹介した【県警の番人】は監察官にスポットを当てた作品で面白かったですが、読んでる最中似た作品がずっと頭にはよぎってました。

葉真中顕の【W県警の悲劇】や木村拓哉主演で映画化もされた長岡弘樹【教場】や冒頭にも書いた今野敏【隠蔽捜査】などです。

どれかと同じではなく全ての作品を足して割ったような感じです、良いとこ取りなので最低ラインの面白さはあります。

偉そうな書いて申し訳ありませんが、あと少しもう一捻りやスパイスがあればもっと面白かったはず・・・。

こちらの作品も映像化向きではあるので、是非とも連続テレビドラマで制作して欲しいです!!

【県警の番人】

バンディー的オススメ度

★★★★★★☆☆☆☆

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